不動修太郎

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    私が使う移動平均線の期間[不動修太郎]
    2020年8月3日
    私が使う移動平均線の期間[不動修太郎]
    移動平均線は数あるテクニカル指標の中でも歴史が長く、そして今でも多くの投資家が使っています。それだけにFXで移動平均線の期間の設定をどうすべきか、あれこれ悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 今回は、不動修太郎さんに移動平均線の期間について教えてもらいましょう。 長期の移動平均線とは  移動平均線の最も基本的な使い方は、1本の移動平均線の傾きは右肩上がりであれば相場が上昇、右肩下がりなら下落と予想する方法でしょう。長期移動平均線を使うと、相場の大きな方向性が分かりやすいです。専門家が株価や為替の日足で数か月の値動きを説明するときには、数か月以上の長期チャートに75日、200日などの長い期間の移動平均線が使われるケースが多いですね。 期間を変えるとどうなるのか?  チャート①は、2020年3月のドル円日足チャートです。このチャートの前半では、もみ合いのレンジ相場でしたが、水色の縦の破線で示した3月25日以降は欧米で新型コロナウイルスの感染者が大幅に増え、ドル安円高に動きました。チャート①の上側は、期間75の単純移動平均線、下は全く同じローソク足に期間25の単純移動平均線を表示していま…
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    私が経験した歴史的FX相場[不動修太郎]
    2020年7月13日
    私が経験した歴史的FX相場[不動修太郎]
    過去に例のない大きな社会問題が起きると、将来が見えない不安からFX市場に大きな動揺が広がり、相場が大きく動きやすいです。では、そのような荒れ相場で将来の値動きを予想し、FXで利益を上げるにはどうすれば良いのでしょうか? 個人投資家として相場経験が長い不動修太郎さんは、不透明な相場を予想するには歴史的相場を参考にすべきといいます。 過去の相場を参考に  この原稿を執筆している3月23日時点では、世界各国で新型コロナウイルスの感染が拡大し続けており、海外渡航や国内移動が制限されるなどの影響で株価が乱高下しています。私は、バブル期の前に株式投資を始めたので、アジア通貨危機、中東紛争、リーマン・ショック、東日本大震災など株式と為替相場が大きく荒れる相場を経験しました。  もちろん、巨大投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻に象徴される金融危機や世界同時不況と、昨今の感染症流行による株価暴落は全くの別物です。とはいえ、過去に経験がない出来事が引き金になり、世界経済に大きな影響を与えたという点においては共通しています。ですから、当時の為替の値動きは今後の相場の予想に役立つと考えるべきです。今回はリーマ…
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    私のFXトレードのルーティーン[不動修太郎]
    2020年7月7日
    私のFXトレードのルーティーン[不動修太郎]
    FXで勝ち続けるためには、自分で決めたルールにしたがって、何度でも間違いなく繰り返すことができる売買の習慣、つまりルーティーンを持つことが大切です。ここでは、不動修太郎さんが欠かさずこなし続けているルーティーンを教えてもらいます。 ルーティーンとは ルーティーンというのは、「日常、決まりきった」という意味ですが、スポーツ選手が試合、打席、キックなどの前にある決まった動作をすることを意味することが多いですね。 メジャーリーグのイチロー選手は打席に入ってからバットを片手で垂直に構えますが、打席を待つ時点から常に柔軟体操など決まった動作のルーティーンを繰り返しています。このように一流選手はルーティーンを大切にしています。 ルーティーンはスポーツで良い成績を出した記憶、経験を呼び覚まし、敗北やケガにつながる考え、感情を振り払う効果があるといわれています。 ミスを防ぐ意味でも決まった動作は重要 FXではスポーツと同様に自分のネガティブな感情と戦いながら勝利を目指すので、ルーティーンは大切です。特にスキャルピングと呼ばれる短期間の売買をするFX投資家や銀行等のディーラーは売買回数が多いこともあり、…
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    私の歴史的ショック経験談[不動修太郎]
    2020年6月23日
    私の歴史的ショック経験談[不動修太郎]
