FXで利益が出せない！…という方に多いのは、利小損大に陥るパターン。勝つときは少しなのに、負けるときは大きいので、結果として資産が減ってしまうというありがちなあれです。自分にもそういう時期がありました。
利小損大は、もちろん
利益確定の幅＜損失の幅
という状態が続くことにより発生します。
その原因としてよく言われるのはメンタル。人間の心は損失が大嫌いなので、損切りの決断ができず損大になり、含み益が減少するという損失に耐えられず、浅く利食いして利小になりがちです。
これは普通の人間なら誰もが生まれ持っている防衛本能のようなものであり、一定の訓練をしない限り克服することはできません。
であれば、最初から、
利益確定の幅＜損失の幅
ではなく、
利益確定の幅＞損失の幅
という状態のトレードのみすればいいのです。そうです。OCO注文を使います。
OCO注文とは、主に持っているポジションに対して利益確定の指値注文と、損切りの逆指値注文を同時に設定できる賢いヤツです。もちろん片方が実行されれば、もう片方はキャンセルされます。
決済を金額指定で予約できる注文ですので、これを使うことで強引に損小利大の状態を固定できます。
ポジションを持つ時点で出口（決済）のストーリーは決まっているはずですから（決まってない人はイエローカードです）、新規建ての直後にOCO注文で、利益が損失より狭くない状態で決済を固定してしまいましょう。そしてここからが大切なんですが、OCOをちゃんと入れたら、もう取引画面は見てはいけません。見ても見なくても結果は変わりませんし、見るからこそ心がぶれます。
もちろん的確な相場の分析や優位性能のある手法があってこそですが、早い時点でOCO放置に慣れておくことで、損小利大に身体が順応していくはずです。少なくとも、利小損大状態には精神が耐えられなくなるでしょう。
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| スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
|---|---|
| 約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
| スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
| 取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
| 取引ツール | 提供されるPC･スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
| シストレ･自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
| サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
| 教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
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