上がるか下がるかを予想することの無意味さ[月光為替]

さて、今日は「値動きの予想」に関して話していきたいと思います。

トレードは「上がるか下がるかを予想する」だけのゲームではないということをこの前話しましたが、同時に、「上がるか下がるかを予想」しなければなりません。

勿論、世の中には様々なトレード手法があり、価格スプレッドの収縮を狙ったものや、オプションを用いてボラティリティに賭けるものなど、直接方向に賭けはしないトレード手法もあります。

(ちなみに、方向に賭ける、つまり上か下かに賭けることを、オプション用語でデルタを取る、若しくはデルタに賭けるといったりします)

ですが、基本的にほとんどのトレーダーはデルタを取りに行っていますし、普通の個人FXトレーダーはデルタを取りに行く手法でトレードをなさっていると思うので、その前提で話を進めます。

私も勿論、毎日「上か下かを予想」しています。ですが、ほとんど当たりません。実際動画やメルマガを見られている方はお分かりだと思うのですが、ほとんど予想は外します。

でも、利益はしっかりと上げます。これは、一見矛盾しているようですが、矛盾していないのです。

「億万長者のアナリスト」なんていない

そもそも、上がるか下がるかを精度よく予想することは不可能です。いやいや、アナリストは予想が当たるからアナリストなんじゃないの? とお思いでしょう。

では、逆にお尋ねします。あなたは「億万長者のアナリスト」に遭遇したことはありますか? もしアナリストがかなりの精度で上か下かを常に当てることが出来るのであれば、フルレバレッジでトレードをすればいいだけのこと。

実際には「億万長者のアナリスト」なんていませんし、「アナリストの言うとおりにして儲けた億万長者」もいません。この事実が、上がるか下がるかを予想することの無意味さを物語っています。

そして、世の中のアナリスト集団は、とても頭のいい人ばかりです。そのような頭のいい人が、毎日朝6時から夜11時ごろまで働いて、調べに調べ、考えに考えて、出した予想が外れるのです。

では普通のトレーダーが、トレードのかたわら少し調べただけで、そのアナリスト集団より良い予想が出来るというのでしょうか? 頭がさらに良ければできるのでしょうか? いやいや、真実はこうです。

「アナリストも、トレーダーも、予想を外しまくっている」

でも、トレーダーは儲けなければなりません。予想は外れても儲ける、その一見矛盾したことを次回もう少し詳しく話していきたいと思います。

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月光為替(げっこうかわせ)

現役ヘッジファンドトレーダー。FXで毎月200~300pips、金額ベースでは1~2億円を安定的に稼ぎだした経歴を持つ。現在は日本株運用がメインで、引き続き個人資産でもFX取引を継続中。会社に内緒で、月光為替の名で活動、厳しい言葉のなかに相場の真実が見え隠れする個人投資家の味方。

公式サイト:FXブログ 月光為替の勝利のFX

twitter:https://twitter.com/gekkokawase

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