FX力を鍛える有名人コラム

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    2014年10月30日
    FOMCの結果を受けて「米ドル/円」相場はドル高の方向へ[田代岳]
    昨日のFOMCでは予定通りQE3が終了した。 この部分に関しては予定通り。声明文に関しては二つの見方にわかれた。 労働市場に関する部分は、労働資源の著しい活用不足という表現が労働資源の活用不足が徐々に解消しているという表現に改められた。 労働市場に関する判断は大幅に上方修正されこの部分に関してはタカ派的といえる。 広範な経済に十分な基調的な強さが存在していると指摘し、最近の経済指標でいくつか弱い数字が出ていること、株価の下落などにもかかわらず、経済の基本的な動きは拡大傾向が続いているということを確認した。 ここままでは総じてタカ派的なスタンスが目立ったが、かなりの期間FFレートを0〜0.25%の目標レンジを維持することは適切であるという表現は継続され、この分に関してはハト派的なスタンス維持した。 総じてタカ派的な声明文を受けて米長期金利は上昇しドルは上昇し、「米ドル/円」も109円台を回復した。 QEの終了にもかかわらず米国株の下落は限定的で、ドル高の流れは継続するものと思われる。
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    2014年10月29日
    現役ディーラーが教える「今週の相場の攻めどころ」[国府勇太]
    はじめまして。YJFX!ディーリング部国府勇太と申します。 今日からWEB上でみなさんに1週間のマーケットの見通しをご案内させていただきます。 「マネーライフの課題解決」をモットーにわかりやすい説明を心がけますのでどうぞお付き合い下さい。 先週のおさらい 先週の相場を振り返ってみましょう。 チャートは見やすさを重視して、”平均足”というものを使っております。 これをみると一目瞭然。先週は「上げ相場」でしたね。要因は2点。 ・株高を背景にした買いが入ったほか、9月米中古住宅販売件数・9月米消費者物価指数(CPI)(22日)が予想を上回った。 ・続く23日も米企業の好決算などを手掛かりに株高と米金利上昇が進んだ。 今週の見通し 今週は「この上げ相場がどこまで続くのか?」がテーマとなります。特にポイントとなるのが、前回反発したきっかけを作った110円。 仮に110円を抜けるまで上昇した場合、もう円安が止まらないことも十分考えられます(次の目安は115円!)。 上がるか下がるか100%予測することは不可能だけど、こういう勝負所をディーラーは大事にしています。 逆に下値は…
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    2014年10月28日
    ドル高、短期的な調整相場か?[松崎美子]
    豪ドル・ユーロの動き 最近の原油価格の下落を受け、原油の産地であるロシアやカナダの通貨売りが加速してきました。しかし、資源国通貨の代表とも言えるオーストラリア・ドル(AUD) は、堅調に推移しています。 資源国といっても、AUDの場合は原油よりも鉄鉱石などの産出国であるため、単純にルーブルやカナダ・ドルと比較することには無理があるのかもしれません。 今度はヨーロッパに目を移しますと、今週日曜日に、欧州中銀(ECB)は、欧州の銀行130行に対して行ったストレステスト/AQR(資産評価審査)の結果を発表。最終的には、不合格銀行数は25行に及び、総額で250億ユーロの資金不足が発覚しました。 ただし、そのうち12行は、すでに150億ユーロ規模の不足額の調達を終了。不合格銀行のなかでも一番成績の悪かった伊Monte Dei Paschi銀行の株価は、27日(月)に20%下落した時点で取引停止となり、イタリア証券委員会は「27・28日の2日間に限定し≪同行の空売り禁止令≫を発動する」事態となりました。 しかし、肝心のユーロは、下落するどころか、米国の経済指標が予想より弱かったことなどが理由で、対…
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    2014年10月27日
    FOMCはどちらに転んでもドル上昇か[雨夜恒一郎]
