FX力を鍛える有名人コラム

トラリピで利益を上げるためのポイント[ゆきママ]

トラリピを上手に活用するためのテクニック&ノウハウ

今回は、あの可愛いトラのマスコットでもお馴染みの「トラリピ」を攻略して、しっかり利益を上げるためのポイントなどを解説したいと思います。この夏をシストレで乗り切っちゃいましょう!

トラリピってなぁに?

FXトレーダーやFX攻略.comの読者には、もはや説明不要でしょう! しかしながら、『トラリピって何だっけ?』といった方もいらっしゃるかと思いますので、まずは簡単に紹介から。

そもそもトラリピとは、マネースクエアが特許を取得した自動発注機能で、「トラップリピートイフダン(図1)」の略称です。これはイフダン(新規注文が約定したら、その反対売買となる決済注文を同時に出す)という注文手法を、トラップ(罠)として一定のレンジ内に複数仕掛け、決済後も何度もリピート(繰り返す)という内容で、シストレ(自動売買)の一種とされています。

【図1】トラップリピートイフダンのイメージ

たとえば、昨年2014年の「米ドル/円」相場は、1ドル=100円〜121円台で推移しており、値幅は約21円でしたから、仮に1点でとらえるトレードでは、もっとも安いところで買い、もっとも高いところで売るという理想的なトレードをしたとしても、21円の儲けにしかなりません。

ただ、為替相場は常に細かく上下しており、昨年は1日辺りの平均値幅は1円近くありました。つまり、260日を超える営業日を考えると、日々の推移を合計は200円を優に超えますから、実に10倍以上の値幅があったとすることもできるでしょう。

この日々1円近くある値動き、さらには、10倍以上あるチャンスを利用しない手はないわけですが、1日も休むことなく、毎日チャートにかじりついてトレードするのは、専業トレーダーでもなければほぼ不可能です。

【図2】トラリピ注文の一例

しかし、トラリピを利用すれば、100円で買い/101円で売る、102円で買い/103円で売る…(図2)といった複数の注文を同時に発注し、しかも、約定したあとでも何度も注文を自動で繰り返してくれますから、相場の上下を余すところなく活用することができるんですね。

まさにこれが、トラリピの特徴となっており、相場を点ではなく、面でとらえるということを実現したことで、非常に多くのユーザーから支持を集めています。

メリット・デメリットまとめ

まず、先にも書いたように、一定の値幅で売買を繰り返すシストレとなっていますので、もっとも得意としているのはレンジ相場です。ただし、右肩上がりや右肩下がりといったトレンド相場となっていたとしても、為替相場というのは常に上下に波を打つように動いていますから、とくに使えないということはないので、トラリピを仕掛けるときに神経質になる必要はありません。

【図3】らくらくトラリピ注文なら、わずか7ステップで完了

また、仕組み自体は非常にシンプルで、注文方法も図3にあるように、手軽に行うことができますから、初心者の方でも注文そのものは迷わず行うことができるでしょう。

このように、注文をしてしまえば、24時間自動で取引してくれるというシストレが簡単に利用できるというのは、トラリピの大きな魅力です。通常の裁量トレードにありがちな長時間チャートと向き合う必要性や、利益確定・損切りといった決断を常に迫られて疲弊してしまうということはありません。

では、デメリットはまったくないのかというと、そうではありません。トラリピでは、多くの注文を幅広く仕掛けることで相場の値動きをカバーするのですが、広げれば広げるほど約定しない注文も増えてしまいます。では、狭いレンジに集中的に仕掛けるとどうなるかといえば、想定したレンジを抜けてしまったときに、多額の含み損で身動きがとれなくなってしまうことがあります。

あまりに広いレンジに仕掛けすぎると、資金効率が悪くなってしまいますし、かといって、狭すぎると、最悪の場合、含み損を抱え続けて、何もできなくなってしまうといったジレンマを抱えています。ですので、トラリピは短期間に大きく稼ぐような資金効率を追求するというよりは、できるだけ自身の負担を軽減し、中長期的に利益を上げていくための取引手法であるということを覚えておきたいですね。

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リスクコントロールが一番大切

トラリピに対する理解が深まったところで、ここからはいよいよ運用における注意点や基本的なポイントについて徹底的に解説していきたいと思います。

■シミュレーション機能でリスクを可視化■

裁量でトレードしている場合、リアルタイムでポジションを把握していることや、頻繁にポジションを追加しないということもあり、相場がどうなったらどれぐらいの損失が出るかというのは非常に理解しやすいと思います。