    経済動向を振り返ると、過去にはリーマンショックやスイスフランショックなど、さまざまな歴史的ショックが起きてきました。世界経済に影響を与える大事件は今後も発生する可能性があるだけに、そういった金融危機とどう向き合っていけば良いのか気になるところです。国際エコノミストの不動修太郎さんにアドバイスしてもらいます。 リーマンショックとは 2007年からの世界同時株安、金融危機と翌年のリーマンショックは、歴史的ショックとして知られています。個人投資家の視点で、そのショックの前後を振り返り、今後も起きる可能性がある歴史的な金融不安への対応を考えてみましょう。 まずは2006年以降のドル円チャート①をご覧ください。2007年に米国のサブプライムローンと呼ばれた金利の高い不動産ローンの貸し倒れが増加して不動産価格が急落しました。その影響で、多くの金融機関の業績悪化、倒産が伝えられて金融危機となり、為替が急激に円高に動きました。 チャート①から分かるように、一度は持ち直して円安に動きましたが、皆さまよくご存じの通り、翌2008年の9月には米国大手投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻したのをきっかけとして急…
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    私にとってFXで勝ちやすい相場・勝ちにくい相場[不動修太郎]
    2020年6月9日
    私にとってFXで勝ちやすい相場・勝ちにくい相場[不動修太郎]
    為替(FX)はハッキリしたトレンドが出る相場もあれば、もみ合うレンジ相場もあります。比較的予想しやすく、勝ちやすい相場がある一方で、先行きが不透明で勝ちにくい時期もあり、その見極めが大事です。今回は、不動修太郎さんにどのような相場が勝ちやすいのかを教えてもらいましょう。 為替(FX)相場のテーマを知っておく  多くの相場関係者が注目し、相場を大きく動かすニュースを「相場のテーマ」といいます。そのようなテーマは、FX業者が発行するメルマガ、ホームページなどでも繰り返し報じられます。今年の為替のテーマは、英国の欧州連合(EU)離脱、米大統領選挙の他に、主要国の政策金利の利下げでしょう。これまでも政策金利は為替を大きく動かしてきましたが、特に昨年から今年は各国の利下げの時期がこれまで以上に注目されています。2019年は多くの国が金利を下げましたが、2020年も米国、ユーロ圏共に利下げを行うでしょう。  ドルは国際決済に使われる基軸通貨であり、ユーロは多くの国で使われている共通通貨です。それらが政策金利を簡単に上げ下げしてしまうと世界各国の経済に大きな影響を与えます。したがって、ドルやユーロの…
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    2020年5月2日
    私がFXでMT4を使っている理由[不動修太郎]
    メタトレーダー4(以下、MT4)は、メタクオーツ・ソフトウェア社が開発した取引ツールです。多機能でありながら無料で使えることから、多くのFXトレーダーに愛用されています。今回は不動修太郎さんから、これまでMT4を使い続けている理由と、FXでMT4を使いこなすために知っておいた方が良いポイントを教えてもらいましょう。 MT4の時間表示  日本のFX会社が提供している取引用ツールのほとんどは、表記が全て日本語で、チャートは日本時間で表示されます。一方でMT4は、インジケーターの名前など一部の表記が英語です。また、チャートの時間表示が日本時間ではありません。国内外の多くのFX会社がMT4を導入しており、世界各国にMT4のサーバーがあるため、複数の時間表示があるようです。平日の為替相場は24時間連続で動いていますので、チャートを見ながら相場を予想し、取引をするだけなら時間表記が日本時間でなくても不便は感じないでしょう。  さて、為替を大きく動かす重要指標の発表、要人発言は基本的に日本時間で公表されています。ですから、重要指標の発表前後の値動きをMT4のチャートで振り返る場合には、MT4の表記時…
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    私が見た、FXで成功する人・失敗する人[不動修太郎]
    2020年4月16日
    私が見た、FXで成功する人・失敗する人[不動修太郎]
