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FX力を鍛える有名人コラム

臨死体験をした先週の大荒れ相場を振り返る[秋川匡人]

1週間が経過しましたが、先週月曜(8月24日)の急落してすぐに急騰した大荒れの相場、みなさんは大丈夫でしたか? ちょっと時間が経ちましたが、この日の少し前からの私の行動を記事として残したいと思います。

さて、いろいろな手法について報告する前の前提条件として、私の相場観では「超長期的にはドル高、ユーロ安、円安」です。この相場観に基づいて各種トレード戦略を構築しています。

iサイクル注文の含み損が一時やばいことに

私が今一番資金を多く注入しているのは、外為オンラインのiサイクル注文による、ユーロ/米ドルの両建てです。ですが、8月21日(金)の時点で一度買いの売買は停止しました(売りはそのまま)。1.13まで上昇したのが理由で、短期的なトレンドが変わったと判断しました。

このあとはみなさんもご存知の通り、ユーロドルは一時1.7付近まで急上昇します。すでに買いはストップしているため、どんどん売りポジションの含み損が膨らんでいき、瞬間的には200万円以上の含み損に…。このときはさすがにやばいと思いましたが、そこから一気に下げてくれたので、利益確定がドカドカ発生してなんとか持ち直してます。

なお8月28日の時点で停止した1.13を下回っているので、買いを再開したいのですが、後述するトルコリラ/円のトレードに資金を回してしまったので、今始めると1.0付近で買いポジションが損切りになってしまいます。ユーロドルは1.0くらいまでは下がると予想しているため、もうちょっと下がったところから以前と同じ1500pipsの値幅で買いのiサイクルを始めます。

結果的に爆益もリスクをもう少し下げることに

またNZドル/円のiサイクル注文も損切りが発生する71.8円付近まで下落したため、こちらも危なかったです。

結果的に大きく動いたため、先週だけでiサイクルは5000pipsくらいの爆益となりました。また含み損も35万円くらいに減りました。

ですが、冷静に考えると、iサイクル注文でリスクを取り過ぎていると感じ、年利20%くらいを目指すゆったりスタイルの設定に調整しようかなと思っています。NZドル円は今保有しているなかで一番高いポジションが83.5円なので、ここまで上がるか、その手前の80円到達くらいで一度停止するかもしれません。ただ損切りするのではなく、そのまま買いポジションをずっと保有してスワップをもらい続けようかなと思っています。

トルコリラは期待に反して安値更新&反発イマイチ

iサイクル注文とはまったく別の思想で運用しているのが、トルコリラ/円のロングです。最近はトルコリラはイスラム国との武力衝突や政情の不安定さがマイナス材料になり、どんどん下げていました。なので、底値での反発を狙って、外為オンラインの口座からスワップが高い外為どっとコムの口座に資金の15%を移動させました。

ですが残念ながらあっさり最安値を更新し、またその後の反転もたいしたことがなかったです。7枚保有で平均で42.75円なので、現時点ではマイナスです。ただ高スワップとはいえ、あまり長く持つ気はなく、2~3円上がったら決済つもりで建てたので、決済のチャンスはそんなに遠くない未来に来ると思っています。

トルコリラは、オセアニアの豪ドルやNZドルとはぜんぜんちがう通貨だと思っています。相場がリスクオン状態になっても、あまり欲張らないほうがいいという認識に最近変わりました。

早い段階で決着をつけて、外為オンラインに資金を戻したいですね。

大荒れ相場を味方につけるために

なお、8月24日の急変動では、SBIヒロセの裁量トレードで参戦した分では手痛くやられました。

ただ、このとき気合いでユーロ/米ドルを1.164で売った含み益が多くなっていて、現時点ではほぼチャラになっています。これくらいの値動きは想定していたつもりでしたが、値動きの速さ、値幅の大きさにけっこう焦った部分はあります。

いつも読んでいるブログに、「今あわてている人は、相場をなめていた証拠なので、深く反省すべきです」とあり、深く身にしみた次第です。

大荒れの相場がピンチなのか、チャンスなのかは自分次第だとあらためて思いました。

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