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FXに活かす米国独自の経済指標|ISM製造業業況指数とは?[月光為替]

今回は米国独自の中の企業関連指標の一つ、ISM製造業業況指数についてお話ししていきます。

ISM製造業業況指数とは?

ISM製造業景況指数とは、ISM(米サプライマネジメント協会)が発表する製造業の購買・供給担当者に対する調査をもとに作成される月次報告です。

アメリカの調査会社として、経済指標のタイトルにはISMとなっていますが、Markit社が行っているユーロ圏・イギリス、中国などの製造業PMI(購買担当者指数)と共通の調査方法です。

対象企業は18業種400社以上。回答する購買・供給担当者は、生産、新規受注、雇用など10項目について前月比で上昇・変化なし・低下のいずれかを選択します。

発表時間は毎月第一営業日で、夏時間は日本時間午後11時、冬時間は日本時間午前0時発表となります。

前回までのNY連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、このISM製造業景況指数という大きな指標を予測するための前準備と思ってください。

ISM製造業業況指数との向き合い方

さて、ではどのようにこの指標と向き合っていけばよいのでしょうか。

こちらは50ポイントを分岐点に、基本的な見方としては、プラスだと、景気の先行きは明るく、マイナスだと景気減速懸念が高まっていると判断できます。

ですので、50を分岐点に、実際の数値がどのようになったかを見て、コンセンサスよりも景気の先行きが明るい方向、つまりプラスであればドル高要因、マイナスであればドル安要因と考えておけばいいでしょう。

ISM製造業業況指数をFXに活かす方法とは?

実践的な指標ベットとしての使い方は二つあります。

1.短期的なセルザファクトを利用する方法

まず一つは、短期的なセルザファクトを利用する方法。

コンセンサスと同等程度の着地だった場合も、それまでのトレンド方向であればある程度値が伸びる場合があります。

ただ、その短期的に伸びた値は、結局その情報が織り込まれるにつれ、元のレンジに戻っていく傾向にあります。

ですので、ある程度指標発表までの高値もしくは安値(指標のコンセンサス方向)に対して指標発表後ブレイクした時、そこに回帰する短期の逆張りとして利用できる可能性があります。

個人的にしっかりと検証したわけではないのですが、ある程度の傾向はみられるとは思います。ただ、そこに有意なブレイクpips数、時間、戻りのpips数、損切りなどは理論的には導けませんので、データで検証、または感覚ということになります。

ここでのデータ検証はあまり統計的には意味がない可能性が高いので、個人的にはお勧めはしません。

2.中期的なサプライズを利用する方法

むしろ、もう一つ、中期的なサプライズを利用する方法が現実的かと思われます。

それまでのトレンド、コンセンサスの方向に対し、サプライズに強かったり弱かったりの結果の場合、中期的にはトレンドが変更したりするインパクトをこの指標は持っています。

ですので、そういった場合にサプライズの方向に順張りし、それまでに築いてきたトレンドを戻すまで保有するということは、理にもかなっていますし、ある程度の期待値が望めるトレードだと考えられます。

雇用統計のように瞬間的に織り込まれるような指標でもありませんので、ある程度ご自身で結果判断してからベット出来るのも、大きな魅力かと思います。是非検証し、指標トレード戦略の一つとして役立てて頂ければと思います。

それでは次回は、個人消費関連指数に移り、個人所得・支出についてお話ししていきたいと思います。

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