国府勇太

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    2017年4月3日
    ディーラーによる今週のドル円「大きい反発!どうなる4月?」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「110円の底は堅かった」 先週を一言で表すと「110円の底は堅かった」です。 先週3月27日(月)には、110.92円でスタートしたドル円。 大きく反発した一週間でした。 先々週の下げの流れを引き継いで、27(月)、28(火)で110円を試すもいずれも失敗。 その後、30(木)に111.92円まで大きく上昇し、続く31日(金)には112円を超え、112.19円をつけました。 要人発言などはちょこちょこありましたが、大きなニュースはなく、方向感に欠ける展開でした。 ドル円、今週の見通し ラインはここです。 110円のラインです。 気になるのは27日(月)、28日(火)のチャートの足です。 見ると下ヒゲが長い足となっています。 下ヒゲが長いということは、「下落しようとしたけど結局大きく戻されてしまった」ということです。 それが2回も続いたので「かなり底が堅い」ということができ、アナリストによってはこれを「底打ち(下げ止まること)」と見る方もいます。 とはいえ、今週から4月で流れ…
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    2017年3月27日
    ディーラーによる今週のドル円「暗雲!トランプショックは起きるのか?」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「トランプラリーの終焉?」 先週を一言で表すと「トランプラリーの終焉?」です。 先週3月20日(月)には、112.63円でスタートしたドル円。 一週間を通して大きく下げました。 特に今週末注目されたニュースが、トランプ政権がオバマケア代替法案(別名:トランプケア)」を撤回したことです。 トランプケアとは、医療保険制度改革の代替法案のことです(そもそもアメリカは日本のように国民皆保険制度制度ではあありません)。 なぜ自ら打ち出した法案を撤回したかというと、法案通過のための賛成票が足りないと見込んだためで、これは事実上の敗北です。 「実はトランプ大統領って政策を実行する能力がないのでは?」とマーケットに不信感が生まれることとなり、教科書的にはドル売りの材料となります。 撤回を宣言した先週末こそ一旦上昇したものの、今週明けから大きくドルが売られています(ドル円下落)。 アメリカの長期金利もアメリカ株(ダウ)も下げており、一部では早くも「いよいよトランプラリーの終焉か?」と警戒感が高…
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    2017年3月20日
    ディーラーによる今週のドル円「利上げしたのに!急落した理由とは?」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週の米ドル/円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「期待しすぎのマーケット」 先週を一言で表すと「期待しすぎのマーケット」です。 先週3月13日(月)には、114.75円でスタートした米ドル/円。 その後、火曜には、水曜のFOMC前に「年にあと3回利上げあるんじゃない?」というマーケットの期待により、115.19円まで上げる場面も見られましたがその後は下げました。 そして、最注目のFOMC。FRBは想定通りに利上げ(0.25ポイント)を行いました。ただ、問題は利上げペースです。 「年にあと3回利上げあるんじゃない?」という期待が高まっていた中、ドットチャートを見ても「年にあと2回の利上げ」で慎重な姿勢(このような姿勢をハト派といいます)だったことを受け、大きく下げました。 今回のドットチャートはこちらです。 参照:FRB まさしく「期待」と「現実」のギャップです。 本来であれば、利上げを行うというのは上昇(ドル高)の要因ですが、マーケットはすでに織り込み済みで、さらにその先の利上げペースも「3回」と見ていたので下げた形に…
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    2017年3月13日
    ディーラーによる今週のドル円「重ーい上値!世界中が注目のFOMCで景色は変わるのか?」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週の米ドル/円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「115円超えるも上値が重い」 先週を一言で表すと「115円超えるも上値が重い」です。 先週3月6日(月)には、113.90円でスタートした米ドル/円。 月曜は結局始値(はじめね)とほぼ同じ113.89円でクローズしており、様子見ムードでした(この足の形を寄引同時線といいます)。 続く火曜以降は陽線、そして水曜もADP(民間が行う雇用統計です)のかなり良い結果(予想18.9万人→結果29.8万人)を受け上昇し、木曜にはとうとう115円間近まで上昇しました(NYCLギリギリまで115円超えるか超えないかという攻防を繰り返していました)。 その後金曜日、朝から早くも115円を達成してその後はしっかり115.50円まで挙げました。 そして夜は注目の雇用統計。「これで雇用統計の結果もよければ一気に上昇か?」とも思われました。 結果は以下でした。 NFP(非農業部門雇用者数変化) 予想20万人 結果23.5万人 失業率 予想4.7% 結果4.7% 平均時給 予想0.3% …
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    2017年3月6日
    ディーラーによる今週のドル円「みんな、うわさで買って事実で売ってるの?」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週の米ドル/円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「利上げ期待で買われた一週間」 先週を一言で表すと「利上げ期待で買われた一週間」です。 先週2月27日(月)には112.15円でスタートした米ドル/円。 火曜に長い下ヒゲをつける場面も見られましたが、その後はしっかり上昇しました。 背景はやはり利上げへの期待です。特に金曜に行われるイエレン議長のタカ派(利上げを行っていく)的な発言を期待しての上昇でした。 そして3日(金曜)、注目のイエレン議長の発言はマーケットの期待通りの内容で、「3月の利上げ」と「年3回の利上げ」を肯定するものでした。 しかし、あれだけ期待で買われたのに、実際にイエレン議長の発言では、マーケットの反応は鈍いものとなりました。結局、節目となる115円を超えることはできませんでした。 「うわさ(利上げへの期待。イエレンのタカ派的な発言)」で買われましたが「事実(イエレンの発言)」では買われない(というよりポジションを減らしたのでむしろ売られた)という展開です。 投資の格言に「噂で買って事実で売れ(Buy o…
