FX力を鍛える有名人コラム

ディーラーによる今週のドル円「利上げしたのに!急落した理由とは?」[国府勇太]

こんにちは。国府勇太です。

さっそく先週の米ドル/円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です。

先週の一言「期待しすぎのマーケット」

先週を一言で表すと「期待しすぎのマーケット」です。

先週3月13日(月)には、114.75円でスタートした米ドル/円。

その後、火曜には、水曜のFOMC前に「年にあと3回利上げあるんじゃない?」というマーケットの期待により、115.19円まで上げる場面も見られましたがその後は下げました。

そして、最注目のFOMC。FRBは想定通りに利上げ(0.25ポイント)を行いました。ただ、問題は利上げペースです。

「年にあと3回利上げあるんじゃない?」という期待が高まっていた中、ドットチャートを見ても「年にあと2回の利上げ」で慎重な姿勢(このような姿勢をハト派といいます)だったことを受け、大きく下げました。

今回のドットチャートはこちらです。

参照:FRB

まさしく「期待」と「現実」のギャップです。

本来であれば、利上げを行うというのは上昇(ドル高)の要因ですが、マーケットはすでに織り込み済みで、さらにその先の利上げペースも「3回」と見ていたので下げた形になりました。要は「マーケットが期待しすぎていた」ことが今回の下落の要因です。

FXは経済指標もそうですが、マーケットのコンセンサスとの「差」が大事です。

経済指標の一覧にも、予想はのっているので是非チェックして、結果との乖離とその後のレートの動きを見てみて下さい。

米ドル/円、今週の見通し

では、SMA(単純移動平均線)をプロットしてみましょう。
パラメーターは以下です。

短期線(白):5日
中期線(赤):25日
長期線(黄):75日

一応、短期線が中期線を下回るデットクロス(一般的には売りのサイン)を形成しています。ただ、サインがでたからといってむやみにとびつくのは危険です。

先週、高値近辺でのショートを推奨していましたので利益を取れた方も多かったと思いますが、今週はここまで下がってきたので新規ポジションを持ちづらいです。

うかつにショートを持ちたくないし、ロングを持つには中途半端なポイントです。なので今週は様子見です。

この下げが、112円を割れるのかに注目しています。

割れたらリスクリワード的に112円を損切りラインにショートに挑戦してもいいかもしれません。
(勝率は決して高くはないですが、損切りはキツめで、そのまま下げれば大きく利益をとれるパターンです。)

もちろん何度か反発しているラインなので、より慎重な方は112.50円を割れてからのショートでのエントリーもありです(ブレイクアウト戦略)。

ただ、ここのところ難しいマーケットが続いています。

変なところで自信をもって(特に直近の取引で勝っている方は危険です)、ポジションサイジングを誤って資産を大きく減らすということがないように注意しましょう。

とにかく、「負けないでマーケットに残り続けること」がFXで儲ける秘訣です。

仕事で多くのFX取引顧客を見てきましたがそういった方が資産をしっかり増やしていきます。

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

記載の内容は作成者の個人的見解であり、ワイジェイFX株式会社の見解ではありません。また、記事の内容はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、作成者及び、ワイジェイFX株式会社は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断で行って下さい。

ABOUT ME
FX攻略.com編集部
FX攻略.com編集部
日本で唯一の月刊FX情報誌『月刊FX攻略.com』を2008年から10年以上発行してきた編集部です。
トレイダーズ証券 みんなのFX
月額980円で一人前の投資家を目指す〜マネーアップ〜
マネーアップのお知らせ

「マネーアップ」とは、日本で唯一の月刊FX情報誌「FX攻略.com」による“FX学び放題”なサービス。投資系ECメディア「GogoJungle」で展開しています。

有名トレーダー達のトレード手法、トレードロジックなどの記事や動画コンテンツの数々、及び発売日前の月刊誌『FX攻略.com』のほぼすべての記事が先読みできるなど、様々なコンテンツが月額980円で読み放題、見放題に。

初心者から一人前のFX投資家になるために必要な知識を“最短”かつ“お得”に学べます。

マネーアップ収録FX・投資動画イメージ

まずは200以上あるFX・投資動画のラインナップをご確認ください!

初月0円キャンペーンについて >>収録コンテンツを今すぐ見る >>

あわせて読みたい