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2010.09月号

ホリエモンの世直し提言 第8回:堀江貴文

ホリエモンの
世直し提言
堀江貴文

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FX天気予報表

イサムのFX初心者研修会9月8日

米ドル/円 上昇傾向 やや上昇
サポート 83.50
レジスタンス 84.30
ユーロ/円 上昇傾向 やや上昇
サポート 105.40
レジスタンス 106.90
ポンド/円 上昇傾向 やや上昇
サポート 127.90
レジスタンス 129.80

イサムのFX初心者研修会

 
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「まだ、対面取引ってあるの?」なんていう人もいるだろう。確かにネット全盛のなかでどんどん減っている。

対面取引:綾木望
対面取引:綾木望

「まだ、対面取引ってあるの?」なんていう人もいるだろう。 確かにネット全盛のなかでどんどん減っている。 しかし、今も電話による対面取引をしている会社はちゃんとある。コストのかかるサポートをしながらも、今も対面取引をする会社には、地元投資家のニーズに応えるという責任感と、FX取引へのしっかりしたポリシーがあり、ネットと電話の両用などの工夫をしている。 あくまでも人と人とのコミュニケーションを重んじている対面取引。 ネットトレードしかしない人からすれば、「レトロ」かも知れないが、その温かみを大事にしている投資家も多いのだ。 対面取引をアナクロでなく、偉大なるアナログと呼びたい。

■24時間サービスで、いつ電話をしても担当者が対応~FXクリエイト

「お客さまは、中高年の方とか女性が多いですね。 取引単位は10万通貨単位ですから、スワップ狙いをすれば、まとまった利益になります。 たとえば、豪ドルならスワップポイントは現状で(取材日は4月上旬)、10万通貨なら1日800円くらいになります。 1年もってれば20万円以上ですから、比較的リスクが少なくて、利益を出す可能性が高いと思います」こう話すのはFXクリエイト代表取締役の日野裕冶さん。 今回取材した対面取引可能な会社に共通するのは、FXをトレードとしてだけでなく、リスクを抑えて、着実なリターンを得る方向を大事にしようとしていることだ。

同社は初回の預け金が50万円以上で、通貨単位が10万通貨となっている。 1ドルが100円とすれば、買いつけには1000万円必要だが、同社の対面取引(スーパーFX)でのレバレッジは最大20倍なので、フルレバレッジをかければ預け金50万円がそのまま証拠金となる。しかし、リスクも大きくなるわけで、1ドルが95円に下がった時点で証拠金はフッ飛んでしまうことになる。 「実際には100万円預け入れて、取引の証拠金は50万円でレバレッジも数倍という人が多いですね」(日野さん)

■ネット対面の両方に対応

このあたりに同社と、その顧客のイメージが浮んでくるはずだ。同社は電話とネットトレード(オンラインFX)の両方を扱っているが、ネットトレードのほうは初回預け入れ金10万円、レバレッジ100倍と他のFX会社と同じような内容となる。 他に対面取引とネットでの違いは手数料だ。ネットの場合は無料だが、電話取引の場合は片道で1通貨当り10銭で、10万通貨で1万円となる。 ネットトレードをする人からすればずいぶん高いような気がするかもしれない。

しかし、取引では24時間の電話サポートをしており、そのための担当者が1日3交代で対応しているとなれば、そのコストはネットと比べて大きなものになるのは当然だろう。 そして、「単に注文を受けつけるというのではなく、為替に対するさまざまなご質問に答えられるようなトレーニングを受けた専門スタッフが対応します。 ロイターなどの最新の情報を元に、お客さまの投資経験や投資スタイルに応じて、適切なアドバイスを提供しています」(柴田英幸・カスタマーサービス部部長)ということで納得いくのではないだろうか。

10年以上前、ネットトレードが始まる前の証券会社で株を売買すると買いつけ代金が100 万円なら、手数料は1万円必要で、往復で2万円かかるから利益を出すのにみんなヒイヒイいってたことになる。それと比べれば、1000万円の買いつけ手数料が1万円という同社の手数料は高いとは思えない。 しかも、同社は東京にあるが、要望があれば関東近郊なら客を訪問して、口座開設の手続きから、FXについてのさまざまなアドバイスを提供しているのだ。九州や北海道なら電話で細かく相談に応じてくれるのだ。

■人によるサポートだからこそ知りたいことがすぐわかる

「確かに電話というのはアナログと思われますが、電話じゃないといやだというお客さまはたくさんいらっしゃいます。 しかし、対応する会社がどんどん減っているのが実情ですし、探すのが大変という声をよく聞きます。 パソコンは便利ですが、たとえば、取引で自分が探したい情報にたどり着くまでにずいぶん時間が必要なことが多いですね。 でも、電話ならすぐに答えが返ってきます。 しかも、お客さんのポジションに不利なことがあれば、携帯にメールで知らせたりもします。

当社がFXを始めたのは2001年で、お客さまは昔から投資をしている人が多く、リーマンショックも乗り越えて生き残ってらっしゃる。 ネットとか電話とか関係なく、投資家としてしっかりしていらっしゃる人が多いと思います」(日野さん)もともと証券系の同社だから、対面で顧客と接することが業務の基本だったことになる。 だからこそFXを通しても、顧客の資産運用ということが念頭にある。

とはいっても、「電話でデイトレードするお客さまもいらっしゃいますよ。 短時間で上がれば売るなどして、1日に数回取引されたりします。 電話は何回かけても無料です。今は相場に動きがあるから比較的短期になっていますが、長期の人はだいたい1年くらいポジョションをもってらっしゃいます」 (柴田さん)と、客の投資スタイルはさまざまだ。

