RSIとボリンジャーが合体した画期的ツール
2013年から2015年までの為替相場は、日本のアベノミクスと米国の経済復活、利上げ観測がうまくマッチしたため、基本的に買い目線でのトレードで利益を出しやすい展開でした。
ですが2016年に入ってからは、皆さんもご存じのとおり、相場の流れは不透明であり、これまでのように買い一辺倒で勝てる、というわけにもいかなくなってきています。
こういった展開では、「①トレンドの発生を察知する」ことと「②トレンドの勢いを見極める」ことの2本柱が必須です。流れが不鮮明な展開だからこそ、この二つのポイントを正確に把握することで、見抜いたトレンドに乗って利益をあげることが容易になるでしょう。
そのためのツールとしてお勧めしたいのがHWBRです。これはオシレーター系の代表的指標であるRSIに、そのRSIのボリンジャーバンドをセットにしたもの。この独特の組み合わせにより、トレンド発生時に大いに活躍します
HWBRひとつで、さまざまな情報が分かる
HWBRの最も基本的な使い方は、RSIがボリンジャーバンドのミドルラインを突き抜けたタイミングを、トレンド発生とみなす考え方です。RSIがミドルラインを下から上に抜ければ上昇トレンド。上から下に抜ければ下降トレンドの発生と考えられ、それぞれ買い、売りエントリーの根拠となります。
またミドルラインとRSIの位置関係から、大局的なトレンドを判断可能です。ミドルラインは移動平均線と同じ役割なので、直近のRSIの平均値を表しています。すなわちミドルラインがRSIの50%ラインより上にあれば買い圧力が強く、下にあれば売り圧力が強いと判断できます。ひと目で分かる基準なので、トレードをする前にまず全体の流れを知るのに最適です。
またボリンジャーバンドが持つ、「トレンド発生時には上下のバンドが拡大し、トレンド収束時にはバンドが縮小する」という特性を活用した使用法もあります。RSIでもこの部分は共通しているため、上下2σ幅の拡大をトレード開始のタイミング、縮小をトレード終了のタイミングと捉えることが可能です。
20EMAと合わせトレンドを読む
HWBRに限らず、あらゆるテクニカル分析は、単独使用するより属性が違うものと併用することで、分析の精度が高まります。
今回は組み合わせのパートナーとして、EMAを選択しました。EMAとは指数平滑移動平均線のことで、単純移動平均線(SMA)と比べると、より直近の価格の影響が強くなるように設計されています。
上のチャートは、HWBRと20EMA(20日指数平滑移動平均線)を組み合わせた分析例となります。トレンドが出ている方向にEMAは傾きやすく、またローソク足がEMAに先行(上昇ならEMAより上にローソク足、下降ならEMAより下にローソク足)しやすくなるため、それとRSIのミドルライン突破をトレンド発生の契機と解釈し、新規エントリーを仕掛けます。
また上記チャートでは、下降トレンドが本格化して値動きが激しくなったA付近からHWBRのバンド幅が広がり、ローソク足の動きが小さくなってきたB付近でバンド幅が狭くなっていることも確認できるでしょう。
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※この記事は、FX攻略.com2016年4月号を転載したものです
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