【スローストキャスティクス】押し目買い/戻り売りの簡単デイトレード手法[マックス岩本]

マックス岩本さんが教えてくれたのは、5分足でスローストキャスティクスを用いるデイトレードの手法。ストキャスティクスはダマシが多いという性質もありますが、それを低減するフィルターとして日足ベースの抵抗を参考にします。

※この記事は、FX攻略.com2018年2月号の記事を転載・再編集したものです

マックス岩本さんのプロフィール 

マックス岩本の写真

マックス岩本(まっくすいわもと)

「中卒認定テクニカルアナリスト」という異名の通り、アナリスト業界ではまれに見るノー学歴。学歴社会が色濃く残る昨今でも、そんなことがいっさい関係しないFX市場を相手に日々奮闘中。「誰もが気軽にFXを始められる今だからこそ、しっかり勝ち続けられる技術を身につけて欲しい」という気持ちで、連載やセミナー講師を務めています。

公式サイト:マックス岩本公式サイト

マックス岩本さんのFX買い合図ポイント

■ テクニカル

・スローストキャスティクス(%K:5、%D:3、スロー%D:3)

■ トレード時間軸

・5分足

■ 狙い目の通貨ペア

・ドル円、ユーロ円、ユーロドル、ポンド円、ユーロ豪ドル、ポンド豪ドル

■ この戦略のメリット

・裁量色が強くない、損切り幅が浅くて済む

■ トレードの手順

<新規>
1. 日足で過去3日分の高値・安値に水平線を引く(これを抵抗で利用)

2. 5分足でトレンドの押しが抵抗から反転する局面を探す

3. ストキャスティクスのシグナル発生と、陽線成立でエントリー

<利確>
4. 損切り幅の1.5倍〜2倍を目標とする。指値でも、成行でもOK

<損切り>
4. 抵抗から10pips先に設定(その10pips+抵抗からエントリーの値幅=損切り幅)

※上昇局面のロングを想定し解説しています。下降局面のショートでは、その逆のルールとなります。

マックス岩本さんのFX買い合図戦略

ストキャスの弱点を補ったデイトレ手法

マックス岩本さんが教えてくれたのは、5分足でスローストキャスティクスを用いるデイトレードの手法。ストキャスティクスはダマシが多いという性質もありますが、それを低減するフィルターとして日足ベースの抵抗を参考にします。具体的には直近3日分の高値・安値をチャートに描画し、5分足のトレンドがそれらの抵抗で跳ね返る局面のみをトレード対象とする、といった条件にします。このフィルターによりストキャスティクスの弱点を補完することができるのです。

なおこの手法は、ロンドン時間とニューヨーク時間でシグナルが出ることが多いとのことで、兼業トレーダーがデイトレをするにはうってつけだといえます。

三つの条件クリアでエントリーしてOK

エントリーの条件は三つあります。順に見ていくと、まずトレンドが調整し日足の抵抗へ押してタッチすること、次にストキャスティクスのシグナルが出ること、さらに陽線が成立することです。以上により、5分足のトレンドフォローができることになります。

続いて損切りを設定します。そのルールは10pips+抵抗からエントリーの値幅です。この値幅に対して1.5倍〜2倍の利益を狙います。このように、エントリーと同時に決済を決められるので、あとはチャートから離れてもOKとなります。

なお、一つのポジションを持ったら、それを決済するまでは次のポジションを建てないルールとします。

ポイント1|スローストキャスティクスとは

オシレーター系指標

ストキャスティクスは、買われすぎ/売られすぎを示すオシレーター系指標の代表的存在。主に相場の反転ポイントを知るために用いられ、いわゆる逆張りに有効です。%Kと%Dで描くものをファストストキャスティクス、%Dとスロー%Dで描くものをスローストキャスティクスと呼びます。このうち、今回の手法では後者を使用します。

一定期間の変動幅と現在価格を比較

過去の変動幅に対して、現在の終値がどのあたりに位置しているかを0〜100で数値化するのが%K。一定期間の%Kを平均化した数値が%D。さらにその移動平均がスロー%Dです。ファストストキャスティクスは感応度が高く、スローストキャスティクスは滑らかになるのが特徴です。

ポイント2|ストキャスティクスの売買シグナル

20の上抜け、80の下抜けがエントリーのシグナル

20%以下が売られすぎゾーン、80%以上が買われすぎゾーンと解釈でき、それらのゾーンから抜け出す動きが、エントリーのシグナルとなります。すなわち20より下から上抜けする場合はロング、80より上から下抜けする場合はショートでエントリーします。

パラメーターはMT4のデフォルト

ストキャスティクスの売買シグナルは、パラメーター設定により変わる場合があります。今回紹介するパラメーターは、%Kが5、%Dが3、スロー%Dが3という設定。ちなみにMT4ではデフォルト設定となっています。 

