FXをこれから始めようという初心者のみなさん、実はこの日本は、FXの投資をするにあたりとても有利な条件が揃った国なのです。自信を持って勉強を始めていただければと思います。
よく値動きする時間帯が行動の時間帯と重なっている
FX取引の舞台となる為替相場は、全世界にまたがる単一の巨大なマーケットであり、オセアニア(豪州やニュージーランド)→東京→欧州→米国→オセアニア…というように、主要な市場から市場へとリレーのバトンのように受け継がれながら動き続けます。
地球儀をイメージしてみてください。地球の自転は左回り(時計と逆回転)なので、まずオセアニアから朝を迎え、東京、欧州、米国の順に1日が始まります。為替相場もこの順番で、メインとなる市場がオープンし、取引が活発になっていくのです。
私たちが生活する日本が夕方になるころ、欧州は朝を迎え、日本の夜が深まるころには米国が朝になります。各国の為替相場は、密接な関係がある株式市場がオープンする午前中によく動きます。つまり、ほとんどの日本人が活動する午前~夜の生活時間帯は、世界の主要な3大市場である、東京、欧州、米国すべてと重なっているのです。これはとても有利な条件で、特別にFXのために生活リズムを変えなくても、メインの市場にはすべて参加できます。
日本に暮らしていると当たり前のことと感じますが、海外だとそうもいかないケースがあります。たとえば米国の西海岸出身のトレーダーが、朝からトレードを始めるために、西海岸より先に朝になる東海岸に移住したという話を実際に聞いたことがあります。
FXは時間帯によって値動きが変わり、通用する考え方や手法もちがってきますから、すべての時間帯に参加する必要はありません。ですが、すべての時間帯を選択肢に入れられることは、他の地域のトレーダーとくらべ、やはり有利であると言えます。
日本のFX会社のサービスは世界最高水準
GMOクリック証券やDMM.com証券の取引量は、数年前から世界一を争うまでに増えています。投資や相場といえば欧米が本場であるというイメージを持つ方も多いですが、少なくとも個人投資家に限れば、実は日本は世界一の為替先進国なのです。その大きな要因となっているのが、FX会社各社の積極的なサービス競争です。
まずなんといっても、取引手数料の安さがあげられます。これは海外のFX会社のスペックを確認すれば一目瞭然ですが、多くの日本のFX会社が採用している米ドル/円の0.3pipsというスプレッドは、ズバ抜けた低コストであることがわかります。主要通貨ペア各種のスプレッドがここまで狭いのは、日本のFX会社だけです。
また取引ツールの使いやすさやデザインの良さも、日本のFX会社が世界をリードしていると言えます。
まとめ
相場の全時間帯に無理なく参加でき、取引の環境も高水準の日本にいるみなさんは、他の国々の人たちとくらべ、有利な環境でFXに参加できます。自信を持って、積極的にFXの取引にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(FX攻略.com WEB編集長 鹿内武蔵)
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |