つたない英語をしゃべる私ですが、ここのところ、仕事上で外国人と話す機会が何度かありました。
その結果、感じたことは、英語はもう国際共通語になっており、上手い下手にかかわらず、英語をしゃべるなり、書くことによって、世界が広がるということでした。
ある米系証券のエコノミストから聞いた話ですが、こんな話があります。
その証券会社から各国の顧客向けに、レポートを日々送られています。
驚いたことに、日本の顧客向けのみ日本語に訳されたレポートが送られ、それ以外の国々にはそのまま英語で送られているそうです。
これを聞いて、日本人の英語をはじめ外国語への拒否反応は尋常ではないと思いました。
しかし、やはり英語が苦手とされていたタイでは、ここ20~30年の間に英語教育に力を入れ、今や、ほとんどの人が英語をしゃべるようになっています。
また、EUやECBでの共通言語は英語ですから、英語が苦手とされるフランス人であるトリシェ前ECB総裁にしても、イタリア人である現在のドラギ総裁にしても、英語を使っています。
こんな状況ですから、英語の面からも、日本人は島国の中で孤立し、世界から取り残されてしまう恐れがあることを認識しておく必要があると思いました。
とくに、為替相場では、英語での情報は、日本語による情報よりも早く、無視できません。
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