ディーラーによる今週のドル円「初心者向け!米中貿易摩擦とは結局どういうこと?」[国府勇太]

こんにちは。国府勇太です。

さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です。

先週の一言「堅調!」

先週を一言で表すと「堅調!」です。

6月25日(月)に109.883円でスタートしたドル円。
日経平均が下げ幅を拡大したのにつられてドル円も一時109.368円まで下落しました。

続く、26日(火)にはトランプ政権「中国資本25%以上の企業に対する投資制限を検討」とのニュースでドル円は下落するも、その後NY時間に報道否定したことにより反発。

その後、さらに週後半にかけてはしっかり上昇。

110円をしっかり超え、28(木)には110.645円の高値、そして29日(金)TKY時間にEU大統領(トゥスク氏)が「EU指導者は移民に関して合意」と述べると、ユーロが全面高となり、それにつられてドル円も上昇。

結局110.693円で週末クローズしました。

マーケットのテーマは「米中貿易摩擦」です。
週前半はこのテーマに関して緊張が続くも、週後半には緩和し、ドル円上昇の大きな要因となりました。

今後もこのテーマに注目です。

この「米中貿易摩擦」を簡単に読み解くと以下です。

■アメリカの事情

そもそも中国との「貿易赤字」を減らしたいというのがホンネです。
なぜなら、そうすれば「国内総生産」と「国内の雇用」が拡大するからです。

具体的には、① 輸入品への関税引き上げ → ② 高いから自国製品を買う → ③ アメリカ国内の製造業は儲かる、というシナリオです。(これに対しては専門家から反論もあります。)

アメリカの労働者層(とくに製造業)はこれを強く支持しており、そんな彼らに応えるためトランプ大統領は突き進んでいます(選挙に勝つため)。

■中国の事情

一方、中国側は、これに反発して対抗措置をとろうとしています。

① 貿易摩擦により輸出に打撃 → ② 景気減速、といったシナリオが予測されるからです。

事実、そういったシナリオを危惧する投資家の売りが増えて、上海総合指数は大きく下落しています(16年3月以来の安値を更新)

今後も、メインテーマである「米中貿易摩擦」に注目です。

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ドル円、今週の見通し

SMA(単純移動平均線)をプロットしてみましょう。
パラメータは、50です。

見るとしっかりワーク(機能)していることがわかります。

前回、「押し目でロング」を推奨しましたが、先週の押し目でもしっかり反発しています。

1時間足で見ても、さらにワークしていることがわかります。
(※もちろん日足での50SMAと1時間足での50SMAでは取り込んでいるデータが違うのでラインの形は異なります。)

ワークしているテクニカル分析に、しっかりとのっていくのが鉄則です。
今週もサイドはロング(買い)を推奨します。
具体的には、ストンと落ちたところをうまく拾う「押し目買い」が効果的な場面です。

では、今週もリスク管理に気をつけてトレードしていきましょう。

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記載の内容は作成者の個人的見解であり、ワイジェイFX株式会社の見解ではありません。また、記事の内容はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、作成者及び、ワイジェイFX株式会社は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断で行って下さい。

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国府勇太(こくぶ・ゆうた)

ワイジェイFX株式会社ディーリング部。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。

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