「ルール破り」を「ルール改善」へ変えていく1つのアイデア[月光為替]

更に期待値を上げていく「ルール改善」へ変えていくには?

感情からのルール破りではなく、ルールの改善へと思考回路を変えていくにはどうしていけばよいのでしょう。

ポイントは、結論から申しますと、「一貫できるかどうか」につきます。

例えば、ストップロスの位置を、機械的に15pipsと置いていたところを、前の足の高値安値に置くようにするとしましょう。

これは、簡単にどちらがいいのか確かめることができます。

自分の今までのトレードの記録を引っ張り出して、過去チャートと照らし合わせながら、どちらの方がトータルの損益でまさったのか、確認していけばよいだけの話です。

これで、変更した方が劇的に獲得金額が変わるのであれば、そのように今後はやっていけばよいのです。

これは、実はとてもめんどくさい作業でもあります。さっきの例でいくと、考えなければいけないことは、

  • ボラティリティが大きくなっていたときに、ポジションサイズは一定のままでよいのか
  • 利益確定に変化を加えなくてもいいのか
  • 15pipsだと損切にならず、高値安値だと損切になるポイントで、小さなボックス圏のようになってしまった場合、何度もエントリーを繰り返すのか。それとも、その場合一度負けたのだからもうエントリーはなしにするのか
  • 上のような場合に、ポジションサイズを変化させる必要はないのか

このように色々なことが考えられ、その一つ一つに対し、決めつけず、客観的なデータがだせるように検証分析していかなければなりません。

ルールを逸脱するときは必ず検証作業というペナルティを課すこと!

これは、めんどくさいですが、ルールを変更、改善するうえでは必ずやらなければならない大切な部分です。お分かりの通り、この後必ず求めている結果、すなわち「改善した方が期待値があがった」という結果が得られるわけではありません。

膨大な時間をかけて、「結局元のままがよい」という結果を得るだけになる可能性もあります。でも、そのおかげで、つぎに同じようなシチュエーションに陥ったとき、自信をもってルールから逸脱した行動をとらないようになることができます。

感情からのルール逸脱は、その時その時だけの苦しみなので、痛くもかゆくもなく、また同じことを繰り返します。

そのたびに、この面倒くさい検証作業が待っていると考えると、一時の気の迷いで逸脱はなかなかできるものではありません。

思考回路を変えていく薬として、必ず何か逸脱した場合は、この検証作業をする、というペナルティを自分に加えていくといいと思います。

勿論、成長していくうえでこの検証作業は必要ですので、いつも嫌がってやらないということはないようにしてくださいね笑。

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月光為替(げっこうかわせ)

現役ヘッジファンドトレーダー。FXで毎月200~300pips、金額ベースでは1~2億円を安定的に稼ぎだした経歴を持つ。現在は日本株運用がメインで、引き続き個人資産でもFX取引を継続中。会社に内緒で、月光為替の名で活動、厳しい言葉のなかに相場の真実が見え隠れする個人投資家の味方。

公式サイト:FXブログ 月光為替の勝利のFX

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