ですが、一方で、トラリピとなると、広いレンジにたくさんの注文を仕掛けることになりますから、いざやってみたものの、どれぐらい下がったらロスカットされるのかがわかりにくいということがままあります。

【図4】日数を進めてスワップポイントのシミュレーションも可能

とくに、FXそのものに慣れていない方だとなおさらですので、そういった方は、トレード前に必ず「シミュレーション機能(図4)」を使って、取引におけるあらゆる状況を事前に確認しましょう。この機能は、トラリピを含むすべての注文をシミュレートすることが可能となっており、為替レートを自由に変動させることで、評価損益やロスカット水準をはじめ、どれぐらい為替相場が動いたらロスカットされるかも一目で確認することができます。

さらに、保有日数を経過させることで、スワップポイントがどれぐらい貯まるかもわかってしまいます。やはり、ポジションを長期間保有するトラリピでは、高スワップ通貨との相性は抜群ですから、そういったことも含めて、取引のリスクをイメージすることができるツールを使わない手はないでしょう。 戦略を立てるうえでも、ロスカットが成立するレート水準を計算しておくというのは重要になってきますから、必ず注文を発注する前に、損失額などを含めてシミュレートしておきたいですね。

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ロスカットされないことが大前提

裁量のFXでも当たり前ですが、トラリピでは、このロスカットされないということが、より重要な意味をもつことになります。というのも、トラリピでは、一定のレンジに大雑把に注文を仕掛けるといった手法ということもあり、大まかな相場観があれば、十分にほったらかしで運用することができるようになっています。

ただし、それはロスカットをされないことが大前提です。ロスカットが執行されてしまえば、強制的にポジションはすべて決済されて、損失が確定してしまいますし、注文もすべて取り消されてしまいますからね。したがって、トラリピで運用を行う際には、できるだけレバレッジを低めに抑えることが基本となっています。

1倍といったまったくレバレッジをかけないというのは無理にしても、レバレッジは高くても、3倍~4倍程度に抑えるのが望ましいとされていますので、前述したシミュレーション機能も活用しながら、注文する際のポジション量を調節しておきましょう。

それから、強制的にロスカットされる前に、自分で損切り注文を設定することも可能です。こうすることで、含み損にひたすら耐えるだけといったトレードではなく、早めに損切りを行うことで、次のチャンスに備えることができますし、資金効率も高めることもできるかもしれません。

しかしながら、これを実践するためには、ある程度、正確な相場観が求められるのはいうまでもないでしょう。下手をすると、まさに損切り貧乏になりかねませんので、自身の力量と十分相談したうえで、どのようなスタンスで臨むかを決定していきましょう。

注文を小さく、幅広く&損失方向への注文を厚めに

シミュレーションを十分に行って、レバレッジを低く抑えるような注文ができたところで、いざ実践となるわけですが、それでも不安だという方のために、ワンポイントテクニックを紹介しておきます。

トラリピは1000通貨単位の取引に対応していますから、注文時のポジション量を最低の1000通貨にし、幅広いレンジに仕掛ければ、リスクの分散につなげることができます。

また、たとえば、1ドル=120円のときに、上下均等に10円幅ずつ110~130円というレンジに買い注文を仕掛けるのではなく、損失方向に注文をスライドさせ、105~125円に仕掛けるといったことも、考えておきたいところでしょう。

いずれも資金効率的には悪化してしまい、リターンも少なくなってしまいますが、これからトラリピを始めようという方でも、簡単に実践できるリスクコントロールの戦略となっています。

やっぱりトルコリラ? 通貨ペアの選び方

トラリピにはいろいろな戦略があり、ブログや雑誌などでも紹介されていますが、なんといっても鉄板とされるのは、高スワップ通貨の買い戦略となっています。

『もう知っているよ!』という方もいるかもしれませんが、トラリピが含み損を抱えつつ、ポジションをもち続けるリスクがある以上、こういったスワップポイントでしっかりカバーするというのは、非常に大切なことだと考えています。

