編集部コラム

FXはこわくない!世間にはびこる誤解と偏見を解消しましょう[鹿内武蔵]

FXの誤解と偏見その1|ハイリスクで、いつかは破綻するんでしょ?

FXは、資産を根こそぎ奪われるリスクがあると、まるで恐怖の大魔王のように語られることもあります。確かに、インターネット上には、数百万、数千万円の大損を被ったという話がいくつもあります。しかし、これはマイナス面を断片的に、センセーショナルに伝えているにすぎません。実は、大損をした人たちがリスク管理という必須事項をおろそかにしたために損をしたのだ……という事情を知ったら、印象が変わるのではないでしょうか?

トレードのリスク管理は自動車のシートベルトにたとえられるもので、万が一の事故に遭っても自分を守るという、自己防衛手段です。この手段があるわけですから、大損をする可能性を限りなく低くできる、すなわちハイリスクだというのは誤解だといえます。逆にいえば、これを怠ってしまえばたちまち、手痛い事態に直面する危険度が高まります。トレーダーがリスク管理をするかどうか、それがリスクの度合いを大きく変える要素となるのです。

FXの誤解と偏見その2|本質はギャンブルなんでしょ?

為替相場は、市場に参加する人間が作り出すもので、時に明確な意志によるトレンドが発生します。決して無機質に、ランダムに動いているわけではなく、人間の意思が介在しているわけであり、これをあらゆる側面・指標から分析して適切なトレードタイミングを見定めようとするのですから、ギャンブル(不確定な事象への賭け事)と同じとはいえません。

FXには「トレンドが継続しやすい」という特性があるので、分析に基づいた取引をすることで、勝つ可能性をグンと高めることができます。決して、「為替レートが上がるか下がるかを当てる、五分五分の勝負」ではないのです。

FXの誤解と偏見その3|覚えることが多くて難しそう

FXには難解に感じるカタカナ語が多いため、未経験者や初心者が参入をためらう要因となっているようです。しかし、どんな分野においても専門用語はあるわけで、みなさんも仕事や趣味の世界でそうした言葉をもちいているでしょう。要するに、その分野と密接にしていれば専門的な言葉や概念を、自然と使いこなせるようになるものなのです。もちろん、高度な知識があるに越したことはありません。しかし、FXの本質は「相場が上がるか、下がるか」の予想であり、それはごくシンプルな理屈により成り立っています。その基礎部分をしっかり学ぶだけでも、十分に稼ぐことはできるといえます。

FXの誤解と偏見その4|一気に大金を稼げるの?

FXの世界には、10万円の元手を数億円にした等のサクセスストーリーが多くありますが、それらはごく一部の例外であると断言できます。資産を何倍、何十倍にするというのも非現実的な話で、投資の世界では機関投資家のディーラーやファンドマネージャーがしのぎを削っているわけですが、安定して年に2〜3割もの運用をすれば、スーパースターと呼ばれるほど。実際には、地道に利殖していくものなのです。

とはいえ着実な利殖を積み重ねれば複利の力が働きますから、雪だるま式に資産を増やすことも可能になります。一気に大金を稼ぐというのは無謀な話ですが、長い期間勝ち続けることにより、大金を掴むというのは現実としてあり得ることだといえます。

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