セントラル短資 松田社長に独占インタビュー
FX業界をリードするセントラル短資FXの松田社長に、同社の特色、サービスの強みや、日ごろ特に心がけていることについて語っていただきました。 進化の速度がとどまることを知らないFXの世界で、私たち個人投資家がいかに生き残っていくかの重要なヒントもいただきました。
松田 邦夫(まつだ くにお)社長 プロフィール
セントラル短資FX代表取締役社長。1958年生まれ。1980年に日本銀行へ入行。フランクフルト事務所長、長崎支店長、大阪支店副支店長などを歴任。ユーロの誕生にも立ち会う。2013年6月より現職。
100年以上の歴史を持つ、金融市場にもっとも近いFX会社
編集部 松田社長は日銀に長く務められましたが、FX会社への転出は大きなチャレンジだったのではないですか。
松田 日銀での32年の間に、金融・証券市場や短資会社と向き合う仕事を何度か経験し、また日銀「外」の機関でも3度勤務して、いわば「他流試合」にも慣れていました。もちろん将来FX会社で働くことは想像していませんでしたが、4年前にご縁があって声を掛けていただいたときには、二つ返事でお受けしました。
編集部 セントラル短資FXは、FX業界でどんな立ち位置にありますか。
松田 FXは生まれて十数年の新しい商品ですが、当社は金融業界で100年以上にわたり重要な役割を果たしてきたセントラル短資グループの一員という、業界でもユニークな存在です。プロがしのぎを削る金融市場に一番近いFX会社といえるかもしれません。親会社の建物も日銀のすぐ向かいにありますしね(笑)。歴史と経験の蓄積、それにより培われた信用・信頼と技術力の高さ、人材の多様さが強みです。
セントラル短資FXが大切にしていること
編集部 セントラル短資FXが、FX会社として最も大事だと考えていることはなんでしょうか。
松田 3つの「できる」を大切にしています。1つ目は、「お客さまの声をリアルタイムで反映できる」ことです。FX取引に使われる端末などの技術は日進月歩です。それと歩調を合わせ、技術面で完璧を目指しつつ、操作性・利便性の高いサービスを不断に提供できることが大切です。
当社では、お客さまから寄せられたご要望を1週間以内に私も加わる会議で紹介してもらい、採用できるかどうか即決しています。その結果、スタンダードな裁量取引である「FXダイレクトプラス」、優れた自動売買ツールの「セントラルミラートレーダー」、市場直結型の「ウルトラFX」の3つの魅力的な取引形態を提供・拡充するに至っています。また、「プログレッシブチャート」、「Uチャート」などが持つ情報量や優れた発注機能もそうした取り組みの結晶と言えます。
2つ目は、「高いクオリティの情報を発信できる」ことです。世の中に情報が氾濫する中で、真に投資判断に役立つと思われる情報を正確かつ分かりやすく速やかにお届けすることは、当社の生命線だと思っています。海外の専門家などによる日々のレポートからシストレのコツまで、多彩で選りすぐりの情報を日々発信し、投資判断に役立てていただいています。
一方で、マーケットが不安定なときの注意喚起も大切です。昨年1月のスイスフランショックのときは、あの日に起きるとまでは予測できませんでしたが、2か月ほど前からニュースリリースでスイスフラン相場の変動リスクにご注意いただくよう促していました。ショック後はスイス中央銀行総裁の現地紙上での重要なインタビューなどをご紹介して、プロの方々からも高い評価をいただきました。
3つ目は、「信頼できる会社である」ことです。健全な投資対象としてのFXサービス提供に主眼を置く当社にとって、「長く付き合いたい」と考えていただけることが何より大切です。多くの金融機関(2016年9月現在22社)とカバー取引を行っているので、お客さまに安定的な取引レートを配信できています。相場が大きく動いた場面でもレート配信の継続に努め、高い約定率を維持していることや、取引システム・サーバーの性能が高くレートの配信スピードが速いことも高い評価を受けています。
さらに、FX専業会社で最も高い格付(注)を取得してから現在10年目です。格付会社にも当社のガバナンスや財務力を評価していただいているということだと思います。
(注)株式会社日本格付研究所の長期発行体格付でBBB(見通しは安定的、2016年8月時点)
情報の選別と自分の投資スタイルの見極めがポイント
編集部 これからFXを始めようという読者の皆さんにアドバイスをいただけますか。
松田 何よりFXの投資手段としての優位性をご認識いただきたいと思います。これほど流動性と透明性に優れ、手軽なツールで24時間取引できる金融商品はなかなか見当たりません。グローバル時代、モバイル時代に最もふさわしい投資ツールだと思います。しかも、世界中のあらゆる情報をこなしつつ形成される相場に向かい合うのは、社会人経験が豊富な方々にとっても知的に極めてチャレンジングだろうと思います。
その次のステップは、勝者となるためのコツをつかむことですね。常に好結果を出すのは簡単ではありませんが、自分が信ずるに足ると考える情報と自分に合う投資スタイルを見極めたうえで、資金と気持ちにゆとりを持って取り組むことが大事だと思います。
編集部 本日はありがとうございました。最後に、この号で創刊100号を迎えるFX攻略.comにメッセージをいただけますでしょうか。
松田 おめでとうございます。FX専門誌として手ごたえのある内容を100回も発信してこられたのは素晴らしいことだと思います。「専業として質で勝負」される姿は当社とも通じる点があるように思います。共に業界でユニークな存在であり続けながら新しいFXの歴史を作っていければと思います。
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セントラル短資FX株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第278号
加入協会: 一般社団法人 金融先物取引業協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
※この記事は、FX攻略.com2016年11月号を転載したものです
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スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
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取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
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