なので、ここではとくに、スワップポイントの高いトルコリラの魅力を中心に解説しつつ、トラリピにおける通貨ペアの選び方もお伝えしておきます。

上位を総ナメ! トルコリラの3つの魅力

実は、ゆきママもすでに「トルコリラ/円」でトラリピの運用を行っており、2カ月足らずで20%以上の利益を稼ぎ出していますが、それを裏づけるように、最新(5月分)のトラリピ・ランキング(図5)では、「トルコリラ/円」が上位を総ナメにするという衝撃的な内容が出ています。

【図5】バックテストしたトラリピ注文を利益率順にランキング化したもの。上位1~10位を「トルコリラ/円」が独占

これは、他の通貨ペアと比べて際立って高い利点が「トルコリラ/円」にあるからだと考えられますので、それを3点ほど挙げさせていただきます。まずひとつ目は、スワップポイントが非常に高いということです。いわゆる、高金利通貨ともいわれますが、FXでは、保有ポジションによって2国間の金利差額が受け取れる場合があります。

そして、トルコリラはその金利差額であるスワップポイントが極めて高く設定されており、マネースクエアでは、1万通貨単位で1日当たり82円が受け取れるようになっています。

【図6】7月15日現在。金額は1万通貨あたり

図6にあるように、他の取り扱い通貨ペアと比較しても、ダントツでスワップポイントが多いことがおわかりいただけると思います。これは、ポジションを保有しているだけで利益になりますから、仮に、相場が動かなくても、利益を狙うことができるため、含み損を抱えがちなトラリピにおいては、非常に有利なポイントといえるでしょう。

ただし、「トルコリラ/円」では、いわゆる、買いポジション(トルコリラ買い・円売り)でなければ、プラスのスワップポイントを受け取れませんので、ご注意を。

売りポジションでは、スワップポイントがマイナスとなってしまいますから、逆に日々、一定額の損失が出ることになります。次に2つ目は、レートが低いことが挙げられるでしょう。つまり、トルコリラそのものが安く、必要証拠金額が少なくて済むということです。

たとえば、「米ドル/円」をはじめとしたクロス円通貨の多くは、いずれも100円以上のレート水準となっており、「ポンド/円」に至っては200円に迫る勢いです。一方で、トルコリラは50円以下の水準で推移していることもあり、証拠金が「米ドル/円」などと比べて、3分の1~4分の1程度で済むことになります。

これは、より少ない資金でも注文を仕掛けることが可能ということです。したがって、同じ数だけ注文した「米ドル/円」などの仕掛けと比べ、同じ証拠金でも、より余裕をもった運用ができ、戦略の幅も広がりますから、非常に優位なポイントとなっています。

最後に3つ目は、ボラティリティ(変動)が高いということ。要は、レートが動きやすいということですが、この値動きがあるからこそ、FXでは為替差益を狙えることになりますので、非常に重要です。

実際に、価格差が倍以上ある「米ドル/円」と比べても、遜色ないレベルにありますから、率で考えれば、倍以上も動いていることになります。相場の波のような動きを狙っていくトラリピにおいて、まったく動かない通貨ペアの場合は、利益を狙いにくいといった面がどうしてもありますから、変動幅がしっかりあるというのは、嬉しいポイントでしょう。

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3つのポイントはすべてに通ず

3つの点をトルコリラの利点として挙げましたが、この3つは、トラリピにおける通貨ペアを選ぶ際の大きな判断材料にもなりますので、お忘れなく。

① スワップポイントによる収益性
② 証拠金の必要額の多寡
③ 変動幅の適正さ

①はもちろん高いほうが良いですし、②は少ないほうが良いとはっきりいえるでしょう。ただし、③の変動幅については、小さすぎては利益を狙いにくいですが、あまりに大きすぎると、リスクを高めることにもなりますので、これらを総合的に考えたうえで通貨ペアを選択していきましょう。

さらなる進化! せま割&決済トレールとは?

世の中には知らないと損をすることってたくさんありますよね。トラリピにも、そういったことがありますので、とくに、これからトラリピを始めようという方は、トレードの前にお読みいただければ幸いです。

■「せま割」で手数料最大80%OFF!■

意外と知られていないというか、ゆきママは知らずにトラリピを使っていて、結果として、後々存在を知り、怒りに打ち震えることになってしまったサービスを紹介しておきます。

そもそも、トラリピを始めて、最初にぶち当たる壁というのが、取引コストの高さといえるのではないでしょうか。実際に、「米ドル/円」のスプレッドは4.0銭とかなり広めの設定となっているうえに、さらに、手数料も発生してしまいます。

