2011年2月19日に、『待つFX』を出版させていただいたパンローリング出版主催の投資戦略フェアでは、講演の後に大変多くの方々と直接お話することができました。初心者の方や、投資の経験がある方などからいただいたたくさんの質問を
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- 「戦略投資フェア」で寄せられた個人投資家の皆さまの質問に対する私の答え:えつこ
- 「戦略投資フェア」で寄せられた個人投資家の皆さまの質問に対する私の答え:えつこ

2011年2月19日に、『待つFX』を出版させていただいたパンローリング出版主催の投資戦略フェアでは、講演の後に大変多くの方々と直接お話することができました。初心者の方や、投資の経験がある方などからいただいたたくさんの質問を、13項目にして「FX攻略.com」の誌面をお借りして、より多くの方に説明をしたいと思います。
Q:投資はまったくの初心者で、FXは何から手をつけてよいかわかりません。
A:まず、すぐにお金を預けてトレードするのではなく、チャートに慣れることをお勧めします。
それから、1日のうちで相場が大きく動くときが1回から2回ありますが、「いつ大きく動くのか?」と追求しながら、よく動いたときの特徴と指標発表との関連や、市場に影響したニュース等、必ず書き残して覚えるようにして下さい。
FX業者さんの提供するファンダメンタルのレポートや、速報ニュースを見ていって、最初はわからないことだらけだと思いますが、わからないことはできるだけ全部書き出していって、メモを取ることをお勧めします。Q:今まで株や先物で投資していましたが、FXはこれからです。何に一番注意すればよいでしょうか?
A:株や先物でも、それらの商品の情報が相場を動かしていると思います。FXも同じで、商品である取引通貨の国の情勢や、発せられたファンダメンタル等の情報は通貨を動かす大きな要因となります。
とくに、FXでは、ニュースや指標による影響で、1日の動きの変化が大変早いですので、情報収集は株や先物と同じような感覚で行っていただきたいと思います。
次に、やはり、1日の動きが激しいですので、チャートの練習は必要だと思います。また、チャートの動きに慣れるまではリアルトレードは避けるべきだと思います。Q:トレードはもう数年していますが、ファンダメンタルはわかり難いので、いつもテクニカルだけ見て、ファンダメンタルは避けてきました。ファンダメンタルは必要ですか?
A:ここ最近の市場で、テクニカルだけで動いているのはほとんど見たことがありません。一昨年ぐらいに、東京時間のOPEN時から大きく上昇したときに、業者さんのニュースで、「日足の200日線が90日線とゴールデンクロスをして、個人投資家の総称である、“ミセスワタナベ“が買いに動いた」と読みましたが、それ以降は、テクニカルの要因だけで大きく動いた日はあまりないように思います。
下のチャートは、2011年2月22日の午前中に流された中東情勢の悪化のニュースで、地理学的にヨーロッパ通貨が大きく下落したチャートです。このように、ファンダメンタルの要素は相場を大きく動かします。
FXは各国の通貨を売り買いして差益を取る投資ですが、最近はやはり、各国の情勢やその国の今の経済状況を数字化した指標の内容の影響を受けての動きが多いですので、ファンダメンタルは大変重要だと思います。
Q:決済と損切りとの目安、逆に動いたときの判断はどうされますか?
A:まず、利益を取る数字的な目安は、私は「ポンド/円」であれば、20pips、「ユーロ/円」であれば、15pips、「ドル/円」であれば、5から10pipsを目安にしています。ですが、逆に動いた場合でも、その目標数字に近いマイナスの数字となった場合に決済します。たとえば、「ポンド/円」であれば、マイナス20pips、「ユーロ/円」であれば、マイナス15pips、「ドル/円」であれば、マイナス5からマイナス10pipsを目安にしています。
チャートのテクニカルでは、勢いがついたのに思った方向にいかない場合、たとえば、上昇となって勢いがあったのに、下降に変わったときに、即決済します。勢いがあると判断できるのに、相場がきちんと動かないときには、利益が出せる相場ではないので、深追いしないようにします。Q:ポジポジ病です。
A:「ポジポジ病なんです」とおっしゃる方が大変多かったのですが、私も初期に経験があります。1回損をすると、その後は取り返したくて、根拠のないエントリーを繰り返してしまいます。ハッと気がついたときには、残高が予想以上に減っていて、自分の頬をバンバン叩いて泣いた覚えがあります。
その経験から、1日のうちで、まず2回損をしたらトレードは止めるようにして下さい。私は1日に2回損をしたらトレード中止とルールを決めています。でも、それは毎日チャートに集中できる時間がたくさん取れていたときのルールです。最近はエントリーチャンスが少ないので、1度損をしたら、エントリーできるレートの表示を消して、その日はエントリーしないようにしています。
なかなか利益が残らない方の傾向には、エントリー回数が多いという共通点があることを意識して、いかにエントリー回数を減らすかを課題にしていただきたいと思います。Q:FX業者を選ぶ基準は何ですか?スプレッドは気にしますか?
