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コロナ感染再拡大と株安でリスク回避強まる[雨夜恒一郎]

コロナ感染再拡大と株安でリスク回避強まる[雨夜恒一郎]

FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2020年9月28日号

先週のドル円相場は

新型コロナウイルスの感染再拡大や株安を背景に週初は下値を試す展開となり、一時104.00円と3月以来の安値へ下落。しかし104.00円にあった買いオーダーをこなすことができず跳ね返されると、その後はショートカバーで105円台へ反発した。

米国株式市場は総じて軟調だったものの、それがリスク回避のドル買いにつながり、ドルは欧州通貨や資源国通貨に対して大幅高。ドル円もジワリと押し上げられ、週末には105.70円まで上昇した。ユーロドルは1.18ドル台後半から1.1612ドルまで下落し、ドルインデックスは92.70台から94.74まで上昇と、ドル全面高の展開だった。

前回の当コラムでは「向こう3年以上もゼロ金利が続く見通しのドルを積極的に買うシナリオは描きづらく、ドルは今後も全体として低迷が続く」と予想したが、残念ながら真逆の展開となった。

株式市場とドルは負の相関

下の図は、NYダウ、ユーロドル、豪ドル、ドルインデックスの日足チャートを並べたものだ。いずれもコロナショックの3月に反転し、8月まで株高・ドル安トレンドが続いていたこと、そして9月に入ってほぼ同時にピーク(ドルインデックスはボトム)を付けたことがわかる。

NYダウ、ユーロドル、豪ドル、ドルインデックスの日足チャート

この現象を説明するとすれば、コロナの感染終息や克服を前提に進行していた米国株式市場の強気局面が終了、あるいは控えめに言って調整局面に入り、それまでリスクオンで売られていたドルが逆にリスクオフで買い戻されている、というのが最もしっくりくる。

年内には実用化されると期待されていたワクチンも決定的な朗報がなく、そうこうしているうちに欧州では感染第2波が襲来し、都市部のロックダウンの可能性も浮上している。米国でも7月に感染者数がピークを付けて終息に向かうと見られたが、ここにきて再び増加に転じている。

新型コロナウイルス感染者数(イギリス) 新型コロナウイルス感染者数(フランス) 新型コロナウイルス感染者数(アメリカ)

米国の労働市場の回復にもブレーキがかかり、景気の先行きにも暗雲が垂れ込めてきた。11月の大統領選を控えて不確実性が高まり、経済対策も与野党対立で次の一手が打てない。

今週から10月、新四半期に入るが、しばらくは株式市場の高値更新は期待できず、むしろこれまでの過度の楽観が剥落する局面が続くと見るのが賢明だろう。

今週も米国株軟調、リスク回避、ドル高、欧州通貨安、資源国通貨安を想定しておきたい。

ドル円はゆるやかに下落へ

ではドル円はどうかというと、ドルと円が安全通貨として並行して動くため、あまりトレンドが出ないというのが最も蓋然性が高いシナリオであろう。実際、米国株式市場が最高値を更新していた8月も、下落に転じた9月も、ドル円の値動きは比較的穏やかだった。

だが長い目で見ると、円のほうがドルよりわずかに安全であるというのが市場の共通認識であり、事実、ユーロ円や豪ドル円などクロスで見ると、今月に入って大幅に円高が進んでいる。

米国株軟調・リスク回避という流れが続くとすれば、ドル円は一進一退の動きを続けながらも緩やかに下落していく可能性が高い。前回高値の106.50円付近は抵抗線となり、遠からず前回安値の104.00円を試す展開になると予想する。

長い目で見ればドル円は下落が続いている

長い目で見ればドル円は下落が続いている 出所:NetDania

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