2017年10月1日

MT4をスイスイ使うために今すぐすべきこと[鹿内武蔵]

MT4が難しい? 理由は一つだけです

月刊FX攻略.com2017年11月号では、MT4の総力特集をお届けしています。僕もMT4を扱うトレーダーの末席に加えてもらっていますが、今回なぜMT4なのか。一番の理由はニーズがあることです。読者のアンケートやセミナーなどを見ていても、MT4のことを知りたい、使ってみたいという方はたくさんいらっしゃいます。それでは、なぜMT4のニーズがあるのか。それは結局のところ、FXで利益を出しているプロの多くが、MT4ユーザーだからです。そういった方たちのブログを見ていますと、添付されているチャートはだいたいMT4なんですよね。

なのですが、MT4の導入や操作につまずく人がかなりいらっしゃるのが現実です。そういったMT4がうまくいかない理由はほとんど一つしかなく、それは「パソコン、ウィンドウズの基本が身についていない」からです。

ファイルとフォルダのシンプルな関係性

例えば、「パソコンの中には、ファイルとフォルダしかない」ことを理解していないとちょっと大変です。私が初めてウィンドウズパソコンを触ったのはウィンドウズ98でしたが、そのチュートリアルの一番最初の方でこのことを教えられました。

パソコンはたくさんのファイル(書類や画像、プログラムなど)とフォルダ(入れ物)の集合です。そして、フォルダの中に入っているのはファイルかフォルダです。ただこれを意識するだけで、格段にコンピュータの理解が進みます。

例えばMT4をインストールするとき、どこかのFX会社からインストーラー(インストールの素のようなもの)をダウンロードします。これはプログラムの一種ですから、ファイルですよね。

このとき、インストーラーをどこに保存するかを必ず選択することになります。ブラウザ(インターネット閲覧ソフト)の設定によっては、あらかじめ決まっている場所に自動保存されるかもしれませんが、とにかくインストーラーは「どこかのフォルダ」に「ファイルとして」保存されます。で、どこかのフォルダ内にあるファイルを実行(ダブルクリックなど)することで、MT4のセットアップが始まります。

ところがファイルとフォルダの基本ルールを意識しておらず、何となくボタンを押せばソフトが使えるくらいの認識だと、保存場所が分からず、同じインストーラーファイルが何十個もパソコン内に保存されているのに、インストール自体が進行しないといった状況になります。

インターネット上から、カスタムインジケーター(追加テクニカル)を導入する場合は顕著ですよね。確かにダウンロードしているけど、それがどこにあるのか分からない、のような。あるいは、ファイルをダブルクリックしても何も起こらない、のような。

本誌2017年11月号の記事の中にもありますが、カスタムインジケーターは、ダウンロードした「ファイル」をMT4の中の「フォルダ」に入れないと使うことはできません。まさにウィンドウズの基本的な仕組みそのものです。

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MT4の世界を開くのは一冊のウィンドウズ解説本

MT4を使いこなしている人は、MT4を使うためのトレーニングを受けたわけではなく、ウィンドウズの基本的なルールを知っている、ただそれだけなんです。多くのプロトレーダーがMT4を活用している以上、同じ分析環境を再現するためには、パソコン慣れ、ウィンドウズ慣れすることを目指した方が、遠回りに見えて近道かもしれません。

幸い、街の書店にはウィンドウズの基礎を解説した本が山ほどあります。どの本も、書いてあることはあまり変わりません。もしMT4の初歩で困っているなら、一冊で良いので丁寧に読んでみてください。世界が変わります。

※この記事は、富士山マガジンサービス読者限定FX攻略.com編集部便りに掲載されたものを加筆・編集したものです。

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鹿内武蔵(しかうちむさし)

株式会社tcl代表取締役。2008年のFX攻略.com創刊時から編集部に在籍、本誌と公式サイトの運営に携わる。取材や記事執筆の他、トレーダーとしてFXの運用も日々行っている。好きなテクニカルは平均足、好きな手法はブレイクアウト。

公式サイト:株式会社tcl