月光為替

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    2017年7月6日
    FXに活かす米国独自の経済指標|ミシガン大学消費者信頼感指数とは?[月光為替]
    今回は、米国独自の中の個人消費関連指標の一つ、ミシガン大学消費者信頼感指数について、お話ししていきます。 ミシガン大学消費者信頼感指数とは? ミシガン大学消費者信頼感指数とは、消費者の家計や経済状況に対する楽観・悲観の度合いを、調査に基づいて算出した指数です。 調査対象地域はアラスカ・ハワイを除いた48州と、ワシントンDC在住の成人男女500人で、調査対象者は6ヶ月毎に入れ替わるローテーション方式となっており、新規回答者の占める割合は60%となっています。 質問構成は、家計状況・経済状況など約30項目におよび、毎月中旬の金曜日に速報値、月末に確報値が発表されます。 景気が好調な時は100ポイントを上回ることがあり、その場合にFRBの利上げ期待が高まりやすいとして注目されている指標です。 ミシガン大学消費者信頼感指数との向き合い方 さて、どのようにこの指標と向き合っていけばよいのでしょうか。 基本的には単純に、コンセンサス対比でプラスであれば景気上向きということで、ドル買い方向、逆であればドル売り方向と考えて良いでしょう。 ただ、先の説明でみられる通り調査対象がとても少なく、毎月の変動が…
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    2017年6月29日
    FXに活かす米国独自の経済指標|個人所得・支出とは?[月光為替]
    FXに活かす米国独自の経済指標|個人所得・支出とは? 今回は米国独自の中の個人消費関連指標の一つ、個人所得・支出についてお話ししていきます。 個人所得・支出とは? 個人所得・支出とは、アメリカ国内在住の個人の消費動向に関連する指標です。 個人所得は実際に受け取った所得から社会保障費・税負担を差し引いた可処分所得で、所得の構成項目(賃金給与・賃貸・利子配当)、可処分所得、貯蓄率が発表されます。 個人消費支出は、商品・サービスの金額ベースの数値で、最近の傾向では商品購入が1/3に低下する反面、サービス需要が2/3に増加しているようです。 米国の国内総生産(GDP)の約7割を個人が占めると言われていますので、GDPの先行指標・景気動向を知るうえで注目を集める指標となります。 個人所得・支出との向き合い方 さて、ではどのようにこの指標と向き合っていけばよいのでしょうか。 こちらは単純に、コンセンサス対比でプラスであれば所得・消費活動が旺盛なので景気に上向き、つまりドル買い方向で、逆であればドル売り方向と考えて良いでしょう。 GDPの先行指標だと考えると、当然ですね。 個人所得・支出をFXに活か…
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    2017年6月22日
    FXに活かす米国独自の経済指標|ISM製造業業況指数とは?[月光為替]
    今回は米国独自の中の企業関連指標の一つ、ISM製造業業況指数についてお話ししていきます。 ISM製造業業況指数とは? ISM製造業景況指数とは、ISM(米サプライマネジメント協会)が発表する製造業の購買・供給担当者に対する調査をもとに作成される月次報告です。 アメリカの調査会社として、経済指標のタイトルにはISMとなっていますが、Markit社が行っているユーロ圏・イギリス、中国などの製造業PMI(購買担当者指数)と共通の調査方法です。 対象企業は18業種400社以上。回答する購買・供給担当者は、生産、新規受注、雇用など10項目について前月比で上昇・変化なし・低下のいずれかを選択します。 発表時間は毎月第一営業日で、夏時間は日本時間午後11時、冬時間は日本時間午前0時発表となります。 前回までのNY連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、このISM製造業景況指数という大きな指標を予測するための前準備と思ってください。 ISM製造業業況指数との向き合い方 さて、ではどのようにこの指標と向き合っていけばよいのでしょうか。 こちらは50ポイントを分岐点に、基本的な見方として…
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    2017年6月19日
    人工知能(AI)と為替(FX)|ヘッジファンドの最先端情報[月光為替]
