塩漬け(しおづけ)とは、株やFX、不動産などで使われる言葉です。
FXでは『一度持ったポジションのレートが思惑とは反対方向に変動し、そのポジションを決済しないまま持ち続けること』を指します。
たとえば、米ドル/円を100円で買って、95円までレートが下がってしまったとしましょう。本来ならば損切りを入れておくべきところ、損を確定したくなかったり、レートが回復するだろうと思い、損切りをせずに損失が膨らんでしまった状態です。
もちろんレートは常に変動していますので、損失を取り返せることもあるでしょう。しかし、このままレートが下がり損失が増え続けた場合、ロスカットの可能性が大きくなってしまいます。
塩漬けの問題点は、損が大きくなり続けるかもしれないという点、そして決済できず資金を動かせないので、目の前にあるチャンスを逃してしまうという2点です。
何十万円、何百万円と損をしてしまっているときに、思い切って損切りの決済することは容易ではありません。ですが、もともと損切りを入れておけば、もっと浅い傷で済んだはずなのです。
塩漬けになってしまった時は、戦略を立て直すためにも一度ポジションを決済し、次からは損切りを徹底することをこころがけましょう。
また、レートが思惑と逆に動いた時にしてしまうもう一つの行動として「ナンピンとは?」も併せて読んでおきましょう。
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