ディーラーによる今週のドル円「反発!戻り売りのチャンス到来?」[国府勇太]

こんにちは。国府勇太です。

さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です。

先週の一言「反発!!」 

先週を一言で表すと「反発!!」です。 

1月29日(月)に108.086円でスタートしたドル円。

1月30日(火)には108.41円まで下げましたが、その後は3日連続上昇。
先々週までの下落基調から一転、先週は反発した1週間でした。 

そして、1月31日(水)にはイエレン氏最後のFOMCがありました。
タカ派(どんどん利上げをしましょうというスタンス)の発言になり、これで3月に利上げは確実視、さらに年4回の利上げもあり得るのではとの見方が広がりドル円の反発を支える材料となりました。

週末はアメリカの超重要な経済指標である、雇用統計の発表が日本時間22:30にありました。

結果は以下です。

・NFP(非農業部門雇用者数変化:前月比):予想18万人 結果20万人
・失業率:予想4.1% 結果4.1% 

雇用統計の発表は「予想」と「結果」がどれだか乖離しているかがポイントです。
一般的にNFPは予想よりも数字が良ければ(大きければ)ドル円上昇、逆なら下落となります。(アメリカの経済が良いとドルが買われる構造) 

そして今回、NFPの結果(20万人)は予想(18万人)よりも良い結果だったので、そのことを受けドルが買われ一時高値110.48円まで上昇しました。

結局110.182円で週末クローズしました。

ドル円、今週の見通し

EMAをプロットしてみましょう。
パラメータ(設定値)は以下です。 

短期:5
長期:25

今週の反発により、先週から指摘しているこの長期線(赤:25EMA)近辺まで上昇してきました。

この25EMAの方向性は下なのでまだ流れは下です。 

そして、先週の記事でも指摘したようにちょうどこのポイントが「戻り売り」のポイントです。

なのでショート推奨で、損切りラインはこの長期線のラインとなります。

スイングトレードの場合は、シンプルにリスクリワードレシオ(損切りと利食いのバランス)を意識してこういったトレードをすることが結果として年間パフォーマンスを向上させます。 

現在、レートが110円、損切りラインの25EMAが110.50だとすると、「利食い目標>50pips(損切り目標)」として考えると優位性を持つトレードができます。
この場合ですと109.50より下のレートですね。

逆に損切り50pipsなのに利食い目標を5pipsなど小さくしていると「コツコツドカン」と大きく資産を失いかねません。

では、今週もリスク管理に気をつけてトレードしていきましょう。

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国府勇太(こくぶ・ゆうた)

ワイジェイFX株式会社ディーリング部。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。

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