ディーラーによる今週のドル円「下落!実は気になる2つのラインとは?」[国府勇太]

国府勇太です。

さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です。

先週の一言「下値を探る展開」

先週を一言で表すと「下値を探る展開」です。 

1月15日(月)に111.076円でスタートしたドル円。
先々週の大幅下落の流れを引き継ぎ今週も下落しました。

15日(月)には、111円をしっかり割り、安値110.330円をつけ、続く16日(火)にも安値更新し110.247円をつけました。
さらに17日(水)にも安値更新し110.192円と、じわじわと「110円割れ」が現実味を帯びてきました。 

しかしその後は急反発。一気に111.30円台まで上昇するも、上値は重く週末の18日(木)・19日(金)と続いて下落。

結局110.773円でクローズしました。

ドル円、今週の見通し

EMAをプロットしてみましょう。
パラメータ(設定値)は以下です。

短期:5
長期:25

このパラメータ(設定値)のEMA、実は「稼げる」ラインです。

特に去年からしっかり機能しており、こういったマーケットでもゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売りというシンプルなトレードでもしっかり利益を出せています。 

今回の大幅下落も1月9日にしっかりサインがでていました。
現在、この2本のEMAはその差(乖離)が広がっています。

これが何を意味するのかというと、より下落のスピードが早まっているということ(ちなみにMACDという人気のオシレーター指標もこういったMAの乖離の考えをベースにしたテクニカル分析です)。

ということで、流れは下です。

長期線(25EMA:赤線)を反発するポイント(損切り)として、なるべくこのラインに近づいて再び下落しはじめたタイミングでのショートを推奨します。

ただ、まったく近づかずにそのまま下落していく可能性も十分考えられます。

今年に入って為替も少しは動くようになってきました。
大相場は突然来ます。 

くれぐれも注意して下さい。

では、今週もリスク管理に気をつけてトレードしていきましょう。

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国府勇太(こくぶゆうた)

ワイジェイFX株式会社ディーリング部。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。

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