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短期的にはドル売りの好機か!?(井口喜雄)

FXのプロの記事 井口喜雄 2017-03-22 14:57

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

米ドル/円は6日営業日続落です。FOMC経過後、今年の利上げ回数は昨年と同じ3回とする見通しが示され、米ドル/円は下値を試す展開となりました。現在価格は111.50円付近で年初来安値圏にあり、米ドル/円は急所である111.50円を下回りこのまま下落が加速していくかが焦点となります。

FOMCの米利上げペースの今後は如何に

米利上げペースを図る物差しとしてドットチャートと呼ばれるFRB高官の金利予想があります。この金利予想に関してマーケットは年3回の利上げから年4回に引き上げられるとの話もありましたが、実際は変更がなかったため、ドルは上値を重くしています。今後の利上げペースですが、年3回(あと2回)がコンセンサスとなっておりますが、本当にそうでしょうか。

ハト派のイエレン議長が本当に年3回利上げをできるのか疑問が残ります。

もちろんここからの利上げは今後の数字次第ではありますが、今のドットチャートもあまり信用してはいけません。

なぜなら昨年の利上げもこの時期で年3回のペースを予測していましたが、実際は1回しか利上げできませんでした。イエレン議長は利上げに神経質で、少しでも利上げにネガティブな要素があれば利上げを先延ばしにしてきたからです。

そしてここにきて原油が下落基調を強めるなか、インフレ圧力が後退する可能性も否定できません。もしくはFRBがトランプ大統領の圧力に屈する可能性もあります。年2回(あと1回)の利上げというサブシナリオも想定しておいたほうがいいのかもしれません。

政治リスクに対する警戒感から円高に注視

ドルの上値が重い理由として、トランプラリーが終わり、期待が現実的なものに修正されつつあることも挙げられます。

トランプ政権がオバマケアの代替法案を巡り共和党内の意見取りまとめに苦慮しているほか、目玉である経済政策の実行にも時間を要するのではないかといった不透明感がくすぶるか、円に逃避的な買いが入りやすくなっています。

シカゴIMM通貨先物ポジションをみてもドルロングポジションが積みあがっており、もう少し調整売りが続きそうです。

加えて今月末にイギリスのEU離脱交渉、来月はフランス大統領選など、政治リスクに対する警戒感が高まっていくことも考慮しなくてはなりません。リスクオン/オフで円安円高はどちらにも振れますが、リスクオフのモメンタムになった時の円高には強く反応します。リスク許容度の変化ではダウンサイドリスクに警戒すべきであり、短期的に下値攻めに妙味はあると考えています。

今週のテクニカル

急所となる年初来安値の111.50円のサポートラインをブレイクするかどうかがポイントになります。下抜ければ明確なダウントレンドが形成され、値動きに大きな動意が生まれることも考えられるので、下方には注意をしておきましょう。

一方買い方はチャート的に踏ん張りどころです。同水準でのリバウンド狙いの買いは可能ですが、ブレイクされたときのためストップは必ず入れておきましょう。

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井口喜雄(市場部ディーリング課)

トレイダーズ証券

認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、主に貴金属や石油製品のコモディティー市場を中心としたカバーディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、米ドル/円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズから見た為替分析に精通しているほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評あり。

井口喜雄
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