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FX力を鍛える有名人コラム

複数のテクニカル分析を使ってトレードしてもいいの?![大橋ひろこ]

これさえやっていれば絶対勝てる!というトレード手法は存在しません。

ある一定の時期限定で的中率が驚異的に上がるテクニカル・インジケータもありますが、相場の地合いが変化すればそれも続きません。

レンジ相場なのか、トレンド相場なのかで使えるテクニカル・インジケータは違うため、現状がトレンド相場なのかレンジ相場なのかを見極めることが肝要となって来ますが、こればかりは後になってみてわかるものなので、レンジだと思って逆張りでエントリーするものの、レンジをブレイクしてしまって失敗することもあれば、トレンド誕生だと思って順張りでエントリーしても、折り返してきて失敗することもよくありますね。

テクニカル分析において、あれこれ浮気せずに、ひとつのインジケータでトレードしたほうがいい、という指摘もよく聞かれますが、私はそう思いません。

今、何が機能しているかは相場の地合いによって違うため、ひとつのテクニカル分析だけではトレード機会が少なすぎるからです。

トレード機会が少ないと、売買サインが点灯するのが待てずに、派手な値動きについ値頃でついていきたくなる衝動を抑えることが難しくなるのです。

研究を重ねて、自分が得意とするテクニカル・インジケータをいくつか追いかけて、どれかひとつでも売買サインが出れば、それに素直についてポジションメイクすることで、衝動を抑えることができます。

当然、サインがいくつか揃えば、絶好の機会となりますが、日足レベルで同じ方向を指していても、時間足や分足に時間軸を落としていくと、売買サインはなかなか揃わないものです。

どれかひとつでもシグナルを出していたら、打診でポジションメイクしてみることで、機械喪失を逃れることができます。

私が仕事で出会う本当に勝ち残っているトレーダーの方は、ポジションメイクするのに、ひとつのテクニカルだけを徹底してみているという方は存在しません。

あらゆる情報やテクニカル分析を見ていますし、そのいずれかの材料をピックアップしてポジションメイクしています。

多くの材料やテクニカル分析を見てトレードすることがダメだということではないのです。

トレード機会はストレスにならぬ程度に頻繁に訪れるほうが好結果となることが多いようです。

そして、その際にもっとも重要なのは、それが間違ったなら潔く撤退すること。つまり、損切りすることです。

思惑と違う値動きをした場合はさっさと止めることが資金を残す最重要事項。これさえ徹底できれば、資金を残すことができるようになってくるのです。(月刊FX攻略.com 2013年11月号掲載)

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