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FX力を鍛える有名人コラム

事前の市場予想を疑う勇気 ドル円目先は109.70-80円|連載135回(2021.05.14)[田嶋智太郎]

外国為替相場の行方[田嶋智太郎]

日本で唯一のFX専門誌『FX攻略.com』で130回を超える人気連載だった「これからの外国為替相場の行方」。Webでも変わらず経済アナリスト・田嶋智太郎さんに、日々動き続けている相場が今後どのように動いていくと予測しているのかを教えていただきます。

市場予想をハナから疑ってかかる勇気を持ちたい!

 少し振り返ると、ドル/円は今月7日に発表された4月の米雇用統計の結果を受けて1円ほど値を下げ、12日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて1円ほど値を戻すという、ある意味で「実にわかりやすい」値動きを見せた。よって、米雇用統計の発表前に売り仕掛けたり、米CPIの発表前に買い仕掛けたりすることで、相応の成果を上げることができたという投資家は筆者以外にも多数おられよう

 思えば、米雇用統計も米CPIも事前の市場予想自体が非常に的外れなものであった。米雇用統計については、以前から「季節調整」の影響や手厚すぎる失業保険手当てなどの特殊要因によって控えめな結果となる可能性が指摘されていた。米CPIについても、もともと非常に強い結果となることが予想されていた。ことに前年比のデータに関しては、かなりのベース効果が現れることが以前から想定されていたわけで、その結果にサプライズなどなかった。

 ここで重要なのは——


記事のつづきでプロが注目している
目先のドル円レートをチェックしよう!!

 

ABOUT ME
田嶋智太郎
たじま・ともたろう。経済アナリスト。アルフィナンツ代表取締役。1964年東京都生まれ。 慶応義塾大学卒業後、現三菱UFJ証券勤務を経て転身。主に金融・経済全般から戦略的な企業経営、ひいては個人の資産形成、資金運用まで幅広い範囲を分析・研究する。民間企業や金融機関、新聞社、自治体、各種商工団体等の主催する講演会、セミナー、研修等の講師を務め、年間の講演回数はおよそ150回前後。週刊現代「ネットトレードの掟」、イグザミナ「マネーマエストロ養成講座」など、活字メディアの連載執筆、コメント掲載多数。また、数多のWEBサイトで株式、外国為替等のコラム執筆を担当し、株式・外為ストラテジストとしても高い評価を得ている。自由国民社「現代用語の基礎知識」のホームエコノミー欄も執筆担当。テレビ(テレビ朝日「やじうまプラス」、BS朝日「サンデーオンライン」)やラジオ(毎日放送「鋭ちゃんのあさいちラジオ」)などのレギュラー出演を経て、現在は日経CNBC「マーケットラップ」、ダイワ・証券情報TV「エコノミ☆マルシェ」などのレギュラーコメンテータを務める。主なDVDは「超わかりやすい。田嶋智太郎のFX入門」「超わかりやすい。田嶋智太郎のFX実践テクニカル分析編」。主な著書は『財産見直しマニュアル』(ぱる出版)、『FXチャート「儲け」の方程式』(アルケミックス)、『なぜFXで資産リッチになれるのか?』(テクスト)など多数。最新刊は『上昇する米国経済に乗って儲ける法』(自由国民社)。
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