ディーラーによる今週のドル円「111円タッチ!注目の米中の通商協議はハッピーエンドを迎えるか!」[国府勇太]

こんにちは。国府勇太です。

さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です

先週の一言「堅調!111円タッチ!」

先週を一言で表すと「堅調!111円タッチ!」です。

2月11日(月)に109.765円でスタートしたドル円。
週明けからしっかり上昇し、終値で110円を超えました。

12日(水)にはさらに上昇し111円にタッチも13日(木)には反落。
14日(金)はほぼ動かずで110.436円で週末クローズしました。

1週間を通して堅調でした。

ずっと超えられなかった110円をあっさり超えて、一度も割れることなく1週間を乗り切りました。

主な要因は、「アメリカと中国の通商協議の見通しが明るいこと」(つまり、米中の貿易戦争の事態打開が見られるかもしれない)が挙げられます。

ドル円、今週の見通し

単純移動平均線(SMA)をプロットしてみましょう。
パラメータ(設定値)は25、75、105です。

SMAが3本向きが揃っている時は明確なトレンドを表すのですが、今回はバラバラです。

2月からの上昇で短期線が上向きになっているものの、中期線・長期線は1月中旬にクロス(デッドクロス)してから緩やかに下げています。

まだまだ中長期では下落トレンドに変更はありません。
とはいえ、短期の上昇の勢いも無視できず、トレードがしづらい難しい局面です。

スイングトレード(数日で決済)の場合、短期の上昇の勢いをうまく使ってロング(買い)なら短期戦を押し目の目安にするといいでしょう。

ただ、中長期の流れは下です。
しっかりと利食いの目安も決めてトレードをしましょう。

その場合は、「利食い幅>損切り幅」に設定してトレードすることでリスクマネジメントを徹底することをおすすめします。

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

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国府勇太(こくぶ・ゆうた)

慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。