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淳一FXのスキャルピング教室|最終回 資金を安全に効率良く運用しよう③

淳一FXのスキャルピング教室|最終回 資金を安全に効率良く運用しよう③

 第14回では、限られた資金で効率良く運用するための「適時適切ロット」や海外口座で人気の「倍々トレード」について解説いたしました。今回は「マーチンゲール法」などをご紹介したいと思います。

マーチンゲール法

 FXを続けていると、「マーチンゲール」という言葉を耳にした方も多いと思います。この手法は元々「50%の確率で2倍の配当があるギャンブル」で考案されたものですが、派生したさまざまな方法をFXで活用している方も多いので、ご紹介いたします。

・マーチンゲール

「連敗はいつか終わる」という大前提を基に考案された手法で、勝った場合は同じ金額(ロット)でトレード、負けた場合のみ次のトレードは2倍、それでも負けた場合は4倍、8倍、16倍、32倍、64倍…とロットを増やし続けます(表①)。たとえ連敗しても、1度勝てば初期値と同様の利益が出る仕組みです。

マーチンゲール法の表

 全て同じ損益幅の場合、単純に勝率が50%の人でも10連敗する確率は1024分の1と低く、膨大な資金があれば有効な戦略であると考えることもできます。ただし、10回目の勝負時は512倍、10万通貨での取引だと5120万通貨となり、それだけリスクを取って勝っても10万通貨分の利益にしかなりません。

 FXで連敗することは珍しい話ではなく、資金が有限である以上、続ければ高確率で破綻してしまいます。FXで使用する場合は必ず「回数」を制限し、資金管理上の最大リスク許容を超えないようにすれば一定の有効性はあります。とはいえ、「強引な救済方法」であることに変わりはなく、資金に対するリスク割合を低く設定するなど資金管理を見直してから使用するようにしましょう。

・グランマーチンゲール

 マーチンゲールの掛け金に+αする方法で、例えば+1を設定すると連続して負けた場合でも、勝ったときには回数分の利益が得られます(例:1倍、3倍、7倍、15倍、31倍…この場合5回目に勝利できれば1×5の利益が残る)。マーチンゲール以上に資金が必要となり、破綻する確率は上がりますので、使用する場合は必ず回数を制限し資金管理を見直す必要があります。

逆マーチンゲール法(パーレー法)

 マーチンゲールは「損失の回収を目的」としており、負けたときにロットを増やすのに対し、逆マーチンゲールでは勝ったときにだけ2倍、4倍、8倍、16倍、32倍、64倍…とロットを倍増させます。連勝時に多くの利益を残すために考えられた手法です。

 ただし、何連勝していても1度負けると1回目の金額と同等分まで一気にマイナスに陥ってしまいます。仮に勝率50%の人が損益幅を固定して使い続けた場合、損失時のリスクは常に等倍となるためマーチンゲールなどと比べれば破綻までの余裕はあります。

 なお、逆マーチンゲールには鉄則が存在します。それは「欲張りすぎないこと」です。連勝時に回数を制限することで破綻率が大きく変動することから、一般的に2~5回までなら有効とされています。回数が少ないほど破綻リスクは減り、50%以上の勝率と資金に対するリスク割合を低く設定することで、FXでも使える効率的な手法となります。

資金力やトレードに合わせて使い分ける

 マーチンゲールをそのままFXで使うと高確率で資金が追いつかなくなり破綻しますが、回数に制限を設けることや倍増の方法を【1倍、1倍、2倍、4倍、8倍…】と利益を追わず1回目の損失を回収するだけに留めたり、【1倍、1倍、1倍、2倍、4倍…】と2連敗時に1回分だけ回収することを目的にしたりすることで、その後のリスク拡大度が大きく変わります。

 例えば、マーチンゲールを5回までと決めた場合、通常では5回目に16倍のリスクを取る必要がありますが、連敗時に1回目の損失を受け入れることで5回目のリスクは8倍となり、低く抑えることができます。どちらの場合も5回目に連敗する確率は3.13%(勝率50%の場合)となり、2回目以降の損失を回収できる数字としては、理論上ではありますが悪くないと思います。

 また、個々のトレードでマーチンゲールを仕掛けるのではなく、ナンピンとして利用されている方もいます。相場がポジションとは逆に動いた際、任意に固定した値幅ごとにマーチンゲールを仕掛ける方法や、利益が出ているときに追い撃つ(さらにポジションを重ねる)タイミングで逆マーチンゲールを利用する強者もいます。

 資金を活用した各種手法を組み合わせたり、状況次第で使い分ける工夫をすると、より効率良く運用できると思います。

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 今号にて、「淳一のスキャルピング教室」は最終回となります。およそ一年にわたりご愛読くださり、誠にありがとうございました。少しでもトレードのお役に立てていれば、これほど嬉しいことはございません。難しい相場が続いておりますが、マイペースをモットーに共に頑張っていきましょう!

※この記事は、FX攻略.com2019年12月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。

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