    世界最大級の投資銀行ゴールドマン・サックスでは、2000年に600人いたトレーダーが、2017年にはわずか2人に。トレードする人間はAIに取って代わられている――という情報を見聞きするようになりました。そうした情報により、人間の能力を凌駕したAIが市場から利益を吸い上げる、そんな時代になったのだと想像する人も少なくないようです。果たして、現実はどうなのでしょうか? この企画では、本邦ヘッジファンドでAIを開発する月光為替さんと、AI搭載型自動売買を完成させたHaluさんにご協力いただき、「そもそもAIとは何なのか」「市場で何をしているのか」といった、基本的な情報の整理を試みます。 <参考> MIT Technology Review / As Goldman Embraces Automation, Even the Masters of the Universe Are Threatened <Haluさんの記事> ■人工知能(AI)と為替(FX)|AI搭載型自動売買[Halu] 最前線にいるAI開発者の目に映る現状とは? 本誌の公式ウェブサイトで、週に一回の連載を担当している月光為…
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    2017年6月15日
    FXに活かす米国独自の経済指標|フィラデルフィア連銀製造業業況指数とは?[月光為替]
    今回は米国独自の中の企業関連指標の一つ、フィラデルフィア連銀製造業業況指数についてお話ししていきます。 フィラデルフィア連銀製造業業況指数とは? フィラデルフィア連銀製造業業況指数とは、前回お話ししたNY連銀製造業景気指数と同じく、製造業の景況感を把握するために指数化された経済指標です。 フィラデルフィア地区連銀が管轄する3州(ペンシルバニア州、ニュージャージー州、デラウェア州)の製造業の景況感や経済活動の現状などを指数化したもので、内容としてはNYと同じく、非農業部門の就業者数、失業率、新規受注、平均賃金、個人所得など、11項目から構成され、各項目について1か月前と比較した現状と、6か月後の期待を、「良い」「同じ」「悪い」の中から選択させ、指数化しています。 発表時間は、毎月第三木曜日、米国東部時間午前10時00分で、日本時間でいうと、夏時間で23:00、冬時間で24:00となります。 こちらは前回のNY連銀製造業景気指数に比べ、米国の製造業関連指数の本丸であるISM製造業景気数に対する相関が比較的高いです。 流れとしては、NY連銀製造業景気指数で大まかな方向性を予測し、フィラデルフ…
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    2017年6月8日
    番外編|5月米雇用統計からファンダメンタルズを読み解く練習[月光為替]
    今回は番外編です。直近雇用統計が発表されましたので、折角ですので今まで学習したことを踏まえて、雇用統計からファンダメンタルズを読み解く練習をしてみましょう。 5月米雇用統計の結果をおさらい まず、6/2(金)に発表された米雇用統計は、前月比での雇用増が13.8万人と、コンセンサス(18.2万人)を大きく下回る数値となりました。 また、追加のマイナス材料として、過去2か月分も合計6.6万人下方修正されており、かつ時間当たり賃金が前年比+2.5%と減速してきていることが挙げられます。 失業率が4.3%(実に16年ぶり)まで低下したことは、それ自体はプラス材料なのですが、景気拡大余地の縮小も連想させ、一概に好材料とは言いにくいところです。結局の所、ADP(やはりあまり当てになりません)が25.3万人と強かった分、ドル強気派を失望させる内容としてふさわしかったと思います。 雇用統計の結果はトレードに活かせた? さて、今回の結果を実際のトレードに活かすことは可能だったのでしょうか? まずは、下の画像を見てください。こちらはドル円の日足です。 雇用統計発表日までは、大きなレンジの中ではありますが、…
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    2017年6月6日
    月光為替とは何者なのか?FX攻略.com編集部が直接本人に聞いてみました
    FX攻略.com公式サイトにてコラムを連載中の月光為替氏。インターネット検索で「fx ブログ」と調べると、常に検索上位に掲載されている有名人です。でも、その正体は謎に包まれており、どんな人なのかを探る手がかりは氏のブログ「FXブログ 月光為替の勝利のFX」の自己紹介で書かれている程度の情報のみ。そもそも実在する人物なのか疑っている方もいそうですし、「月光為替の正体が気になる!」という方も多いのではないでしょうか。 月光為替の勝利のFX|自己紹介 俺は、東大を現役で学部、院と卒業し(勿論ダブりもしていない)、米系投資銀行の投資銀行部門(IBDと呼ばれる)でキャリアをスタートさせた。(略) このままインベストメントバンカーとして生きていく道も考えたが、リーマン以降でボーナス激減かつもっと大きな金に目がくらみ、小さな為替のヘッジファンドに転職した。(略) その後、会社がマネジメントの問題により解散。現在は国内の日本株ヘッジファンドに拾ってもらい、日本株をメインにトレードする傍ら、プロップ資金でFXもトレードさせてもらっている。  実は私、FX攻略.com編集スタッフの上岸もその中の一人。半年…
