FXでは、テクニカルの手法、経済見通し、業者の選び方に注目が集まり勝ちですが、今回は、敢えてそれ以外の個人投資家にとって大切なことを取り上げました。
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- 相場に勝つための3つの鉄則:不動修太郎
- 相場に勝つための3つの鉄則:不動修太郎

FXでは、テクニカルの手法、経済見通し、業者の選び方に注目が集まり勝ちですが、今回は、敢えてそれ以外の個人投資家にとって大切なことを取り上げました。
1.資金管理
人生において、一番大切なのは何か? と問われると「健康」「家族」「夢」と答える人が多く、「お金」という方は少ないですね。とはいえ、「健康」「家族」等の大切なものはお金がないと守ることは難しくなります。
とりわけ、FXなどの投資では、そもそもお金を増やすことが目的ですので、「資金管理」というお金を守る操作が大切です。銀行など機関投資家では、経理、管理という部署やトレードを行う部署が資金を管理していますが、個人は自分のお金を自分で管理するしかありません。
そのために、10連敗しても復活できる取引ルールをつくることを薦めます。たとえば、口座に100万円を入金したとすると、1取引での損失額を5万円以内に抑える作戦としましょう。そうすると10連敗しても50万円が残ります。あるいは、100万円の資金を50万円ずつにわけて、2つのFX業者に入金するのもいいでしょう。そのうえで、ひとつの業者では、スキャルピングといわれる短期売買をして、もうひとつの業者で、中期、即ちスイングトレードをするのもいい方法です。
もうひとつ大切なことは、利益が出て、口座のお金が増えてきたら取引金額を大きくするのではなく、いったんは出金することです。こういう資金管理をすることで、大切なお金を直ぐになくしてしまうことはなくなるでしょう。
勝てない個人投資家の多くは、あまり相場の勉強をせずに投資を始め、相場が思わぬ方向に動いて大きく負けたケースが多いです。結果として、大切な資金のほとんどを飛ばした頃になって、やっと相場の動きが読めるようになったという悲しい話を聞くことがあります。
だからこそ、個人投資家は自分自身で致命的な損をしないような資金管理こそ大切といえます。2.ライフスタイルに合った取引
ほとんどのスポーツ、格闘技では、アマチュアはプロとは戦いません。ところが、投資では、個人投資家は否応なくプロである機関投資家のディーラーと同じ相場で取引をしなくてはなりません。機関投資家で為替の売買をしているのはディーラーと呼ばれる人ですが、社内に必要な資金を調達する部署が在り、取引に必要な経済情報を集める人もいますし、ネットワークを管理する人もあります。同じ社内に多くの部署があり、分業して取引をしているので、ディーラーは取引に集中できるわけです。
それに対して、個人投資家は資金管理、情報の分析、取引をたった一人でこなしながら、プロと呼ばれる機関投資家と同じ相場で取引をしていることになります。
機関投資家は、会社組織に属しているため、相場がどうなってもある程度の取引をして儲けを出すことが求められますが、私たち個人投資家は、「休むも相場」で、自分の都合で相場を休むこともできるし、取引をしたい時間だけ自分のペースで取引をすることができます。私はこれこそが個人投資家の強みであると考えています。
私は昼間にフルタイムで働くサラリーマンをしながら、ブログを2つもち、アクセスの多いサイトにコラムを2本執筆していますから、FX取引ができる時間は短いです。私自身は短期売買が中心にならざるを得ませんが、専業の個人投資家ならば、相場を長い時間見ることができますから、投資戦略そのものが違ってきます。
実は、私がなるべく1時間以内の短期売買を心がける理由は他にもあります。
日本の夕方から未明、つまり、欧米の昼間に欧米の経済指標が発表になり、要人の発言が出ます。とくに、最近は、欧米のちょっとしたニュースや発言によって、米ドル、ユーロが動くことが多いです。
基軸通貨とその次に取引額の大きい通貨であるユーロの為替が動くと、他の通貨為替も影響を受けて動いてしまいます。この傾向は、ギリシャなどのユーロ圏の信用不安が表面化してから際立ってきました。
一般的に、長期になるとファンダメンタルの影響がより強くなります。このようなファンダメンタル、とりわけ突然のニュースに対する対応は、情報収集に長けている欧米の機関投資家が有利で、日本の個人投資家は距離と時差が大きいため、不利な立場に置かれることが多いです。
ですから、日本の個人投資家は一般的には、突然のニュースの影響の比較的少ない短い取引をしたほうがいいでしょうね。短いといっても、ライフスタイルや投資スタイルの好みで、数分から数日の範囲で利益を狙うこととなります。
個人にはふだんは取引をせず、相場を眺めるだけという戦略もあります。とくに、南アフリカ、トルコ等新興国の通貨は年に何度か急落するので、その後に安値で買うという手法で儲けている人もいます。3.相場勘を養う
私は幸いにも環境に恵まれたので、為替投資で有名で、多くの著書をもつ先生方や、億単位で稼いで国税の査察に踏み込まれた個人投資家たちと友人になることができました。一方で同時に、残念ながら勝てない投資家の方もたくさん見てきました。
相場は格闘技、スポーツと似ていて、最初は初心者で、勝ったり負けたりしながら、少しずつ勝てるようになるわけです。まれに天才的な才能があって、いきなり勝つ人もいますが、あくまでも例外です。
相場もスポーツと同じで、少しずつ実力と勝負勘をつけることが大切です。「勘」といいましたが、相場ではいい加減な「あてずっぽう」ではなく、ベテランのプロスポーツ選手がもっているような、豊富な経験から得られる正しい判断こそが重要です。
テクニカルとファンダメンタルについても、本で勉強できますが、それらを組み合わせて相場で勝つための相場勘は、相場からしか得られません。個人投資家が相場で勝つための3つの鉄則
1.資金管理に気を配る。
2.自分のライフスタイルに合せた投資スタイルをもつ。
3.控え目な取引を続け、相場勘を養う。