ここ最近は、とくに、スプレッド競争が激化し、「米ドル/円」のスプレッドが0.3銭といった会社も珍しくないですし、手数料もほとんどのところで無料となっている現実を考えれば、『ちょっと高いな』というのが正直な感想ではないでしょうか。

もちろん、トラリピは特許として認められるほど優れた自動発注機能ですから、それを利用するための手数料と思えば当然なのですが…。しかしながら、「せま割200(図7)」を利用することで、この取引手数料を最大80%まで減らすことが可能なのです!利用方法は至極簡単で、注文を発注する際に、利益確定の値幅が20ポイント(20銭)以内にするだけで、手数料が一律1ポイント(1銭)になります。

【図7】「せま割」は1万通貨単位以上にも適用されます

通常、1000の通貨のトレードでは、片道50円の手数料がかかってしまいますが、「せま割20」を利用すれば、手数料が8割引の10円となり、非常にお得にトレードをすることが可能です。

【図8】「せま割20」の適用を受けることで、狙う利益の小さいほうが手数料を差し引いた純利益で上回るという逆転現象が発生

これは本当に驚異的で、図8にあるように、「米ドル/円」で1000通貨、利益幅を25銭と設定すると、250円の利益を得るために、往復で100円も手数料が発生しますが、利益幅を20銭にすれば、「せま割」が適用されますから、200円の利益に対して20円しか手数料が発生しないことになります。

この場合だと、1回で80円しか手数料は違いませんが、1カ月に100回取引が成立したとすれば8000円、1年では9万6000円にもなりますから、非常に大きいですよね。

もちろん、この制度を利用するためだけに、トレードの方向性を見失ってしまうのでは、本末転倒ですが、狭い利益幅を狙うときには非常に強い味方となりますから、トレードする前に利益確定幅を含めて、必ず検討しておきたいところでしょう。

「決済トレール」でトレンドの波に乗れ!

これまでのトラリピでは、仮に、利益方向に相場が進んでいたとしても、想定レンジから外れてしまっていれば、すでにすべての注文が決済されてしまった状態になりますから、大きな利益というのがまったく期待できませんでした。

【図9】決済トレールでは、トレンドが一定幅で反転するまで決済価格がスライドする

ところが、この「決済トレール(図9)」を使えば、値動きに合わせて決済価格が自動調整されるので、トレンドが出た際に、利益を追求することが可能となりました。イメージとしては、図9に示された通りですが、このように、一定間隔で設けられたトリガー価格にレートが達するたびに、決済価格が自動的にスライドしていきます。

ちなみに、トリガー価格の値幅は、一部の通貨ペアを除いて原則20銭となっていますので、比較的大きなトレンド向けといえるかもしれません。何だか聞きなれない言葉も多くて、難しそうとお思いかもしれませんが、利用方法はいたって簡単で、トラリピで注文発注時に『決済トレールを設定する』という項目にチェックを入れるだけでOKです。

非常に妙味のある機能となっていることもあり、トレードする際には、ぜひとも活用したいところですが、弱点も存在しますので、それらも理解したうえで使うかどうかを考えておきましょう。

その弱点とは、トリガー価格がセットされてしまうことにより、最低でも、決済に指定した価格を20銭以上進まないと決済されませんから、相場の動きによっては、なかなか決済されないままの状態が続いてしまい、いわゆる、リピートして次の注文に移行することができず、機会損失につながってしまうことがあります。

また、最大の弱点として、決済トレールを利用すると、先ほど紹介した「せま割」の対象外となってしまうため、利益確定幅によっては大きな負担となることが考えられます。

このように、利益の極大化を狙えるという反面、短所も存在することから、使う局面というのは少し選ばなければなりません。実際に、シミュレーション機能を利用したところ、トレンド相場や、50銭以上という広めの利食い幅を設定した場合には有効でしたが、レンジ相場や、狭めにコツコツ稼ぐような場合は、決済トレールを利用せずに注文の回転を上げたほうが、収益の向上につながっていましたので、皆さまも自身の想定した相場やつくった注文をシミュレートして、最適解を見つけていただければと思います。

いかがだったでしょうか。今回は上手に利益を上げるために、トラリピとどう向き合っていくかを念頭に書かせていただきました。ぜひトラリピによって、皆さまにもたくさんの実りがあることをお祈りしています。

※この記事は、FX攻略.com2015年10月号の記事を再編集したものです

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