ディーラーによる今週のドル円「下げ止まらない!原因は?」[国府勇太]

国府勇太です。

インフルエンザ、流行っていますね。
皆さんは大丈夫でしょうか?(僕はうつらないかビクビクしています笑)
加湿して、暖かくしてお過ごし下さい。

さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です。

先週の一言 「下げ止まらない」

先週を一言で表すと「下げ止まらない」です。 

1月15日(月)に110.587円でスタートしたドル円。

15日(月)こそ反発したものの、長い陰線(1日を通して下落)の多い1週間でした。
特に24日(水)、ダボス会議でムニューシン米財務長官がドル安を容認する発言をするとマーケットが反応して大きくドル円は下落しました。
その後トランプ大統領が「最終的には強いドルを望んでいる」といわゆる火消しに走ると小反発しました。

そしてトドメは、黒田日銀総裁です。
2%の物価目標に「ようやく近づいている」と発言したことでさらにマーケットが反応。
ドル円下落がさらに進みました。 

なぜこの発言でドル円が下落(円高)となるのか?

①物価目標を達成する → ②金融緩和政策が正常化 → ③そうすると金利が上昇 → ④そして円の価値が高まる → ⑤なので円高

という流れです。

この下落で安値108.28円までつけ結局108.628円で週末クローズしました。 

下落の勢いが止まりません。

ドル円、今週の見通し

SMA(単純移動平均線)をプロットしてみましょう。
パラメータは以下です。

短期:25(白)
中期:75(赤)
長期:200(黄)

注目すべきは、短期線(白)と長期線(黄)です。
とうとうこの2つがクロスしています。

短期の下落の勢いが強くて長期のラインを割る形です。
これは売りのサインです。

下落の目安は前回の安値(2017年9月)である107.30円です。
ただ、下落の勢いが強かったので多少の反発も考えられます。
少しエントリーがしづらいポイントです。
一時的に大きく反発したときなどをチャンスに慎重にエントリーしましょう。 

では、今週もリスク管理に気をつけてトレードしていきましょう。

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国府勇太(こくぶゆうた)

ワイジェイFX株式会社ディーリング部。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。

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