MT4でチャートのテクニカル分析を始めよう!そのために知っておくべき基本操作

はじめに…

インストール、初期設定から基本機能までMT4の使い方簡単まとめ
使いづらい初期設定を変更!MT4を好みの環境にカスタマイズする基本操作

という記事で、MT4のインストールから自分好みの環境に設定する方法を紹介してきました。それに引き続き、これからはいよいよ実践的テクニック、すなわちMT4でチャートのテクニカル分析を行うための具体的な操作方法を解説していきます。

1. チャート分析に必須!ラインを書き入れる方法

チャート分析の基本として、水平ラインやトレンドラインを書き入れ、抵抗やトレンドを視覚化するという手段が有効です。ここでは水平線とトレンドラインを書き入れる方法を紹介します。

1-1.水平線を引く

<手順1>
水平線を引きたい場合は、ツールバーにある「―」アイコンをクリックするか、メニューバーの「挿入」→「ライン」から「水平線」を選択します。

「挿入」→「ライン」から「水平線」を選択<

<手順2>
チャート画面において、左クリックした状態でマウスをドラッグすると水平線が書かれる状態となります。配置したい水準で左クリックを離すと、そこに水平線が引かれます。

左クリックを離したところに水平線が引かれる

<補足>
なお、水平線をダブルクリックすると選択状態(線の両端に白い四角が出現)となります。そのときに右クリック→「Horizontal Lineプロパティ」を選択すると表示される画面で線の色、種類、太さを変えることができます。

左クリックを離したところに水平線が引かれる

スタイルから、線の色、線の形状(実線や破線)、線の太さを選択することができます。

左クリックを離したところに水平線が引かれる

1-2.トレンドラインを引く

<手順1>
ツールバーにある「/」アイコンをクリック、あるいはメニューバーの「挿入」→「ライン」→「トレンドライン」をクリックします。

「挿入」→「ライン」→「トレンドライン」

<手順2>
まず起点となる場所を左クリックし、そのままマウスをドラッグするとラインの角度や長さが決められる状態となります。左クリックを離すとラインが引かれます。

「左クリックで起点を決め、離すとラインが引かれる」

<補足>
デフォルトではラインが伸び続ける設定になっていますが、プロパティー画面(ラインをダブルクリック後に右クリックで出現)で「ラインを延長」のチェックを外すと、選択した範囲でのラインとなります。

「選択した範囲のラインになる」

2.テクニカル指標(インディケーター)をチャートに表示させる操作方法

チャート上にテクニカルを表示するには、メニューバーの「挿入」→「罫線分析ツール」、あるいは「Indicators」アイコンをクリックしてから、任意のものを選択します。なお、罫線分析ツール(Indicators)に表示されるツールは、MT4の環境によって若干異なる可能性があります。とはいえ、操作方法に変わりはありません。

2-1.移動平均線

<手順1>
「挿入」→「罫線分析ツール」(あるいはIndicatorsアイコン)→「トレンド」→「Moving Average」と選択します。

アイコン→「トレンド」→「Moving Average」

<手順2>
「期間」には任意の数字を入力します。設定には好みがあるといえますが、一般的には「短期線は21日、中期線は75日、長期線は200日」という組み合わせが支持されています。なお複数書き入れることが可能で、その際は「スタイル」から色を変更すると分かりやすくなります。

「期間」

<補足>
短期線、中期線、長期線を、それぞれ色を変えて表示してみました。

短期線、中期線、長期線

2-2.ボリンジャーバンド

<手順1>
「挿入」→「罫線分析ツール」(あるいはIndicatorsアイコン)→「トレンド」→「Bollinger Bands」と選択します。

Indicatorsアイコン→「トレンド」→「Bollinger Bands」

<手順2>
「期間」に表示したいミドルライン(移動平均線)の値、「偏差」には2(±2σ)あるいは3(±3σ)を入力し、スタイルから色を選びます。

「期間」「偏差」

<補足>
「期間」21、偏差「2」の設定は、このような見た目になります。2σラインの他に1σラインや3σラインを表示したい場合は、同じ操作で偏差「1」「3」を設定します。