    前回述べたとおり、先々週の米国株とドルの急落はいわゆるセリングクライマックスだったようだ。先週NYダウは史上最高値からの下落幅の半分以上を取り戻し、「米ドル/円」も105円台から108円台まで回復した。101円から110円までの上昇の半値押しにあたる105円で下げ止まったことで、チャート上もきれいな着地となった。 もともと今回の株式市場の急落にはこれという原因はなく(エボラショックと名づけたコメントもあったが)、テクニカル主導のポジション調整だった。米国景気は緩やかな回復過程にあり、米国企業の業績も好調だ。こうして値幅調整を終え、積み上がっていたポジションも切らされたことにより、新たな株買いの余地が発生している。 さて、今週はいよいよ米国の金融政策を決定するFOMCが開催される。政策金利(FF金利誘導目標)ゼロ〜0.25%は据え置きがほぼ確実で、今回の注目ポイントは、資産購入額を150億ドルからゼロにしてQE3を終了するかどうか、「QE終了後も“相当期間”実質ゼロ金利を継続する」というフォワードガイダンスを変更し、利上げに向けた第一歩を踏み出すかどうか、の2点と…
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    2014年10月21日
    ここからの「ユーロ/米ドル」見通し[松崎美子]
    先週のコラム記事でも指摘しましたが、今夏から加速度をつけて上昇していたドルが、ここにきて若干の軌道修正を迫られています。最近のドル高相場に対する発言内容をみますと、米政府は一貫して≪ドル高容認姿勢≫であるのに対し、先日発表された9月分FOMC議事録では、FRB理事達が最近のドル高に警戒感を示していることがわかりました。 それに加え、セントルイス連銀のブラード総裁は先週、インフレ期待値が低下してきていることを受け、「FOMC(連邦公開市場委員会)はQE策(債券購入プログラム)の終了を延期するなど検討すべきだ」という見解を発表し、マーケットは驚きの色を隠せませんでした。しかし、その後発言したフィッシャーFRB副議長や、ローゼングレン・ボストン連銀総裁は、「QEの終了は妥当」と全く正反対の発言したため、果たして来週10月28/29日に開催されるFOMCで、予定通りテーパリング終了が発表されるのかについて、不透明感が高まっています。 ユーロ実効レート 「ユーロ/米ドル」の見通しを語る前に、ユーロという通貨が、どのように変化してきたのか調べてみたいと思います。 長期的価値 1999年にユーロが誕…
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    2014年10月20日
    米国株の調整一巡で「米ドル/円」も買い場到来か[雨夜恒一郎]
    先週水曜日は、NYダウが一時460ドル安の暴落を演じ、1万6000ドル割れとなったことを受けて、「米ドル/円」も105.23円と9月8日以来の安値まで売り込まれた。 中国や欧州の景気失速懸念が強まるなか、米国9月の小売売上高が今年1月以来のマイナスとなるなど、頼みの米国景気にも減速懸念が浮上したことが背景だ。 FRBの早期の利上げ観測はほぼ一掃され、金利先物市場は利上げ開始が再来年に先送りされることを織り込み始めた。 一部では、今月のFOMCで予定されているQE終了の先送りや、「QE4」まで唱える向きも出始めた。米国10年債利回りは大幅に低下し、一時は2%を割り込んだ。 利上げ観測の後退はドルにとってはもちろん売り材料だが、株式市場にとってはサポート要因となる。債券利回りが大きく低下することで、株式の相対的な投資妙味が高まるという面もある。 金利低下に支えられ、NYダウは先週金曜日には1万6400ドル台まで反発し、一週間の下げ幅の大半を取り戻した。米国企業の業績はもともと悪くなく、景気も緩やかな回復が続く見通しであることから、割高感さえ解消されれば株式市場は上昇軌道に戻るはずだ。 NY…
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    2014年10月20日
    ポジポジ病を克服する効果的な方法[鳥居万友美]
    ポジションをもちたくなる病 私は以前、FXのトレードを1日に少なくとも30回、多いときは60回以上もしていたことがあります。忙しいなか、せっかく時間をつくってトレードしているのだから、なるべくチャンスを見つけて、数多くエントリーしようと考えていたのです。 でも、そういう心理状態でのトレードは往々にして判断が甘くなり、自分に都合の良い解釈をしがちです。自分の読みにこだわって、相場のシグナルを見逃すことも少なくありません。結果的にいろいろなチャートを見ていながら、ダマシにあうことが多くなっていました。これが「ポジションをもちたい病」、通称「ポジポジ病」です。 「買い」であれ、「売り」であれ、とにかくポジションをもっていないと気持ちが落ち着かなくなる状態です。とくに、「もっと儲けたい」「負けを早く取り返したい」という気持ちが強い場合、決済してポジションがなくなると、すぐにいろいろな通貨ペアを物色して、明確なシグナルを確認することもなく、根拠のないエントリーをしがちになります。 ポジポジ病の症状とは 次のような症状に思い当たることがひとつでもあれば、ポジポジ病の可能性があります。 1. 決済す…