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    2017年6月1日
    FXに活かす米国独自の経済指標|NY連銀製造業景気指数とは?[月光為替]
    今回は米国独自の中で、企業関連指標の一つであるNY連銀製造業景気指数についてお話していきます。 NY連銀製造業景気指数とは? NY連銀製造業景気指数とは、NY連銀の管轄するニューヨーク州の製造業の景況感や、経済活動の現状などを、NY州内の約200の製造業幹部(主にCEO)に対して調査を行い、指数化した経済指標です。 内容として、非農業部門の就業者数、失業率、新規受注、平均賃金、個人所得など、11項目から構成され、各項目について1か月前と比較した現状と、6か月後の期待を、「良い」「同じ」「悪い」の中から選択させ、指数化しています。 発表時間は、毎月15日、NY時間午前8時30分で、日本時間で言うと、夏時間で21:30、冬時間で22:30となります。 NY連銀製造業景気指数との向き合い方 さて、ではこの指標とどのように向き合っていけばよいのでしょうか。 基本的な見方としては、0を分岐点にプラスだと、景気の先行きは明るく、マイナスだと景気減速懸念が高まっていると判断できます。 ですので、0を分岐点に、実際の数値がどのようになったかを見て、コンセンサスよりも景気の先行きが明るい方向、つまりプラ…
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    2017年5月25日
    番外編|世界を取り巻く様々な地政学リスクまとめ(2017年5月24日時点)[月光為替]
    今回は番外編として、現状の世界を取り巻く様々な地政学リスクについて、まとめていきたいと思います。 編集部注:記事内容は2017年5月24日時点のものです。 現在のマーケットを左右しかねない3つの地政学リスク 北朝鮮が連日ミサイルを発射する中でも、ほとんどマーケットが揺れ動く、ということはありませんでした。そして、中東・ラテンアメリカの地政学的なリスクが高まっている中でも、こちらもマーケットに大きな影響を与えてはいません。 現在マーケットが、比較的地政学リスクに対して鈍感になっているからこそ、今世界を取り巻く状況がどのようになっているのか、再度おさらいをしていきたいと思います。 現状、世界を取り巻く主な地政学リスクは三つです。 ・朝鮮半島情勢 ・イラン情勢 ・ラテンアメリカ情勢 朝鮮半島情勢 まず、朝鮮半島に関してですが、こちらは我々の住む日本がまさにステークホルダーであることから、特に今さら言及することはないのかなと思います。 北朝鮮に対して同盟国として圧力をかけていく側の米国・日本・韓国も一枚岩ではなく、北朝鮮が現実的な譲歩を見せていく気配もありません。 外交的解決がなされる可能性も…
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    2017年5月18日
    FXに活かす米国独自の経済指標|ADP雇用報告とは?[月光為替]
    では、今回は米国独自の中で、雇用・労働関連の経済指標解説の第三弾、ADP雇用報告について、話して行きたいと思います。 ADP雇用報告とは? ADP雇用報告とは、ADP雇用者数(増減)とも表され、人事関連業務の米アウトソーシング会社でもあるADP(Automatic Data Processing)社の全米雇用報告(ADP National Employment Report)が発表している数値のことです。 対象は、約41万社のサンプル・データ(民間部門雇用者数のおよそ20%)で、その毎月の民間部門雇用者数の増減の変化を推計した数値になります。 市場では、毎月の米雇用統計の予想をする上で、その先行指標として参考にされることがあります。 雇用統計の2日前の水曜日、夏時間は日本時間午後9:15、冬時間は日本時間午後10:15に発表されます。 ただ、100%雇用統計と相関性があるわけではありません。当然ながら、ADPがよかったのに、雇用統計はサプライズに悪い、ということもあります。 ただ、元々登場した直後はあまりにもズレが大きく全く機能しない指標でしたが、現在はある程度は改善され、投資家の注目…