「+2σ」「-2σ」

2-3.一目均衡表

<手順1>
「挿入」→「罫線分析ツール」(あるいはIndicatorsアイコン)→「トレンド」→「Ichimoku Kinko Hyo」と選択します。

Indicatorsアイコン→「トレンド」→「Ichimoku Kinko Hyo」

<手順2>
「パラメーター」タブにおいて転換線、基準線、先行スパンBの数値を入力し(9、26、52が一般的)、「色の設定」タブにおいて転換線、基準線、遅行スパン、雲(上昇)、雲(下降)の色や線を選びます。

転換線、基準線、先行スパン

転換線、基準線、遅行スパン、雲(上昇)、雲(下降)

<補足>
このような見た目になります。注意したいのは雲の色で、濃い色だとローソク足が見づらくなり、薄い色だと雲が見えなくなってしまいます。

転換線、基準線、遅行スパン、雲

2-4.MACD

<手順1>
「挿入」→「罫線分析ツール」(あるいはIndicatorsアイコン)→「オシレーター」→「MACD」と選択します。

Indicatorsアイコン→「オシレーター」→「MACD」

<手順2>
開発者であるジェラルド・アペルの「12、26、9」という設定がメジャーです。

「短期EMA」「長期EMA」「シグナル」

<補足>
MT4のMACDは、シグナル(赤線)とメイン(銀の縦線)で表示されます。

シグナル、メイン

2-5.RSI

<手順1>
「挿入」→「罫線分析ツール」(あるいはIndicatorsアイコン)→「オシレーター」→「Relative Strength Index」と選択します。

Indicatorsアイコン)→「オシレーター」→「Relative Strength Index」

<手順2>
パラメーターの設定期間は14日(や9日)を使うのが一般的です。

「期間」

<補足>
このような見た目になります。デフォルトでは上限が100、下限が0となり、また70と30に補助線が引かれます。

RSI「70」「30」

2-6.ストキャスティクス

<手順1>
「挿入」→「罫線分析ツール」(あるいはIndicatorsアイコン)→「オシレーター」→「Stochastic Oscillator」と選択します。

Indicatorsアイコン→「オシレーター」→「Stochastic Oscillator」

<手順2>
「%K」の期間を5、%Dを3、スローイングを3に設定するのが一般的です。

%K、%D、スローイング

<補足>
このような見た目になります。デフォルトでは上限が100、下限が0となり、また80と20に補助線が引かれます。

シグナルメイン、「80」、「20」

3.デフォルトにはないテクニカル指標を利用する方法

MT4は、拡張性に優れているというのが魅力のひとつ。ユーザーは自由にテクニカルのインディケーター等を開発、公開することができ、それらは広く共有されています。ここではMT4のインディケーターがまとめられた日本語のサイトを紹介するとともに、任意のインディケーターを自分のMT4に追加する方法を解説します。

3-1.サイトで探してダウンロードする

有志が開発、公開しているインディケーターは、国内外さまざまなサイトにまとめられています。使いたいインディケーターを見つけたら、そのファイルをダウンロードしましょう。

<検索しやすい初心者向けの日本語サイト>
コチラから⇒ メタトレーダー4 (MT4)に表示するインディケーター集

「名前順から探す」「画面表示から探す」といった、2つのインディケーターを探す方法があります。後者はサムネイルが表示されるため、視覚的に好みのものを選ぶことができます。

3-2.ダウンロードしたファイルを「templates」フォルダに入れる

ダウンロードしたインディケーターのファイルは、MT4の所定のフォルダに入れることで、はじめて利用できるようになります。

<手順1>
まずは「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。

「ファイル」→「データフォルダを開く」

<手順2>
「MQL4」フォルダを開きます。

「MQL4」

<手順3>
「Indicators」フォルダを開きます。

「Indicators」

<手順4>
このフォルダに、ダウンロードしたインディケーターを入れます。その後、MT4を再起動すると、次回起動時からそのインディケーターが利用できるようになります。

MT4を再起動

<手順5>
追加したインディケーターを使う場合は、「表示」→「ナビゲーター」から「罫線分析ツール」を開き、名前選択してチャート上にドラッグします。

左リストからドラッグ

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