国府勇太

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    2017年6月26日
    ディーラーによる今週のドル円「動かない…こんなときは無理をせず休もう」[国府勇太]
    国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「ほとんど動かないつまらない相場」 先週を一言で表すと「ほとんど動かないつまらない相場」です。 先週5月19日(月)には、110.810円でスタートしたドル円。その日は大きな陽線で高値111.59円までつけました。 ただ、その後はパッとしませんでした。 4日連続で始値と終値がほとんど同じという方向感がない展開で終始しました。 まっったく見せ場がありませんでしたね(笑)。為替ディーラーも外銀も邦銀も皆さんマッタリと過ごした1週間でした。 ドル円、今週の見通し EMA(指数平滑移動平均線)をプロットしてみましょう。 パラメーターは以下です。 短期線(白):25日 中期線(赤):75日 長期線(黄):200日 3本の線が絡まっています。まったく方向感がないですね。 ちょっと早いですが夏枯れ相場(というより梅雨枯れ?)そのもの。無理をして取引する場面ではないです。 チャンスをしっかり待ち、この機会に気になるトレード本でも読みましょう。 では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。 記載の…
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    2017年6月19日
    ディーラーによる今週のドル円「ドル上昇!バランスシートの縮小ってなに?」[国府勇太]
    国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「FOMCまえに下落、あとに上昇!」 先週を一言で表すと「FOMCまえに下落、あとに上昇!」です。 先週6月12日(月)には、110.37円でスタートしたドル円。 週前半は下げでした。 特に14日(水)のすでに利上げを織り込んでいるマーケットはFOMC発表前から下げ始め、FOMC発表直後に安値108.83円をつけました。 そしてFOMCは市場の予想通り利上げを行いました。これ自体は折り込み済み。 ただ、利上げ以外に今回マーケットが注目した点があります。 それは、年内に「バランスシートの縮小」を行う方針であることを明らかにしたことです。 「バランスシートの縮小」とは? 「バランスシートの縮小」とはざっくりいうと、「FRBが保有している国債(債券)を減らしていく」ということ。 詳しくいうと、FRBはもともと償還を迎えた国債を再投資していたのですが、その再投資を段階的に縮小するということ。 つまり、FRBが「国債を買わなくなる」ということです。 (国債以外に、FRBは他の債券もありそれも縮小す…
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    2017年6月12日
    ディーラーによる今週のドル円「淡々と消化。8日のイベントの次は16日のFOMC?」[国府勇太]
    国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「イベント前に下がって、その後結局もとどおり」 先週を一言で表すと「イベント前に下がって、その後結局もとどおり」です。 先週注目のメインイベントはなんといっても8日でした。 8日(木)にイギリス総選挙、コミー前FBI長官の議会証言、ECBと重要なイベントがトリプルで控えていたのが先週です。 わかりやすく5つのポイントで抑えてみましょう。 ① 先週5日(月)には、110.38円でスタートしたドル円。 ② 続く6日(火)には、大きな陰線をつけて109.21円まで下げました。イベント前(特にドル円の場合はコミー前FBI長官の議会証言)への警戒の動きですね。 ③ その後7日(水)に安値109.10円をつけるとその後はしっかり回復。 ④ そして注目の8日(木)、イギリス総選挙でドル円はそこまで大きな影響は受けませんでした(ポンドは9日のオープンで急落しましたが)。 ⑤ 結局週末クローズは110.27円でした。週スタートのレベルとほとんど変わらずにクローズしています。 ドル円、今週の見通し EMA(…
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    2017年6月5日
    ディーラーによる今週のドル円「雇用統計の結果はどうだった?今後の注目ラインは?」[国府勇太]