同社の取扱い通貨ペアは8、今は「豪ドル/円」と、「ユーロ/円」が人気という。取引をしたい人はまず電話で相談して欲しい。 遠方なら郵送でも。カスタマーが手取り足取り教えてくれる。夜中に気になって起きて電話しても対応してくれる。 「お客さまは声で応答してくれるのがいいとおっしゃっています。やはり、人と人のコミュニケーションは大事にしていきたいと思います」(日野さん) 同社では携帯で顧客に音声で情報を伝えるシステムを開発中という。ヒューマン・インターフェイスという言葉をしみじみと思い出す。

■スローライフだけでなく、スローFXもよさそうだ~益茂証券

FXクリエイトがもともと証券といったが、この益茂証券は「現役」の証券会社だ。 しかも、福井県内に4つの支店をもつ、創業明治の地場証券なのだ。 県内にたくさんの昔ながらの顧客をもつ同社は、なぜFXの対面取引を始めたのだろう。 代表取締役社長の益永哲郎さんは、「当社は昔ながらのカウンター営業や訪問営業をしていました。ネット時代が始まり、当社で何かできないかと考えていたときに、FXを手がけるきっかけがみつかったんです」 それが老舗4代目社長の益永さんと、現為替事業部長の山口信吾さんとの出会いだ。山口さんは東京短資出身で為替のプロ。 益永さんはFXを業務に加えることにした。 2006年7月からそのための準備をし、11月には専属のチームによる為替事業部をスタートさせたのだった。

「ビルを改装したりと、立ち上げの準備は大変でしたよ。取引にはパッケージのシステムを取り入れたので、ネットトレードのシステムも構築しました。今はネットのお客 さまも増えてきました。対面取引のお客さまの注文は当社の担当者が画面を見て入力を代行するわけです」 ネットと対面取引を始めるために、改めて社員教育をしなければならなかった。証券マンだけに相場への勘とか金融への知識はあったが、FXは独特で難しい面があったという。しかし、その努力が新たなサービスを生んだことになる。

「電話だけとか、ネットだけでなく、たとえば、ネットで売買はできないけど、画面を見ながら電話したいというお客さまには、画面を見ながら電話で取引することもできるようにパスワードを設定するなどしました」(山口さん)そしてなにより、もともとの業務である株取引のように、FXでも顧客担当者を決めて、対応しているのだ。 取引を通じて投資家のことをよく理解し、資産運用に協力するのをモットーとしている。 古くからの顧客は、益茂証券では株の担当者とFXの担当者の両方に面倒見てもらえることになる。 同社の電話サポートは朝8時から夜12時まで、担当者が2交代で行っている。

同社の対面取引では24通貨ペアが用意され、手数料はネットが片道5銭で、対面が10銭。スプレッドはネットと変わらない。 取引通貨単位は1万通貨だから、米ドルを1万通貨買うと手数料は1000円となる。 スワップは、豪ドルなら1日78円(取材時点)だから、1豪ドル80円で保証金30万円でレバレッジ約3倍で1万通貨買えば、1年で2万8400円となる。 30万円で10%のリターンとなる。たいしたことないと思う人もいるだろうが、預金と比べてみると十分ではないだろうか。 預金のメリットは安全ということだが、そこまでではないが、FXのリスクを極力抑えるような努力をし、顧客にも安全な資産運用をしてもらいたいとしている。

■対面のメリットを極力生かす

同社は「手堅く、賢く、のんびりと、スローなFXのススメ」を提唱している。為替差益によるキャピタルゲインより、スワップ益によるインカムゲインを重視しているのだ。つまり、為替預金の安全さに近いものを求めながら、レバレッジやスワップポイントというFXのメリットを最大限生かして、顧客の資産をできるだけ有利に運用したいというのがその経営姿勢だ。それこそ、地元の顧客を大事にして、自社も地元と密接な関係をもちながら成長していきたいという同社の願いだろう。 そこにはネットと違う温もりがある。フリーダイヤルの電話でサポートをするだけでなく、「お客さまがロスカットになる前に何か変化があれば、こちらからすぐ電話します。それが対面のメリットです。相場が悪いときはお客さまは心配です、だからこそ、そういうときに電話しなければと思っています」(山口さん)

最初の立ち上げで初期投資も大きかったが、経営努力で去年の夏ころから為替事業の収益が順調になってきたという。 また、ネットではキャッシュバックのサービスが全盛だが、同社では折に触れて、米や肉など福井のおいしいものを提供するキャンペーンを行っている。 同社では地元の顧客だけでなく、全国からの電話取引にも応じるという。取引を始めれば、福井の「情」に触れることができるのではないだろうか。 ちなみに同社のホームページには、益永社長のブログが掲載されているが、その内容がなかなか面白くて、かつためになると思う。

■顧客資産の為替リスクのヘッジがFX業務のはじまり~豊証券

益茂証券と同じく、この豊証券も中京の地場証券会社だ。愛知、岐阜、三重を基盤としている。 FXを扱うようになったのは、「もともとお客さまには株や債券を取引していただいていましたが、なかには外債があり、為替リスクを避けるためにFXを使うことを考えました。それがスタートですね」(波多野良一・商品部次長)

FXは規制が厳しいために、社員をトレーニングし、新たにFX関係の社内ライセンスを取得させるなどの準備をして臨んだという。 顧客の資産をできるだけ安全にかつ有利に運用するアドバイスをしたいということになる。 地元の人のためにということだ。だから、取引を始めたい人も含めて、同社は中京エリアで出張サービスをしている。 電話でのサポートは朝8時からよる6時までとなっている。取引は1万通貨単位からとなっている。 マージンコールなど、急ぎの場合は携帯に直接連絡してくれる。

中京以外でも電話による取引に対応しているので、詳しいことが知りたい方は同社まで連絡を。

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