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    2014年10月19日
    鳥居万友美のこの人と語り明かそう(ゲスト:のりたまさん)
    小誌でもすっかりおなじみのカリスマトレーダー鳥居万友美さん。そして、豪ドルつかいのスーパーママさんトレーダーののりたまさんが対談。FXの世界へ入るきっかけからトレードの自分史、そして、取引手法までを熱く、濃く語り合った。 2人に共通するのは、女性の感性で自分の手法を発見し、チャートに美を感じることでトレードが上達したこと。会話を楽しみながら読み進むうち、知らず知らずにトレードの勉強になってしまうのが不思議だ。 写真:右が鳥居万友美さん、左がのりたまさん 最初はキャッシュバックにひかれて 鳥居 FXを始めた時期ときっかけを教えてください。 のりたま 2009年6月です。リーマンショック後の相場回復の時期ですが、何もわからないので、とりあえず買いから始めたんです。そのころ、FX会社がキャッシュバックをやっていて、専業主婦だった私には1万円でも嬉しいので、キャッシュバック狙いで口座をつくって、初取引しました。最初はパソコン画面でちかちか光るレート表を見ながら、どこをどうすればいいかわかりませんでしたね。 鳥居 最初は「米ドル/円」からですか。 のりたま 叔母がニュージーランドに住んでいたこと…
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    2014年10月13日
    110円突破に失敗し、目先は調整深まる[雨夜恒一郎]
    先週の当コラムでは、米国雇用統計の改善で金利上昇と株高が同時進行する「いいとこ取り相場」が再開し、「米ドル/円」は110円を再び上抜けると予想した。 しかし、実際の「米ドル/円」相場は107円台半ばまで大幅に下落し、まったくの予想外の動きとなってしまった。雇用統計の上振れにもかかわらず、米国10年債利回りは2.2%台まで低下し、米国株も大幅に下落した。一体なぜこうなってしまったのか? 雇用統計のヘッドラインといえる非農業部門雇用者数と失業率は確かに予想以上に改善したが、詳細を見てみると、労働参加率が62.7%と1970年代以降最低を更新し、長期失業者の割合がなお3割を上回っているなど、質的な弱さが残っていることがわかる。 雇用が増えているものの、その多くが低賃金のパートタイマーであり、平均賃金はほとんど伸びていない。つまり金利市場は、雇用は表面上の数字ほど強くはなく、賃金インフレの懸念もないため、FRBは利上げを急ぐ必要がない、と受け取ったのだ。 この雇用統計の結果をもってしても金利が上がらないとなると、米国の金融正常化→金利上昇→ドル高というシナリオも危うくなって…
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    2014年10月6日
    米国雇用統計改善で「いいとこ取り相場」再び?[雨夜恒一郎]
    先週金曜日に発表された米9月の雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が+24.8万人と予想の+21.5万人を上回り、さえなかった前回8月分も+14.2万人から+18万人へ大幅上方修正された。また失業率は5.9%と、リーマンショック直前の2008年7月以来6年2か月ぶりに6%台を下回った。 この結果を受けて、「米ドル/円」は109.90円と再び110円の大台に接近、「ユーロ/米ドル」は1.2501ドルと2年1か月ぶりの安値を示現した。 米国の労働市場が失速を回避し、安定的増加ペースに戻ったことで、今月28・29日に開催されるFOMCでは早期利上げを含む出口戦略をめぐる議論が活発となりそうだ。「相当期間実質ゼロ金利政策を維持する」というフォワードガイダンスは、何らかの変更が加えられる可能性が高い。 米国の金融政策の正常化期待を背景に、当面はドル全面高の展開となりそうだ。ドルの広範な強さを示すドルインデックスは86.70ポイント付近まで上昇し、2010年6月以来の高値をつけている。ドルの価値の裏返しである金相場は1200ドル台を割り込み、ドルの信認が回復しつつあることを示している。 一方、…