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FX力を鍛える有名人コラム

移動平均線を理解する その1|パラメーターの種類について[マックス岩本]

洋の東西を問わず、またプロもアマも隔てなく使用し、チャート分析には欠かすことのできない存在であるといっても過言ではない移動平均線。テクニカルの入門編として位置付けられますが、その使い方を表面的にしか把握していない人も多いのではないでしょうか? ここではテクニカルアナリストのマックス岩本さんに、移動平均線の奥深き世界を案内してもらいます。

※この記事は、FX攻略.com2016年9月号の記事を転載・再編集したものです

テクニカル界ナンバーワンの王道的指標

今号からは「移動平均線」についてお話しさせていただきます。この移動平均線はFXに限らず、トレーダーであれば一度は耳にしたこと、またチャートに表示してみたことがあるであろうポピュラーなインジケーターですよね。

しかし、見たり聞いたりしたことはあっても、人に話せるほどは理解していなかったり、具体的な活用方法となると「?」な方が少なくありません。

そこで、移動平均線の概要や基礎的な部分から、応用編そして実践に至るまでを、複数回に渡って余すことなく解説して参りたいと思います。

価格動向を可視化する!

まずはこの移動平均線の生い立ちですが、1920年頃に米国で考案されたテクニカル指標で、1960年に米国のアナリストのジョセフ・E・グランビル氏が『グランビルの投資法則』を出版したことをきっかけに、一般に知れ渡るようになりました。

考案されてから一躍有名になるまでには時間を要しているものの、長い歴史を持つ代表的なテクニカル指標であるに違いありません。移動平均線の考え方はとてもシンプルです。毎分・毎日・毎週・毎月形成される価格動向を平均化することで慣性を引き出し、トレンドの方向性を捉えようとするものです。

その上で、まずは図1を参照ください。これは二つのクラスで行ったテストの平均点で、1回目から10回目までの結果を記したものなのですが、この表をパッとご覧になって、1組(青字)と2組(赤字)のどちらの成績が伸びているかお分かりになりますでしょうか。もちろん、細かく数字を追っていけば見当がつくものと思いますが、一見しただけでは判断し難いのではないでしょうか。

推移や方向性が一目で分かる

こんなときに役立つのが移動平均線です(図2)。これは各クラスの過去5回の平均点を求めてグラフ化したものです。グラフ化することで視覚的に分かりやすくなる他、1回1回の数値の比較では見えてこなかった各クラスの成績の推移を認識できるようになります。

具体的にいえば、1組の成績は序盤こそ2組に比べて劣っていたものの、その後は大きく盛り返しているのが確認いただけますね。その一方、2組の成績は最初の頃こそ1組より成績優秀であったものの、後半にかけては大きく低下し、右肩下がりに落ち込み続けているのが確認いただけるでしょう。

このように、個々の推移では認識し難かった数値の変化を平均化し、方向性を見いだそうとしたのが移動平均線の考え方になります。

パラメーターの数値は何が良い?

今回挙げた平均点の事例では、移動平均線を作成する際に期間5を採用しましたが、移動平均線を活用する上で、この採用期間をいくつにするのかは、非常に重要なポイントとなってきます。

最も多く使われているものとして、5(短期)・25(中期)・75(中長期)・200(長期)などになります。日足でいえば、5日は1週間、25日は1か月、75日は3か月にあたり、200日はグランビル氏が提唱した値でもあることから有名で、今も多くの愛用者がいるパラメーターであるといわれています。

続いて週足では、およそ3か月間を示す13週や半年間を示す26週、また1年間を示す52週などが一般的なパラメーターになります。ちなみにこの26と52という値は、一目均衡表で採用されているパラメーターでもあるため、そういった意味でも人気のあるパラメーターになります。ぜひ覚えておいてください。

次の月足については1年間を示す12か月、2年間を示す24か月間、3年を示す36か月などのパラメーターが有名です。また、少々マニアックなものになりますが、フィボナッチ数列の一部なども欧米では人気だといわれています。

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「何を知りたいか」その観点が大切

さて、日・週・月、それぞれご紹介いたしましたが、どれをとっても普段の生活に馴染み深い普遍的な値が採用されていることにお気付きかと思います。そんな中からパラメーターを選定する際に大事なことは、どれが有効なのかということ以上に、自分自身が何を知りたいのかという観点です。

短期的な方向性を知りたいのであれば小さな値を、長期的な方向性を捉えたいのであれば大きな値を採用する。単純に思われるかもしれませんが、トレードにおいては重要であるにもかかわらず、時に見失ってしまいがちなポイントとなります。

そんなこと分かっているよ! と切り捨てるのではなく、現状採用しているパラメーターがご自身のトレードに合っているのか、またご自身が知りたいことを教えてくれる数値といえるのか、図3を基に振り返っていただき、初心に立ち返る機会になれば嬉しいです。 

※この記事は、FX攻略.com2016年9月号の記事を転載・再編集したものです

【移動平均線を理解する[マックス岩本]】
その1|パラメーターの種類について
その2|単線分析について
その3|グランビルの法則
その4|複数本分析
その5|3本線分析

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