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    2017年2月27日
    ディーラーによる今週のドル円「今週は雇用統計『ではない』ので注意!」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週の米ドル/円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「やっぱりわからない」 先週を一言で表すと「やっぱりわからない」です。 20日(月)には112.86円でスタートした米ドル/円、火曜にかけて113.776円まで上昇する場面が見られるもパッとしません。その後週末にかけすべて陰線で安値111.938円と112円割れる場面も見られるもすぐに戻してしまいました(こういった動きをディーラーは「ワンタッチ」と呼んでいます)。 方向感なく、週を通して見通しを立てるトレードだと難しい展開でした。 今週特に気になったのがアメリカ株です。 ダウ平均は、11日連続で史上最高値を更新し続けています。これは1987年以来約30年振りで、ものすごく歴史的な相場を迎えています。トランプ大統領の「驚くべき税制改正案」から超大型減税への期待が高まり買われているという背景もあります。 この、アメリカ株が異様な盛り上がりを見せている一方、米ドル/円がさえないのも違和感があります(教科書通りにいけば米ドル/円上昇)。 米ドル/円、今週の見通し では、SMA(単…
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    2017年2月20日
    ディーラーによる今週のドル円「気迷いマーケットはどこへ向かうのか?」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週の米ドル/円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「気迷いマーケット」 先週を一言で表すと「気迷いマーケット」です。 先週13日(月)には113.49円でスタートした米ドル/円。 この日月曜には始値(はじめね)と終値(おわりね)がほぼ同じという珍しい足が出現しました。 これは、「十字線(じゅうじせん)」といい、マーケットの「気迷い」を示唆しています。 その「気迷い」の予言を実現するかのごとく、水曜まで上昇し115円目前の高値に到達するも、その壁を抜けることができなければ今度は一転して勢い良く下げ、金曜には112.59円と、上下する展開でした。 まさに「気迷い」マーケットの様相を呈しました。 先週もアメリカの経済指標の発表はいくつかあったのですが、いずれも決して悪くはありません。むしろいい数字ばかりです。 そしてトランプ大統領が「驚異的な税制改革」を近々発表するとしています(噂では法人税を撤廃するという話もあります)。 この2点は、教科書的にはいずれもドル買いの材料になります。 ただ、実際にはあまり反応せずむしろ下落してい…
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    2017年2月13日
    ディーラーによる今週のドル円「トレードチャンスとそうでないときの見分け方」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週の米ドル/円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「やっぱり難しい展開」 先週を一言で表すと「やっぱり難しい展開」です。 先週30日(月)には112.47円でスタートした米ドル/円。 特段大きなニュースはないものの、112円ラインをさっくり割れました。 その後、111.62円まで安値を付けるものの次の日火曜は反発。 その後も、陰線陽線入り乱れる方向感のないマーケットでした。 先週の注目は日本時間10日(金)27時(11日午前3時)の日米首脳共同会見。 この会見だけでは、経済に関してはまだまだ不透明な部分が多いです。 ただ、安全保障に関してはかなり成果を挙げたといえます。 「日米同盟の重要性を再認識できた」ことで、トランプ政権下の懸念点の一つをまずはクリアできました。 動画はこちらです。 https://twitter.com/realDonaldTrump/status/830643095150657536 それにしてもここまで日本の総理大臣とアメリカの大統領が仲良いって、すごいですね。「スゴイな、日本」というのが率直な…
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    2017年2月6日
    ディーラーによる今週のドル円「多くのトレーダーは『ヒゲ』に苦しむ」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「下ヒゲは112円ちょうどで止まる」 先週を一言で表すと「下ヒゲは112円ちょうどで止まる」です。 先週30日(月)には114.74円でスタートした米ドル/円。 月、火には陰線をつけ大きく下げました。 その後、水曜には上ヒゲが長い陽線、そして木曜は再び陰線でした。 どちらかといえば下落、ただ、ヒゲが多いのでとても取引がしづらい一週間となりました。 ポジションの方向感があっていてもこういったヒゲで「もう持てない」と損切りをする方がとても多いです。ヒゲは多くのトレーダーが苦しむポイントです(私も含め)。 こういったヒゲをつくっている原因はもちろんあの大統領です。 ある外銀はこの大統領の発言による動きを「ノイズ」とぶった切ってさえいます。 特に31日(火)、2日(木)の下ヒゲが重要です。 いずれも    112円ちょうどのところでピタリと止まっています。 2月3日(金)米雇用統計の結果は? そして注目の雇用統計。 結果は以下です。 NFP(非農業部門雇…
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    2017年1月30日
    ディーラーによる今週のドル円「やはり!112.50円は堅かった…」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 さっそく先週の米ドル/円の動きを振り返っていきましょう。 見るのは日足です。 先週の一言「112.50円は堅かった…」 先週を一言で表すと「112.50円は堅かった…」です。 先週20日(月)には114.30円でスタートした米ドル/円。 「流れは下」との見通し通り、大きな陰線をつけ下落していきました。 ただ、「意外と堅そう」と前回の記事でも言っていた「112.50円」で下げの勢いは止まりました。 そして、週後半にかけ、その後はしっかり上昇。 アメリカ経済好調(ダウが史上初の20,000ドルという節目を達成)と、日銀の国債買い入れ増額で「緩和縮小への警戒感」が和らぎ、ドル買い円売りが進み、週末には115円を抜け、結局115.38円でクローズしました。 米ドル/円、今週の見通しは? ラインはやはりここ。 「112.50円」です。 先週、注目していたこの「112.50円」ライン、跳ね返されたことでこのサポートラインはさらに強固なものとなりました。 今後一層意識されるラインになります。 テクニカル的には、何度も反発するラインほどそのライン…