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編集部コラム

鹿内、ブレイクアウトを語るってよ[鹿内武蔵]

けっこう勝っている手法があるんです

平野朋之さんと投資の学校さん、そして私たちFX攻略.comでタッグを組み、「平野朋之のFXトレードマスタープログラム」という、投資教育のコースを運営しています。私はそのコースの担当として、会員の皆さんと一緒に、平野さんの手法を学ばせていただく、貴重な機会を得ました。

コースの中では複数の手法が解説されましたが、その中の一つが自分にとってとてもしっくりくるものでした。そう、それがブレイクアウト系の手法だったんですね。

手法の詳細は会員さん限定なのでごめんなさいですが、上昇トレンドの中で高値を更新したら買い、安値を更新したら売りを仕掛けていくという、考え方はとてもオーソドックスなものです。

昨年の11月下旬からこの手法の実践を始めた結果…良い感じなんですよ~。1月13日時点で、トレード回数が24回の16勝8敗。290pipsを獲得しています。ふふふ。

売買はできるだけ予約するにかぎる

僕の好みなのですが、できるだけトレードを予約したいというのがあります。人間の感情や感覚は基本的に当てにならないと思っているので、売買を事前にセットできるのなら、それにこしたことはありません。

利食いや損切りといった心に錠前がかかるような場面でも、事前に指値や逆指値が入っていれば、一切なにも感じることなく自動実行されます。

ただ、押し目買いや戻り売りの手法だと、決済はOCO注文で自動化できますが、エントリーを自動化することはできません。上昇中の一時的な下落が押し目ですが、「どこまで押すか」は、そのときにならないと分からないからです。

それに対して、高値や安値の更新で新規エントリーするブレイクアウトなら、高値・安値は事前に分かっているため、新規建てを自動化できます。普段仕事をしている僕のような兼業トレーダーにとって、これは非常に大きいのです。それこそ相場に張りついて、タイミングをはかる必要がないからです。

なお、ブレイクアウトでも、決済はOCO注文で自動化できます。なのでこのトレードは、すべての注文を予約注文で行うことになります。

トレンドの継続=エントリーの明確さ

押し目買いや戻り売りと、ブレイクアウトのどちらが優れているかという話ではないのですが、ブレイクアウトはエントリーの基準が明確なのがお気に入り。

上昇局面での高値のブレイクは、すなわちトレンドの継続と解釈できますから、トレンド継続がエントリーの条件になるわけです。

押し目や戻りは、そこから反転して初めてトレンドが継続したことになるわけです。押し目と思ったところからそのまま下落したら、それは上昇トレンドから下降トレンドに転換したときの初動ですよね。

たしかに、それと引き替えに一番高いところで買い、一番安いところで売ることになるリスクはありますが。

結局のところは、両方使えないといけないんだな、と最近ようやく実感できるようになりました。トランプ相場のような急上昇する局面では、押し目らしい押し目がないこともありますし、ゆったり波打ちながら上昇していくような相場なら、押し目でポジションを取ったほうが、利益が大きくなります。

武器はたくさんあったほうがいいので、両方意識するようになったのが、最近の自分の収穫ですね。

あとは、手法ごとに収支を集計することの大切さも気づいてしまいました。これまではいろいろな手法をちゃんと集計せず、一つの口座で乱れ打ちしていたので、なにが勝っているのか分からない状態でした。こういう当たり前のことにも、実感がないと気づかないし、習慣にならないです。毎日勉強だぜ。

(FX攻略.com WEB編集長 鹿内武蔵)

※この記事は、富士山マガジンサービス読者限定FX攻略.com編集部便りに掲載されたものを加筆・編集したものです。

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