    国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「下落!その後戻るも雇用統計でまた下落!」 先週を一言で表すと「下落!その後戻るも雇用統計でまた下落!」です。 先週5月29日(月)には、111.263円でスタートしたドル円。 その日は動きなしの十字線(その日の日足が十字のようになっているからこう呼ばれます)。 翌日からは下落です。陰線がかさなり、111円も割れ、31日(水)には安値110.48円まで下げました。 その後、反発するも6月2日(金)は月に1度のお祭り「アメリカ雇用統計」。 結果は以下でした。 ・NFP(非農業部門雇用者数変化) 予想182K 結果138K ・失業率 予想4.4% 結果 4.3% ・平均時給 予想0.2% 結果0.2% 見るべきはやはりNFP(読み方はそのまま「エヌエフピー」)です。予想よりも結果のほうが数字がかなり少ない、つまりアメリカ経済は思ったよりも「悪い」ということです。 ディーリングルームでは、この雇用統計の発表の瞬間、サポートのディーラーが結果をディーリングルーム内で叫ぶのが慣例です。 その時、数…
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    2017年5月29日
    ディーラーによる今週のドル円「その気持ちわかります。損切りがどうしてもできない人へ送るメッセージ」[国府勇太]
    国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「動きなし!以上」 先週を一言で表すと「動きなし!以上」です。 先週5月22日(月)には、111.14円でスタートしたドル円。 先々週までのドル円は、ロシアゲート(トランプ大統領が連邦捜査に介入した疑いがある→それによりトランプ大統領が弾劾されるかもしれないという懸念)でリスクオフの動きが加速。ドル円は大きく円高に振れていました。 ただ、今週は一転。 値動きが落ち着いた展開でした。 「動かないね―。」というのが現場のディーラーの声です。 穏やかなマーケットです。 一般的にFXはある程度の値幅がないと稼ぐことは難しいです。つまりこういった穏やかなマーケットは「稼げないマーケット」ということ。無理をして取引をする場面ではありません。 値動きを見ると、「取引したいマーケット」と「取引すべきではないマーケット」というのは峻別ができます。 先週は明らかに後者でした(もちろん時間軸を5分足など短くしてするという方法はありますが)。 結局1週間を通して、111円と112円の間をうろうろし、111.30…
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    2017年5月22日
    ディーラーによる今週のドル円「大きく円高へ。ロシアゲートってなに?」[国府勇太]
     国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「円高!要因はまたあの男!」 先週を一言で表すと「円高!要因はまたあの男!」です。 先週5月15日(月)には、113.23円でスタートしたドル円。 大きくマーケットが動いたのは17日(水)のNY時間(日本時間18日)でした。 原因はあの男、そうですトランプ大統領です。 連邦捜査に介入した疑いで、トランプ大統領が弾劾されるとの懸念が浮上し、リスクオフの動きが加速しました。 ドル円は一気に110円台まで下落。 翌日18日(木)には安値110.23まで下げるもその後は、落ち着きを見せ反発し、111.21円で週末クローズとなりました。 トランプ氏が、コミー前FBI長官(トランプ氏が解任)に、ある捜査(フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)とロシアの関係を巡る捜査)を打ち切るよう求めたことが問題の発端です。 これがいわゆる「司法妨害」として問題となっています。 世界史のおさらいですが、司法妨害として有名なのが1970年代のウォーターゲート事件です。この事件はアメリカ政治史に残る大事件であり、ニ…
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    2017年5月15日
    ディーラーによる今週のドル円「果たしてここで頭打ちなのか?」[国府勇太]
    国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「とうとう天井?週末にかけ下落」 先週を一言で表すと「とうとう天井?週末にかけ下落」です。 先週5月8日(月)には、112.847円でスタートしたドル円。 先々週から引き続いての上昇トレンドを継続し、10日(水)には高値114.35をつけました。 しかしその後週後半にかけ下落、11日(木)には114円を割れ、12日(金)には113.19円と113円を割れそうなほどの下落となりました。 そして、クローズ後の週末に、北朝鮮が日本海に弾道ミサイル発射したというニュースが流れました。 ここでファンダメンタルズのおさらいをしましょう(中上級者の方は「なにをいまさら」という内容ですが)。 日本にこういったこと(戦争に巻き込まれたり、大地震が起きるようなこと)があると、一般的に円が買われるので円高(ドル安、ドル円チャートでいうと下落)になります。 今週も週明けに窓あけ(前の営業日の終値よりもレートが大きく乖離してスタートすること)が懸念されましたが、思ったほど窓はあけず、反応は限定的でした。 ドル円、…
