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トランプショックで大混乱!?米大統領選で起こった不思議とは?(Sarah)

FXのプロの記事 Sarah 2016-11-29 08:00

特集:<米大統領選>トランプ氏勝利でこれからのFX相場はどうなる?

フロリダ半島から見た本場のFXと米国のお金事情【15/15】

11月8日、全米が注目する中、米大統領選挙の投票が行われました。結果は御存知の通り、トランプ氏の大逆転劇。BREXITに続き、多くのアナリストも予測できなかった結果となりました。

スイング・ステートの1つ、フロリダの投票結果

私は、当日午前中に、義理母の付き添いで投票場まで行ってきました。投票場は小学校。投票日は、全米の小中高学校はすべてお休みになるのだそうです。

 

投票すると、「I voted」のステッカーが配られます。大統領選びの他、色々と投票項目があり、中には、「医療大麻の合法化に賛成か反対か」という日本国内でタイムリーな内容もあったそうです。


「I voted」ステッカーです。

うちの近くにマララーゴというトランプ氏所有のクラブがあります。部屋数100数以上もあり、ここにトランプ氏と1番目の妻が住んでいたこともあったそうです。彼は、メキシコとの国境に壁を作るという公約を掲げていましたが、マララーゴの従業員はメキシカンばかりなんですって。

画像引用:http://fortune.com/2016/03/16/donald-trump-mar-a-lago/

トランプ氏がフロリダに愛着があり、ゆかりがあるという影響からなのか、私が住む南フロリダの周辺は、トランプ支持者ばかり。運転していても、車に貼られたステッカーや道や家の看板など、異様なくらいトランプ応援しかみかけませんでした。

ここフロリダは、激戦区、スイング・ステート(支持傾向がない州)の1つで、そのスイング・ステートの中でも特に拮抗している州と言われていました。実際はどうだったかというと、僅差でトランプの勝利でした。

先ほどお話したとおり、周辺環境はトランプ支持一辺倒だったので、結果にそれほど違和感はありませんでした。

ただ、実のところ、この南フロリダエリアはヒラリー氏が勝ったんです。地図で見るとフロリダ全体では、真っ赤っ赤(トランプ氏優勢)なのですが、州都マイアミを含めた南フロリダは青。つまりヒラリー氏が獲得しています。

マイアミはキューバ、南米系が多いので理解できるのですが、ここパームビーチは、白人の高齢富裕層が多いので、トランプ派かな?と思ってたんですけどね。

ただ、車をちょっと走らせると、億万長者の大豪邸が立ち並ぶエリアだったり、メキシコ人街だったり、プエルトリコやドミニカ系のエリアだったり多様すぎて、傾向を一括りにできないんだなということもよくわかりました。

トランプが勝った理由の1つは…

ではなぜ今回トランプ氏が勝ったのか。日本のメディアをみると、トランプ支持者は主に

  • 格差社会に不満を持つ教育の低い白人低所得者層
  • 移民嫌いの差別主義者

こういう報道がされており「トランプ支持者=危険な人物、キチガイ」のような印象を持っている方も多いかと思います。

でも実際はもっと多種多様で、ヒラリー氏の富裕層増税に反対する富裕層だったり、貧困層保護のオバマケアによるしわ寄せを食っている中間層だったり、大幅減税に賛成する経営者も多かったようです。

私が米国で生活をしていて感じたことですが、身近なところで言うと、医療費(医療保険等)や教育費(大学の授業料等)、保育費が日本の何倍も高いんです。保育園なんて、公立はなくほとんど私立で、新生児の場合、月1200〜2000ドルもするんですよ。

一方で貧困層へのケアはかなり充実しています。オバマケアのお陰で保険にも入れるし、手厚い無料のケアが色々受けられる。ただ最貧層エリアというのは、足を踏み入れるのも怖いくらい治安の悪い所だったりします。

そういった貧困層を支えるのが中間層。でも、中間層といっても医療費、教育費等の支払いや、物価高騰で決して生活は楽ではない。自国民が苦しんでいるのになんで軍事費を使って他国を助けなきゃならないの? 移民を受け入れなきゃならないの? そんなのどうでもいいから、もっと国内を大事にしろ。

そういう思いが現政権への反発を招き、トランプ派へと流れたというのも理由の1つなのではないかなと想像してしまいます。
まさにBREXITが成立した理由と同じです。

トランプ大統領誕生後、米国の情勢は混乱しています。機に便乗して差別を正義としてヘイトクライムを公然と行ったり、決まった結果を不服とする人達がデモ行進したり等、問題が起こっていることも事実です。

その一方で、大幅減税が実現するならチャンス!と先を見越し、早速新規ビジネスに取り掛かる人もいます。

こうやって格差がまたさらに広がっていくのでしょうね。

大統領選とレッドスキンズのアノマリーはどうなった?

ところで、以前コラム「4年毎にやってくる米大統領選挙の盛り上がり(Sarah)」でご紹介した大統領選にまつわるレッドスキンズ(アメリカンフットボールチーム)のアノマリーを覚えていますか?

投票日直前の本拠地でのゲームに勝てば現職与党候補が当選、負ければ野党候補が当選。というジンクスがあり、1936年以降、20回中17回にわたって的中してきたという話。

4年前(前回)のオバマ大統領当選時は、レッドスキンズが負けたにも関わらず、オバマ当選でアノマリーは外れでした。

そして今回、直近のホームグラウンド戦は10月16日の対フィラデルフィア。結果は、レッドスキンズの勝利でした。アノマリー通りだと、ヒラリー氏が勝つ予定でしたが、結局外れてしまいました。しかし、前回のオバマ大統領当選時以外に外れた年というのが、2004年に、共和党のブッシュ氏が再選した年。

この年は、電子投票がスタートした年で、不具合が多発し、どっちに投票したか曖昧になってしまった票がすごく多かったといういわくつきの年でした。結局、得票数ではゴアが勝って選挙人の獲得数でブッシュが上回った年。

実は、今回も全く同じ現象(トランプ氏が得票数で負けて選挙人の獲得数で勝った)が起こりました。個人的に、とても興味深い因果関係です。言い換えれば今回のアノマリーもハズレに近い当たりってことでしょうか。

Sarah

女流FXトレーダーとして、業界で長く活躍。FX攻略.comでの長期連載の他、米紙ウォールストリートジャーナルやテレビ東京の『ガイアの夜明け』など、多数のメディアに登場。著書に『わたし、すっぴんジャージで億稼いでいます』(幻冬舎)など。2016年から活動拠点を米国フロリダ州に移す。

Sarah
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