ディーラーによる今週のドル円「アメリカと中国の関税バトル勃発の行方は?」[国府勇太]

こんにちは。国府勇太です。

さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です。

先週の一言「ドル高は一服(いっぷく)の兆し」

先週を一言で表すと「ドル高は一服(いっぷく)の兆し」です。

6月18日(月)に110.660円でスタートしたドル円。
この日、午前に大阪北部で地震が発生し、日経平均は軟調な動きをしたもののドル円への影響は限定的でした。

そして19日(火)。
この日が先週のハイライトです。

トランプ大統領が新たに中国に対する関税(2,000億ドル分の中国製品に対する制裁関税賦課の検討)を検討していることが報じられるとリスク回避の動きが強まりドル円は急落。
安値109.551円まで下げました。

その後、米中摩擦貿易に関するニュースにマーケットが注視しつつも週末まで小動きの状態が続き、結局110円ちょうど近辺でクローズしました。

保護主義姿勢を貫くトランプ大統領率いるアメリカと、対抗する気マンマンの中国との一触即発状態が続いています。

今後も、

・米中の貿易摩擦が悪化するニュース(トランプ大統領が中国製品に追加で○億ドルの関税検討など) → ドル円下落
・米中の貿易摩擦が良化(よくなる)ニュース → ドル円上昇

という流れになりやすいです。

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ドル円、今週の見通し

SMA(単純移動平均線)をプロットしてみましょう。
パラメータは、50です。

さらに、オシレータ系のテクニカル分析としてRSIもプロットします。
RSIとは、「今のマーケットがどのくらい売られすぎ・買われすぎなのか?」を測るテクニカル分析です。
0から100%で現在のマーケットの状態をあらわして、「70%以上が買われすぎ、30%以下が売られすぎ」というのがひとつの目安です。

まず、SMAはしっかり上向いています。
中期のトレンドは変わらず上昇です。
このラインがサポートの役割をしています。

しかし、RSIは3つ(9,14,26)とも50%前後です。
これは、「買われすぎとも売られすぎともどちらともいえないあいまいな状態」です。

基本は、SMAのライン上で押し目のロング(買い)でエントリーを考えるのがよいでしょう。
ただ、そこまで明確なトレンドというわけではないので無理をせずアマウント(編注:取引量、取引金額)を減らしてトレードすることをおすすめします。

では、今週もリスク管理に気をつけてトレードしていきましょう。

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記載の内容は作成者の個人的見解であり、ワイジェイFX株式会社の見解ではありません。また、記事の内容はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、作成者及び、ワイジェイFX株式会社は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断で行って下さい。

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国府勇太(こくぶ・ゆうた)

ワイジェイFX株式会社ディーリング部。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。

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