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トラッキングトレード入門|第17回 為替に影響を与えるイベントを意識して取引しよう![斉藤学]

※この記事は、FX攻略.com2017年10月号の記事を転載・再編集したものです
※この記事に記載されている情報は原稿執筆時のものであり、現在のものとは異なる場合があります

【トラッキングトレード入門 連載記事】
第1回 暴落時は相場追尾型のトラッキングトレードで稼ぐ![斉藤学]
第2回 テクニカル分析の組み合わせでトレンド察知![斉藤学]
第3回 ファンダメンタルズ分析で相場を見極めトラッキングトレードで追尾[斉藤学]
第4回 要人発言やイベントに注目し、トレンドをつかむ![斉藤学]
第5回 トラッキングトレードが注目される理由[斉藤学]
第6回 2016年後半の相場もトラッキングトレードでチャンスを逃さない![斉藤学]
第7回 今年残された期間で考えるべきトラッキングトレードの戦略[斉藤学]
第8回 FXの新しい注文方法のひとつ!それがトラッキングトレード[斉藤学]
第9回 トラッキングトレードにできて裁量トレードにできないことを活用してみよう[斉藤学]
第10回 中長期のトレードならトラッキングトレードに勝るものはない①[斉藤学]
第11回 中長期のトレードならトラッキングトレードに勝るものはない②[斉藤学]
第12回 FXで着実に利益を上げるために一番の戦略は資金管理[斉藤学]
第13回 複数の指標を組み合わせたマナブ式テクニカル分析[斉藤学]
第14回 トラッキングトレードで、ユーロの上昇を狙ってみよう[斉藤学]
第15回 ボリンジャーバンドでトレンドの継続を見極める[斉藤学]
第16回 5244.6pipsの利益!トラッキングトレードでユーロ高を追いかけてみよう[斉藤学]

ユーロ買いの地合いに変更なし

2017年の3月以降、ユーロの上昇が続いています。これにより、FXブロードネットで3月13日から稼働させているユーロドルロングのトラッキングトレードは、前回6月3日の5244.6pips(10pips×約566回-損切り424.1pips)からさらに伸び、7月25日までに9357.5pips(10pips×約978回-損切り424.1pips)の利益を得ることができました。(図①・②)


2017年7月のトラッキングトレードの約定履歴 (ユーロドル12時間足)
利食い 1912.8pips(利食い10pips×約191回)  ▲(緑)新規(買)▲(紫)決済(売)


2017年3月13日~7月25日のユーロドルの実績+9357.5pips(利食い9781.6pips- 損切り424.1pips)

2017年6月のユーロに関しては、6月11日(日)のフランス国民議会選挙第1回投票と18日(日)の第2回投票でマクロン仏大統領の新党が圧勝、安定した政権運営への地盤が固まり、ドル売りユーロ買いが続いています。

ユーロ圏を構成する要の一国であるフランスの政治安定化はユーロの安定にもつながり、ユーロの下がったところでは買い戻しを誘発しました。その後、6月27日(火)に欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が「デフレ圧力はリフレに変わった」と発言、ユーロ買いドル売りが加速する結果となっています。

これから年末にかけて重要イベント目白押し

ところで、ユーロドルの伸び悩み要因として、米ドルの利上げが懸念材料でした。実際に、3月・6月と米利上げが行われたのですが、その後は冴えない米経済指標が続いたことで米利回りは伸び悩み、結局年内はあと1回の利上げを見込むのみとなりました。また利上げが実施されるかどうかの確率はシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)発表の「現在利上げ予想確率」が信頼性も高く、今後の米金利予想にはとても参考になるツールです。なおグラフの下の100-125は政策金利1.00%-1.25%を表しています(図③)。


http://www.cmegroup.com/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html で確認できます

そのドルの利上げスピードが鈍化したことを受け、代わりにユーロやポンドなどこれまで売られてきた通貨への買いが続いています。この先も米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表、ドイツ連邦議会選挙など、ユーロドルの値動きに少なからず影響を及ぼすイベントが年末まで続きますので注意しましょう(図④)。

一方、テクニカル面では上昇トレンドに変化はなし。平均足+移動平均線+MACDやボリンジャーバンドでの分析を行ってきましたが、小幅なレンジ相場での推移が続く中、フランス国民議会選挙を終えるとMACDは再びゴールデンクロス、ボリンジャーバンドはスクイーズからバンドウォークへ発展し、平均足の陽線が続く中、上昇トレンドが続きました(図⑤)。

このまま直近安値を下回ることがなければ、トラッキングトレードは継続で問題ありません。なぜなら、FXブロードネットのトラッキングトレードは指定した値幅で自動的に「安く買って高く売る、高く売って安く買い戻す」を繰り返し、レンジ相場で無類の威力を発揮してくれるからです。さらに、レンジを超えても価格を自動で追尾して取引を繰り返すので、トレンド相場でも十分に威力を発揮してくれます。

今回のユーロドル買い設定の運用結果を見れば、FXブロードネットのトラッキングトレードの威力がお分かりいただけるでしょう。

※この記事は、FX攻略.com2017年10月号の記事を転載・再編集したものです
※この記事に記載されている情報は原稿執筆時のものであり、現在のものとは異なる場合があります


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