日本のFX市場と他のアジア諸国のFX市場との違いは? 日本のFX市場は非常に洗練されていると思います。他のアジア諸国、たとえば、中国やインドでは人口は非常に多いですが、通貨が管理されているので個人でFXの取引はできません。
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- 特別インタビュー オアンダ・ジャパン社長 K・デューカー氏に聞く
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-日本のFX市場と他のアジア諸国のFX市場との違いは?
日本のFX市場は非常に洗練されていると思います。他のアジア諸国、たとえば、中国やインドでは人口は非常に多いですが、通貨が管理されているので個人でFXの取引はできません。
また、日本のFX市場はレバレッジ規制や信託保全の義務化など、個人投資家に配慮した規制を導入しています。今や、アメリカやイギリスも日本の動きに追随する構えをみせています。そういう意味でも、日本のFX市場は整備されていると思います。-御社のウェブサイトに、「Compliance comes first, Marketing later」という言葉があったのですが、これはどういう意味なのでしょうか?
私たちが創業以来一貫して行ってきていることは、「ベストな取引環境」を提供することです。たとえば、土日取引や1ドルからの取引、約定率100%、秒単位のスワップ受払いなども投資家のニーズに基づいて行っています。
また、お客さまに対し、「透明性・公正性」を提供することにも重きをおいています。
私たちはお客さまに対して事実を伝えます。たとえば、口座を開いていただいたお客さまには「ウエルカム・レター」を発行し、そのなかで「FX取引はいかに困難か」を述べています。FXで利益を上げ続けることの難しさを誰もが知っているのに、「FXは簡単」と宣伝するのは不誠実です。
また、間違った取引をしているお客さまには取引診断ツール(日本は準備中)を通じ、「あなたの取引は間違っています」とアドバイスします。目障りなレポートと思われるかもしれませんが、間違った手法で投資家が利益を上げることはほぼ不可能です。投資家は自身の間違いに気づくことがなにより重要なのです。
「Compliancecomes first, Marketing later」には、そのような私たちのFX事業に対する姿勢が盛り込まれているのです。-取引システムの特徴について教えてください。
取引システムを構築するにあたっては、お客さまの要望を徹底的に調べます。そして、要件を定義し、優先順位をつけて開発に入ります。その結果、オアンダ・グループの取引システムは、非常にユーザビリティの高い、わかりやすい、使い勝手の良いシステムになっています(2009 : WorldFinance : Best Trading Platform受賞)。
23種類のテクニカルチャートや、6種類の異なる注文方法、5秒足チャート、トレイル注文を0.1ピップから注文可能、また、説明が難しいですが「操作フィーリング」等々。たとえば、成行注文の約定には爽快感すら感じさせます。「オーバーテクノロジー?オーバースペック?」と思うこともしばしばです。しかしながら、細やかな部分に多大なコストと労力を投資し、完璧なものをつくる。それが、オアンダ・グループのひとつの特徴だといって良いと思います。-エンジニアの方はどのぐらいおられるのですか?
オアンダ・グループ社員の約70%がシステムエンジニアです。そのうち、約15名がコンピュータ・サイエンス等の博士号をもち、50名程度が修士です。彼らはFX市場とシステム双方を深く理解したベストエンジニアたちです。カナダのトロントを拠点に日夜、OANDA取引システムの構築や改善を行っています。彼らにとって職場であり研究室でもあるように見えます。とてもハードワーカーです。
-すごいですね。
投資とリターンのバランスから考えると、90%~95%で満足してしまいがちですが、オアンダ・グループのエンジニアは、常に完璧を求めます。しかも、自主的に。99%では満足できないのですね。できることはすべて完璧にやる、というのがオアンダ・グループのエンジニアの姿勢と申しますか、性質と申しますか。
おかしな話に聞こえるかもしれませんが、オアンダ・グループにはマニュアルがありません。理由は単純で、取引システムやツールが完璧につくられているからです。反対に、マニュアルが必要な取引システムやツールは不完全だということがいえると思います。
お客さまは取引画面や取引ツールをみただけで、はじめは五感でその内容を感じ取り、さらに、実際にさわって操作をしてみて、容易に理解を深めていけるようになっています。まるでアップル社のようだといわれることもあります。-ところで、オアンダ・グループとはどんな会社ですか?
不思議に思われるかもしれませんが、オアンダ・グループは単に利潤を追求するだけの会社ではありません。お客さまに対して「ベストな取引環境」「透明性・公正性」を提供し、長期間に渡る関係性を構築することに重きをおいています。
たとえば、オアンダ・グループでは、個人・法人・金融機関の隔てなく、すべての顧客は同一の条件で取引することができます。銀行等金融機関との長期的な関係性を構築するには、お互いが公平な立場でなければなりません。なぜなら、彼らはプロであり、公正性を見極める知識をもっているからです。
他方、一般投資家は収集可能な情報量に限界があり、不公平な立場におかれやすい。だからこそ、われわれは個人顧客に対しても同一の取引環境を提供することで公正性にコミットしています。-最後に、個人投資家に対してのアドバイスをお願いいたします。
投資商品のなかでもFXは、利益を出すことができる、魅力的な商品だと思います。しかし、FXで儲けるのは簡単ではありません。まず、「FXで利益を上げることは難しい」という事実を認識し、市場分析や取引手法の改善といった努力が不可欠です。また、FX取引をビジネスと同等に位置づけ、お金に対する厳格なマネジメントも必要です。
ある調査では、初めてFX取引をした人の過半数は利益を出します。しかし、取引がすすむにつれてFX市場から退場する人が多くなっているというデータがあります。これは、「市場分析はあっていたが、リスクマネジメントができていない」ことを指しています。
オアンダ・グループは、市場における注文状況やポジション状況、先にも述べた取引分析ツール等多くの準備があります。口座開設しなくともご利用いただけるツールがたくさんありますので、試してみてください。投資家の成功は私たちの成功です。取材後記
前月号(11月号)のマイケル・スタムCEOに続いてのインタビューだが、やはり、感じるのは「いい会社」だなということ。信頼性が高く、真摯にお客さまに接する姿勢にはますます感銘を受けた次第。この会社は注目度ナンバーワンだ。

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- 内容
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