    FXで成功する人と失敗する人にはどのような違いがあるのでしょうか? 不動修太郎さんはFXで勝つには、失敗する投資家と同じような行動をしないことが大切だといいます。今回は、成功する人と失敗してしまう人の違いを不動さんに教えてもらいましょう。 FXで失敗する人の投資行動とは?  初心者だったころの私を含め、FXで勝てない人たちにはいくつかの特徴があります。よく見かけるのは、ある必勝法を手に入れさえすればいつまでも楽に勝ち続けることができる、と考えてしまう人たちです。  FXでは高い精度で将来の値動きを予想することが大切です。しかし、それ以上に重要なのは資金管理です。FXで失敗する人の多くは勝つために必要な資金管理、売買のルール作りなど、手法以外の大切な要素をマスターしていない傾向があります。 失敗する人の性格  FXで失敗するのは、大きな利益を上げた人の話を聞いてうらやましくなり、すぐに大きく勝とうとしてポジションサイズ(投資額)を大きくしてしまう人に多いです。ポジションサイズを大きくしたときに予想とは逆に相場が動くと、大きな損失を出してしまいます。まずは入門書を読むなどFXに必要な知識と…
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    2020年3月19日
    私のマネーリテラシー[不動修太郎]
    日本人は欧米人と比べ、あまり投資活動に積極的ではありません。一方で老後問題や賃金格差など、自らの力で資産を増やすことが求められる時代がきています。今回は不動修太郎さんに日本のマネーリテラシーの現状を教えていただきます。 私の子ども時代のマネーリテラシー  私が子どもだった昭和50年代までは、インフレで物の値段と平均賃金が上がり続けていました。また、土地など不動産の価格が急上昇しており、多くの人たちは家かマンションを手に入れるための頭金をためようとしていました。そのため、当時は貯蓄が美徳とされ、金利が高かった背景もあり、政府やマスコミが貯蓄を勧めていました。  私は義務教育と高校の社会科の授業で、物々交換から貨幣の発生した歴史、東インド会社や株式会社が誕生した経緯、合資会社といった会社の種類など、マクロ経済の基礎について教わりました。その一方、ローンの組み方や投資など個人にとって大切な実践的、具体的な知識はほとんど知る機会がありませんでした。恐らく大多数の日本の子どもたちは同様の状況であったと思います。 マネーリテラシーとは  さて、昭和27年に貯蓄増強中央委員会という組織が発足し、昭和…
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    2020年2月12日
    私のバイブル[不動修太郎]
    多くのFX投資家がバイブルと呼ぶ本には、奥が深い内容が数多く盛り込まれています。それだけに何回か読み返すと、そのたびに新しい気付きが得られます。今回は不動修太郎さんにバイブルとして愛読している書籍を3冊紹介してもらいます。 ※この記事は、FX攻略.com2020年1月号の記事を再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。 ファンダメンタルズの分かりやすい解説本  為替を動かす経済指標には多くの種類がありますね。それらの意味、発表機関、発表周期の他、主要各国の景気循環、経済統計、財政収支、金融政策、金融市場などの幅広いファンダメンタルズ(経済の基礎要因)について記した『投資家のための金融マーケット予測ハンドブック』という解説書を紹介します。特に経済指標については、単に内容を説明しているだけではなく、それらの関係性と歴史についても分りやすく説明しているので、初心者を含む幅広い層のFX投資家にお勧めです。  本のタイトルに「投資家のための」とある通り、私を含めて経済学の専門的な知識を持っていない投資家たちにとって読みやすい本です。2016年に改…
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    2018年6月26日
    私が取引するFX以外の金融商品[不動修太郎]
    FX以外に仮想通貨などにも投資している不動修太郎さんによると、為替相場と商品相場、日経平均株価は互いに影響し合い、その相関関係は相場によって変わるといいます。ここでは、為替と日経平均株価や仮想通貨との連動性について検証してもらうので、為替予想の参考にしましょう。 ※この記事は、FX攻略.com2018年6月号の記事を転載・再編集したものです 為替と日経平均株価 円高になると、日本からの輸出品は海外での価格が上がります。したがって日本の輸出産業は海外でのコスト競争力が弱くなり、利益が少なくなってしまいますね。その一方で、海外から燃料を輸入する電力会社や輸入業者は円高局面では増益になります。日経平均株価(225種)を構成している会社は自動車、電機など輸出産業が多いので、円高が進行すると日経平均株価が下がる傾向にあります。 想定為替レート 日本の各企業は、四半期毎に業績の基準となる想定為替レートを設定しています。想定為替レートは、各企業から四半期毎に発行される「決算短信」に載っており、企業のホームページで公開されます。 2017年3月末までの各社の想定為替レートは、105円と110円が多かっ…