ポイント3|日足の高値・安値ラインの描画でひと工夫

日足の高値・安値は抵抗として機能しやすい

日足の高値・安値は、特にデイトレーダーに意識されやすい水準となり、それゆえ抵抗として機能します。今回の手法では過去3日分のラインの影響力を考慮しており、それらが重なる水準はより強く抵抗として機能すると見ることができます。3日分、6本の抵抗を参照するのが、ちょうど良いとのことです。

線の見た目を差別化すると分かりやすい

多機能なMT4はもとより、一般的なチャートソフトでも、線の太さや形状を変えることができます。その機能を用いて線の見た目を差別化して描画することにより、その高値・安値がいつのものかをすぐに判別できます。

ポイント4|トレンドフォローの基本技

いったん逆行したところでエントリー

トレンドは一方的に続伸することはなく、調整(逆行すること)を挟みながら、上がったり下がったりを繰り返す性質があります。この調整から再度続伸するタイミングを狙うのが、押し目買い/戻り売りで、より安く買う/高く売ることが可能になります。トレンドフォローの王道となる考え方です。

日足の高値・安値を抵抗の目安とする

今回の手法は5分足でトレードしますが、押し目買い/戻り売りの目安として日足の高値・安値を起用。上位時間軸で抵抗となる箇所を利用し、下位時間軸でトレードするというものです。どの抵抗で跳ね返るのか、しっかりと見極めるのがポイントとなります。

エントリータイミング|ストキャスのシグナル+陽線成立

1. 日足で過去3日分の高値・安値に水平線を引く(これを抵抗で利用)

2. 5分足でトレンドの押しが抵抗から反転する局面を探す

3. ストキャスティクスのシグナル発生と、陽線成立でエントリー

最後のフィルターは陽線の成立

トレンドが日足の抵抗を押し目とする局面に対して、ストキャスティクスのシグナルを確認したら、最後に陽線が成立するのを待ってからエントリーします。この最後のフィルターを用いることで、より確度の高いトレードになります。

決済タイミング|損切り許容幅の1.5倍〜2倍を利確目標に

<利確> 4. 損切り幅の1.5倍〜2倍を目標とする。指値でも、成行でもOK

エントリー時に決まる損切り幅に対して、1.5倍〜2倍の利益を狙います。例えば損切り幅が14pipsならば、利確目標は21pips〜28pipsとなります。

<損切り> 4. 抵抗から10pips先に設定(その10pips+抵抗からエントリーの値幅=損切り幅)

抵抗から10pipsと、抵抗からエントリーまでの値幅を足した数値を、損切りの許容幅とします。基本的に損切り幅は浅くなるのが特徴です。 

FXポイント|ストキャスのシグナルについて

必ずしも2本が一緒に抜ける必要はなし

「ストキャスティクスが20%ラインを上抜ける/80%ラインを下抜ける」のがシグナルであるといっても、%Dとスロー%Dの両者が厳格に条件を満たす必要はありません。感度の高い%Dだけ条件をクリアする場合でも、シグナルとして解釈してOKです。

FXトレード例①|前日高値での押し目買い(ドル円 5分足 2017年11月24日)

トレードの流れ

①直近3日分の高値・安値にラインを引き、5分足でトレンドを観察。この局面では上昇が一服して、下降している状態
②前日高値が抵抗となる押し目買いシナリオを想定
③ストキャスティクスが20%を上回り、陽線が成立したのでエントリー
④損切り幅14pipsの1.5倍にあたる21pipsで利確

FXトレード例②|損切りになるも値幅は浅い(ポンド円 5分足 2017年11月17日)

トレードの流れ

①直近3日分の高値・安値にラインを引き、5分足でトレンドを観察。この局面では下降が一服して、上昇している状態
②3日前安値が抵抗となる戻り売りシナリオを想定
③ストキャスティクスが80%を下回り、陰線が成立したのでエントリー
④損切りラインで決済。損失は14pips

FXトレード例③|損切りから返す刀で再エントリー(ポンド円 5分足 2017年11月17日)

トレードの流れ

①上のトレード例の続き。1回目がダマシとなっても、再びエントリーチャンスが訪れることも
②前に損切りとなっているが、同様に戻り売りシナリオを想定
③ストキャスティクスが80%を下回り、陰線が成立したのでエントリー
④損切り幅16pipsの1.5倍にあたる24pipsで利確

※この記事は、FX攻略.com2018年2月号の記事を転載・再編集したものです

【編集部厳選】この手法が使えるオススメのFX口座

マックス岩本さんに教えていただいたFX手法、いかがでしたか? 使うテクニカルはストキャスティクスだけですから、すぐに使うことができるはずです。

ここでは、このFX手法を再現できるオススメのFX会社をFX攻略.com編集部が4社選んでみました。いずれも必要なテクニカル指標が揃っていて、安心して利用できる、人気のFX会社です。

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