こんにちは。国府勇太です。
さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です。
先週の一言「小動きで思ったよりも反発はニブい」
先週を一言で表すと「小動きで思ったよりも反発はニブい」です。
1月7日(月)に108.50円でスタートしたドル円。
8日(火)には先週の高値109.087円まで上昇しました。
ただ、9日(水)には下落。一時108円割れの107.971円をつけました。
10日(木)、11日(金)にも108円が割れる場面がありましたが下ヒゲのみでしっかりは割れず、結局108.56円で週末クローズしました。
このように、一週間を通して小動きでした。
ドル円、今週の見通し
ここで、マーケットを大局的に見るため、月足(つきあし)をプロット(表示)してみましょう。
2007年から12年間を振り返ると、大きく分けて3つの動きをしています。
① 2007年〜2011年(5年間)/下落期
② 2012年〜2015年(4年間)/上昇期
③ 2016年〜/三角持ち合い期
現在は三角持ち合いという、行ったり来たりをくりかえすトレンドのない状態です。
そして、この三角持ち合いはもうしばらくは続きそうですが、今年2019年に終わりを迎えようとしています。
難しい局面ですが、チャートの動き(上昇トレンド後の保ち合いという流れ)からどちらかといえば長期的(3〜5年程度)には上昇すると考えます。
三角持ち合いが上に抜ければまずは120円が見えてきます。
ただ、短期的(数日〜2週間程度)にはまだまだ下落圧力が強い状況が続いています。
先日のフラッシュ・クラッシュや、年末からの株式市場の動きを見てみるとさらなる一波乱があってもおかしくありません。
こういった相場では無理をせず、十分注意して下さい。
では、今週もリスク管理に気をつけてトレードしていきましょう。
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