MT4はFXの世界が広がる万能な取引プラットフォーム
テクニカル分析の選択肢が多い
FXの分析にはテクニカルとファンダメンタルズがありますが、MT4はテクニカル分析に関することなら、本当にいろいろなことができるソフトウェアです。
その軸となるのは、非常に多くの選択肢があるチャート分析でしょう。まず、デフォルト状態で50種類以上(FX会社によってはもっと多い)のテクニカル分析が使用できます。FX会社純正の取引ソフトの中には、これより搭載テクニカル数が少ないものも多いです。
さらに、カスタムインジケーターと呼ばれる、外部のインジケーターを追加できる機能を使うと、テクニカル分析の選択肢はさらに広がります。カスタムインジケーターには無料で配布されているものも多いため、インターネット上を積極的に検索してみましょう。
慣れれば快適な裁量トレード
このように多くのテクニカル分析を使えることが、MT4の自動売買が盛んな一因になっています。テクニカル分析を一定のルール化で組み合わせて自動実行するものが自動売買ですから、テクニカル分析が使いやすく選択肢が多いことで、多彩な自動売買が実現します。
これは裁量トレードにもいえることで、MT4でのチャート分析が優れているからこそ、チャート上でそのまま売買するスピード感がメリットになります。チャートと別に取引画面を開く必要がないため、小さな画面でもストレスなくトレードができます。
MT4できること①|自由自在の「チャート分析」
MT4最大のメリットといえばチャート分析でしょう。初期状態から50種類以上のテクニカルが使える上に、カスタムインジケーターを自由に追加できるため、チャート分析の選択肢は無限大ともいえます。また、チャートへの描画機能も一通り揃っていますので、ラインや図形を用いた値動き分析も得意です。こういった豊富なチャート分析機能とセットにして活用したいのが、チャートパターンの保存機能と、チャート同士を組み合わせて保存する機能。前者では複数のテクニカル分析を設定付きでセーブでき、すぐにロードできます。後者は複数のチャートを一つのセットとして保存、呼び出しが可能です。
インジケーターを50種類以上搭載
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- 加重移動平均線(WMA)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- 平均足
- エンベロープ
- MACD
- RSI
- ストキャスティクス
- アリゲーター
- ATR
- パラボリック
- CCI
- モメンタム
- ZigZag
など
FX会社で違いますが、ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4の場合、インストール直後から75種類のテクニカル分析が使用できます。
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追加インジケーターを無料で入手できる
インターネット上で「mt4 無料インジケーター」などと検索すると、有志開発のカスタムインジケーターが大量ヒット。インジケーターについてもっと詳しく知りたい方は、有料インジケーターの開発者に取材した「【今までになかった!?絶妙なタイミングを教えてくれるインジケーター】fx-onベストセラー商品開発者にインタビュー[スキャトレふうた]」もご覧ください。インジケーターとはどのようなものかが分かります。
チャート分析のポイント
- 初期状態で50種類以上のテクニカル分析が搭載されている
- カスタムインジケーターを追加できる
- チャートにラインや図形を描画できる
- 自分の分析パターンを保存し、瞬時に呼び出せる
- 複数のチャートの組み合わせを保存し、瞬時に呼び出せる
MT4でできること②|今も利用者多数「自動売買」
ワンクリックでEAのバックテストを実行
既にMT4に格納されている過去のローソク足の値動きに対し、そのEAを稼働させたらどういう結果になったかを検証するのがバックテストです。EA運用の最初の一歩となります。
自動売買のポイント
- EAを入手することで、すぐに自動売買を開始できる
- プログラムの知識があればEAを製作可能。また、「EAつくーる」を活用すれば、プログラム知識がなくても自作できる
- 過去の相場に対して、EAがどういう運用結果になるかをバックテストできる
MT4ではEA(ExpertAdvisor)と呼ばれるプログラムを用いて、自動売買を行います。EAは世界中で開発されており、有料のものも無料のものもあります。また、裁量トレードの手法をEAに落とし込み、その手法の優位性をテストすることもできます。
【「EAつくーる」の関連記事】
【EAつくーる】プログラミング不要!マウス操作でオリジナルのFX自動売買が作れる[岩渕恵輔]
MT4でできること③|実は便利な「裁量トレード」
操作に慣れればスキャル、デイトレも可能
MT4では、手動の売り買いも問題なく行えます。成行やOCO注文、IFO注文といった一般的な注文は揃っていますが、インターフェイスがかなり独特で、慣れないと戸惑うこともあるかもしれません。
裁量トレードのポイント
- 成行、指値、逆指値といった基本的な注文方式は全て実装されている
- クイック注文機能も使える
- チャート上に注文が入っている価格がライン表示される
- チャート上で売買が完了するので、トレード環境をシンプルにできる
自動売買やチャート分析のイメージが強いMT4ですが、一般的な裁量トレードも行えます。チャート上からそのまま注文を入れられますし、指値や逆指値の水準がチャート上にラインとして表示され、それをドラッグすることで注文価格変更も可能です。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
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取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |