基礎用語① FXを知るために一般的に必要な用語[月光為替]

では、一回目の今回は、まず基礎用語からお話ししていこうと思います。

少しFXをかじっている人であれば、「何をいまさら…」と思うとも思いますが、復習のつもりで今一度見ていただければと思います。

基礎用語といっても、ファンダメンタルズ用語や、テクニカル用語は、これからその分野の知識を詳しくお話ししていく時にやりますので、今回はまずFXにジェネラルに必要な用語を扱います。

FX、証拠金取引、レバレッジ

まず、当たり前のようにFX、FXといっていますが、FXというのは外国為替証拠金取引のことです。

証拠金取引というのは、証拠金を担保に、その何倍ものお金を取引することを言います。

この、担保にして何倍ものお金を取引することを、レバレッジをかける、というわけです。

よく、レバ何倍という言葉や、レバレッジが高すぎる、というように当たり前のようにこの単語は使われますが、レバレッジというのは、この「担保の何倍のお金をかけるか」という部分を言います。

追証、マージンコール、強制ロスカット

p>さて、このレバレッジに関連して、追証、マージンコール、強制ロスカットなどの言葉が出てきます。

証拠金の何倍ものお金で実際は運用するわけですから、損失が証拠金以上に膨らむことが、為替の変動によってはあるわけです。

そこで、たとえば100万円の証拠金をつかってトレードしていたのに、損失がたてこみ自分の口座資金が100万円以下になってしまうと、このままでは運用を続けることができません。

そこで、新しく補てんしなければならないこの証拠金のことを、追加証拠金、略して追証といいます。

そして、この追証が払えない場合、もしくはこの追証のシステムがない場合は、運用を続けさせないように、強制的にポジションを決済させるわけです。これが強制ロスカット。

そして、大きな損失が出ている場合に、投資家に知らせるために注意勧告のようなものが出ます。それが、マージンコールというものです。

基本的にマージンコールや追証などとは縁のない投資生活を送ることが目標ですが、用語としては基本として知っておきましょう。

FXで元本以上の損失が出るケースとは?

では、本日の復習として、「何故FXで元本以上の損失がでる可能性があるか」というお話で締めたいと思います。

基本的には上で書いたように、マージンコール、強制ロスカットなどが使われ、元本以上に損失は出ないように考慮されています。

ですが、実際は、「使用するFX会社のシステム問題」や「約定リスク」によって、元本以上の損失が出る可能性があるのです。

FXはよくもわるくも相対です。ですので、FX会社のレーティングシステムが狂ってしまったりすると、変なレートで約定されてしまい、異常な損失を被ることがあります。

ただ、基本的に昨今の日本のFX会社でこのような場合はほとんど保証してもらえると思うので、大きな問題は次の、「約定リスク」になります。

株式だとイメージしやすいと思いますが、「ストップ安」みたいなものがFXの世界にも存在します。

基本的にトレードというのは、売りたい人と買いたい人が、同時に同じ値段で納得するからこそ値が決まるので、そのバランスが崩れると、予想しないレートで約定することがあるわけです。

たとえば、FXだと、最近ではスイスショックで、ユーロ/フランが暴落した日。この時は、誰もこの通貨ペアを買いたいという人がおらず、売りたい人だけが一気に増えました。

ですので、かなり下での約定となり、その間は一切値段が付きませんでした。こうなると、その間で追証が発生するようなポジションを持っている人は、借金を背負うことになるわけです。

まず第一回目は、FXでのいわばセーフティバー的なシステムの紹介をし、それが機能しない具体的な例をお話ししました。

次回は、FXの世界の「リスク」に関連する用語を扱っていきたいと思います。

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月光為替(げっこうかわせ)

現役ヘッジファンドトレーダー。FXで毎月200~300pips、金額ベースでは1~2億円を安定的に稼ぎだした経歴を持つ。現在は日本株運用がメインで、引き続き個人資産でもFX取引を継続中。会社に内緒で、月光為替の名で活動、厳しい言葉のなかに相場の真実が見え隠れする個人投資家の味方。

公式サイト:FXブログ 月光為替の勝利のFX

twitter:https://twitter.com/gekkokawase

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