予想を外しても儲けることのできるカラクリとは[月光為替]

今回は「予想を外しても儲けていく」というカラクリを説明していきたいと思います。

そもそも「予想」とは?

我々トレーダーは、値動きの予想を毎日行う必要があります。ですが、その予想は結局ほとんど外れます。ですが、最終的には儲けていきます。かなり矛盾しているように聞こえますよね?

まず、では予想とは何ぞやという所から話を始めましょう。予想とは、結局「パターン認識」なのです。魔法のような直感で未来を占うというのは、予想ではありません。予想というのは、何らかの論理的思考に基づいた、過去のパターン認識の結果なのです。

出版社はAmazonを予想できませんでした。ソニーはアップルの進撃を予想できませんでした。なぜ出来なかったのでしょうか? それは、著しい技術の進歩というのは、偶然の産物だからなのです。そこには論理の飛躍がある。だから、論理として積み上げて、過去のパターンと照らし合わせて行う「予想」ではその結論に到達できないのです。

例えば、明日アメリカが間違えて核兵器を誤発射してしまったとしましょう。そうなった場合マーケットがどうなるか分かりませんが、そもそもこんなことは誰も予想しません。こんな偶然を予想はできないし、しても無駄だからです。

ですが、マーケットを動かす大事件はだいたいこういう予想できないことなのです。だからみんなパニックになる。予想できているならパニックになりません。

予想に対する行動の違いが勝敗を分ける

つまり本質的に、予想は外れるんです。予想が外れないなら、相場は動きません。予想外のことが起こるから相場というのは動くのです。だから、予想は外れていいんです。

ファンダメンタルズ分析も、テクニカル分析も、予想という意味では大差ありません。どちらも結局過去の動きと現在の情報を用いて、未来を予想しているのですから。こういう分析では、予期せぬ動きはそもそも予想できないのです。

では、なぜ儲けることができるのか。それはとても単純なのです。

「予想は外れることを前提として、出来る限り損を小さく抑える」

「たまたま当たった予想を大事にして、利益をふくらませる」

本質的には、上の二つが守れているから、勝てるトレーダーは儲けることが出来るんです。当たり前の様ですが、これは口で言うほど簡単な話ではありません。

では、次回から何故これを現実に守るのが難しいのか、そしてどのように改善していけばいいのかという具体的な話を、何回かに分けて話していきたいと思います。

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月光為替(げっこうかわせ)

現役ヘッジファンドトレーダー。FXで毎月200~300pips、金額ベースでは1~2億円を安定的に稼ぎだした経歴を持つ。現在は日本株運用がメインで、引き続き個人資産でもFX取引を継続中。会社に内緒で、月光為替の名で活動、厳しい言葉のなかに相場の真実が見え隠れする個人投資家の味方。

公式サイト:FXブログ 月光為替の勝利のFX

twitter:https://twitter.com/gekkokawase

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