A:私は今、MT4でEAを使用しているので、EAの規制がない海外業者がほとんどですが、国内の口座は3社程、開設しています。
今までは、ツールの使い勝手だけで決めていましたが、今後は、レバレッジが25倍になり、最初に準備しないといけない金額が大きくなりますので、先々も安心してお金を預けられる金融大手の業者に絞るつもりです。
また、ニュースや情報量が豊富であることも重要です。今回、投資戦略フェアでご提供いただいた野村證券、近代的なツールのアイネット証券、FXでは老舗のひまわり証券がメインの口座になると思っています。
大きなトレンドのなかで、勢いのあるときのみエントリーするトレード方法なので、スプレッドはあまり気にしなくなってしまうのですが、スプレッドは狭いほうが、エントリーしたときに最初から大きくマイナスになりませんから、狭いほうがお得だと思います。Q:トレード記録はなぜエクセルにしないで、手書きのノートなのですか?
A:ノートに記録しながら、PC上にワードファイルでも記録を残そうとしたことがありますが、なぜか、後から見直すのは手書きのノートのほうでした。また、手で書いたほうが頭に残っているので、手書きのノートで記録を残しています。
Q:一番重要なテクニカルは何ですか?
A:私も含めて、素人の方にとって、毎日、きちんと利益を残せる相場の動きというのは、相場に勢いがあるときだけだと思っていますので、ADXDMIとBBandWidthRatioが一番重要だと思います。今使っていらっしゃるテクニカルがあるのであれば、一緒に使用することによって、良いトレードができると思います。
Q:1時間足は重要ですか?一番重要な時間足はどれだと思いますか?
A:私は、トレードは15分足から行っていますが、市場の動きを把握するために一番の軸となる時間足は、30分足と4時間足だと思います。トレードを15分足から行うのは、30分足の動きをより早く察知した直近の時間足だからです。
Q:サラリーマンなのですが、時間がなかなか取れません。どの通貨が一番いいですか?
A:仕事から帰宅して、夕食や入浴を済ませた後にトレードするとなると、22時ぐらいからトレードすることになると思います。その時間帯は、1日のなかでの大きなトレンドが終わった後になることが多いのですが、NY時間帯ですので、やはり、アメリカの指標スケジュールを確認して、重要指標であれば、指標発表後の動きに注目してトレードしたほうが無難だと思います。
通貨は「ドル/円」や「ユーロ/ドル」等の「ドルストレート」をお勧めします。重要指標にランクづけされる指標発表は毎日ありませんので、毎日トレードチャンスがあるとは思わないほうが良いですし、毎日1回のトレードで大きく利益を取ろうと思わないほうが良いです。
大きなニュースや要人発言や、重要指標の発表がある日は10pipsぐらいを目標にすることは可能かもしれませんが、そういった予定がない日は、1日3pipsから5pipsを目安にすることをお勧めします。Q:今お勧めの通貨は何ですか?
A:今はユーロ加盟国の財政難から、国の格付けを下げる信用不安のニュースや、財政難対策としての利上げの見込み等、注目する材料が多い点と、ポンドとユーロは同じ動きをし易い点で、「ユーロ/ドル」「ポンド/ドル」と、合成通貨の「ユーロ/円」「ポンド/円」と、それら合成通貨の考えから「ドル/円」に注目してトレードしています。
チャートに表示させているのは、「ポンド/円」「ポンド/ドル」「ドル/円」「ユーロ/ドル」「ユーロ/円」です。この配置にすると、合成通貨と通貨の相関性の動きがつかみやすいので、ぜひお勧めします。Q:主婦なのですが、チャートに集中する時間をどう確保していいかわからないんです。
A:まず、1日のスケジュールを作成することをお勧めします。指標発表や要人発言や休日国があるのかないのかで、東京・欧州・NY市場はどのように動くのか、動くのであれば何時頃かがだいたい予想できます。動くと予想できた時間帯以外で家事や買いものをしておけば、動く時間帯にチャートに集中できると思います。
こちらは『待つFX』の第3章の、~トレードする時間をマネージメントしましょう~で、詳しく説明しておりますので、ぜひ参考にされて下さい。Q:チャートの業者とエントリーする業者が違うんですか?
A:はい。チャートの業者さんとエントリーする業者さんは違います。私はチャートはMetaQuotes社のMetaTrader4を使用していますが、動きを把握するために、通貨の相関性を表示させているMT4のデモ口座と、EAやエントリーや決済用のMT4の口座と、国内の業者さんの口座を使用しています。
MetaQuotes社のMetaTrader4は、ダウンロード先のURLがよく変更になります。今はこちらのURLのようです。
http://www.metatrader4.com/以上の13の質問を大きくまとめて見ました。初心者の方やそうでない方が、最初に大きく損をすることなく、コンスタントに利益を残すことができるヒントとなりましたら、私としましても大変嬉しいことです。







