Exciting米国株|第5回 日本株 vs 米国株、アマゾン vs 楽天[福島理]

日米ネット通販王者の対決

日本株vs米国株のテーマで、個別銘柄を比較します。日本の優良、有名企業の株と、同業種の米国株を比較することで、同じような業種に投資するなら米国株の方が良いのでは?と思っていただければと考えています。

今回は、今や国民の多くが利用しているネット通販で比較してみます。日本でのネット二大通販といえば、アマゾンと楽天ですね。ネット通販ユーザーであれば、恐らくどちらかを利用したことがあるのではないでしょうか。

米国のアマゾンは、当初は書籍専門でしたが、現在は家電から生活雑貨まで幅広い分野の商品を取り扱っています。日本では2000年に書籍販売を開始。他のビジネスとしては、電子書籍端末「キンドル」の製造販売に加え、「キンドル・ストア」で同端末向け電子書籍の販売も。またクラウド展開として、2006年からAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)を開始し、ネットワークを通じて、ストレージ、データベース、分析ツールなどを提供しています。ドローン配送、自動音声認識の「アレクサ」、AI利用の新サービスなど先端技術にも積極投資。昨年8月には食品スーパーのホールフーズを買収しており、さまざまな分野でビジネス展開しています。

一方の楽天は、もちろんネット通販が主力ビジネスですが、金融サービスなどにも力を入れており、カード事業、保険事業などさまざまな分野で収益に貢献しています。また、旅行サイトなども有名ですね。昨年は世界で最も有名なサッカークラブの一つ「FCバルセロナ」とスポンサー契約したのは、非常にインパクトがあり、楽天の海外事業の巻き返しが期待できそうです。

さて、ファンダメンタルズデータを見てみると、アマゾンがいかに割高であるかが分かります。圧倒的に楽天の方が割安に見えます。しかし時価総額はアマゾンが60倍以上あり巨大です。変化率チャートは明らかにアマゾンが勝っています。このチャートを見てしまうと、アマゾンは買いづらくなるかもしれませんが、結局はこれから先の成長や期待がどちらにあるかが重要であり、人気のある株は上がり続けます。よって、今後の事業展開を注視していく必要がありますが、アマゾンに直接影響のない下げ局面で、うまく拾っていきたいですね。皆さん、ぜひ注目してみてください。

※データは2018年3月2日現在。長期金利は10年もの米国債の利回り。配当利回り、PER、PBRはダウ平均の単純平均。

※出所:マネックス証券の取引実績

※売買代金、配当利回りのデータは2018年2月末現在。配当利回りはダウ平均とS&P100の構成銘柄が対象。

※この記事は、FX攻略.com2018年5月号の記事を転載・再編集したものです

【Exciting米国株[福島理]】
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福島理(ふくしまただし)

マネックス証券、マネックス・ユニバーシティ。国内外のマーケット事情をはじめ、個人投資家の売買動向、指標分析など幅広く研究。国際テクニカルアナリスト連盟・国際テクニカルアナリスト(CFTe)。

公式サイト:マネックス証券

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