第五の障害「メンタル的な障害」[月光為替]

さて、ついにこの障害シリーズにおける最終章、メンタルについて話して行こうと思います。

このシリーズが終わったら、ざっくり「超初心者が最低限知っておかなければならない相場の知識」について書いていこうと思っているので、そちらも宜しくお願い致します。 

相場はメンタルだけでは勝てない

では、メンタルについてですが、昨今はこの「メンタル」というものが、何か相場の秘伝のようなもののように取り扱われることが多く、個人的には辟易としています。 

曰く、相場は手法ではなく、メンタルだと。「メンタルさえしっかりしていれば、トレードは何しても勝てる」というような文句をよく見ます。 

私は断言しておきますが、「相場はメンタル」などでは決してありません。マーケットでトレードしていくにおいて勿論メンタルも一要素にはなりますが、それが8割、9割を占めるなんてことは絶対にありません。

ただ、どうしても勝てない人の最後の引き金が、メンタルだということはありえます。そういう人がメンタルを克服したときは感動の幅が大きく相場はメンタルだと思ってしまうのかもしれませんが、“確固たる実力があっての”メンタルです。 

スポーツ選手でも、メンタルはとても大切だと思います。練習のように打てたら、なんてことはよく考えるでしょう。でも、それでスポーツはメンタルとはなりませんよね。

トレードでも同じで、メンタルうんぬんはまずしっかりと平常時なら安定して勝てるように知識と経験を積んでからです。その最後の一歩にメンタルはなりえます。

と、前置きが長くなりましたが、どのようにメンタルがトレードに影響してくるのでしょうか。

メンタルブレーキが一発でわかる例え話

簡単なメンタルブレーキの例をお話ししましょう。

例えば、負ければ100万円、勝てば200万円の賭けをするとしましょう。ちなみに、勝率は50%です。

これは期待値はお分かりの通り、50万円のプラスです。ですが、あなたはこの賭けにのりますか? 

いくら期待値がプラスといっても、負ければ絶対額として100万円失うわけです。このゲームを100回くらいできる財力があれば別ですが、普通の人だと、まず足踏みしてしまうでしょう。

これがメンタルブレーキです。期待値がプラスだと分かっているトレードも、何らかの自分の置かれている環境やメンタル次第で、踏み込めなかったりします。そして、それが後々長い目で見て、大きく期待値を下げる結果になりえるというわけです。

次回は、このメンタルブレーキについて、色々な事例をご紹介していきましょう。

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月光為替(げっこうかわせ)

現役ヘッジファンドトレーダー。FXで毎月200~300pips、金額ベースでは1~2億円を安定的に稼ぎだした経歴を持つ。現在は日本株運用がメインで、引き続き個人資産でもFX取引を継続中。会社に内緒で、月光為替の名で活動、厳しい言葉のなかに相場の真実が見え隠れする個人投資家の味方。

公式サイト:FXブログ 月光為替の勝利のFX

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