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    2017年4月24日
    ディーラーによる今週のドル円「大きな窓開け!フランス大統領選のポイントとは?」[国府勇太]
    国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「108円割れず、フランス大統領選待ち」 先週を一言で表すと「108円割れず、フランス大統領選待ち」です。 先週4月17日(月)には、108.744円でスタートしたドル円。 東京時間に下げ、いよいよ108円割れを試す展開となりましたが、安値108.13円止まりでした。 その後は、大統領選を見据えた動きです。 とくにフランス大統領選の見通しに関してマクロン氏が最終的に当選するとの観測がでるとしっかりドル円が上昇(円売り)しました。結局、109.12円でクローズ。ただ、目立った動きとはなりませんでした。 今回は金曜クローズ後の動きも重要です。 クローズ後の週末、フランス大統領選挙が行われました。 結果いずれの候補者も過半数には至らず、候補者2人の決戦投票(5月7日)になりました。 フランス大統領選、決選投票に進む2人の候補者 候補者2人のおさらいをしておきましょう。 まずは、マリーヌ・ルペン(48)氏です。 極右(といわれているが左派にも支持者はいます)の国民戦線(Front Nationa…
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    2017年4月17日
    ディーラーによる今週のドル円「戦争へのカウントダウン?きな臭いマーケットに注意」[国府勇太]
    今週の見通しを見てみましょう。 では、SMA(単純移動平均線)をプロットしてみましょう。 パラメーターは以下です。 短期線(白):25日 中期線(赤):75日 長期線(黄):200日 注目は長期線(200日)です。 トランプラリー以降、一度も割れることのなかった長期線がとうとうしっかり割れようとしています。 また、短期線中期線もともにしっかり下を向いており、テクニカル的には「売り」のサインです。 直近には目安となるラインがないのでどこまで下げるかは未知数です(しいてあげればトランプラリー前の去年7月高値107.50円前後) 長期投資でない限り、短期やスイングトレードではしっかりこの売りに乗ることを推奨します。 戻り売りの目安は、直近高値近辺の109.40円に近づいたポイントです。 損切りラインの目安は110円。 一般的にずっとサポートとして機能(ワーク)していたラインは割れると今度はレジスタンスとして機能(ワーク)します。 リワード(利益)の目安は、例えば109.40円でエントリーをして110円損切りなら、損切り60ポイントなので利食いラインは60ポイント以上で設定するのが「リスクリワ…
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    2017年4月10日
    ディーラーによる今週のドル円「みんなが注目!割れない110円」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「110円のライン死守」 先週を一言で表すと「110円のライン死守」です。 先週4月3日(月)には、111.389円でスタートしたドル円。 ヒゲが多く値動きの荒い展開が続きました。 特に注目は2点、シリア空爆と米雇用統計です。 日本時間の7日10時40分、アメリカがシリアに空爆(トマホークミサイル59発)をしました。 これにより大きく円が買われ(いわゆる「リスクオフの円」。理由は諸説ありますが、戦争などの有事の際は円が買われやすいと言われています)一時ドル円も急落しました。 こちらが当時の15分足です。 このまま「110円割れるのか?」と多くのディーラーが見守りましたが結局反発し、110円割れとはなりませんでした。 このシリア空爆、なぜ行われた経緯は以下です。 先日シリアのアサド政権がサリンを使って民間人を多数殺害していたという凄惨なニュースがありました。それにより、「シリアは化学兵器禁止条約に加盟していたのになんでサリンなんて持ってるの?」という国際的な批判を受けました。 …