ある事業説明会で鉱夫(マイニング)人生が始まる
2017年9月13日、東京は渋谷で開催された、GMOインターネットさんによる、仮想通貨のマイニング事業説明会にご招待いただいたのが全ての発端です。
説明会では、仮想通貨のマイニング事業に本格参入するため、北欧に巨大な工場を建設。また一般トレーダーでもマイニングに参加できるよう、クラウドマイニングを構築。そして、ここからが重要なのですが、工場で使っている物と同性能のマイニングボードを一般販売する、と。
この当時の私は、仮想通貨に関する知識はかなり浅はかで、マイニングという概念があることは辛うじて知っていたものの、専用のゴツいマシンでプロの集団がゴリゴリ採掘しているものと思っていたんですね。ところが、GMOさんがいうには、一般のパソコンでもマイニングできるということじゃないですか。
この日をきっかけに、僕の頭の中は、仮想通貨のマイニングでいっぱいになりました。
最終的には専用マシンへ
いろいろ調べて分かったのですが、ビットコインのマイニングはASICという専用の機材がないとお話になりませんが、他の仮想通貨の中には、家庭用のパソコンでもマイニングができるものがたくさんあります。
その際には、パソコンを動かすための脳みそともいえるCPUではなく、GPUというゲームなどをするためのグラフィック描画機能での採掘が効率的です。
ただし一般的なパソコンには、GPUは1枚か2枚しか接続できません。ですので、本格的にマイニングをするガチ勢は、GPUをたくさん挿せるマザーボード(メイン基板)を用意して、そのためのパソコンを自作しています。
そういったマイニング専用機を、マイニングリグと呼び、ケースには入れずメタルラックなどの枠に直接各パーツを置いて、放熱性を確保することが主流です。つまりむき出しのパソコンですね。
このような感じで、徹底的に情報収集して自作したのが、写真のマイニングリグというわけです。次回は、初めてのマイニングについて語ります。
初公開! 現在稼働中のマイニングリグ
2017年12月現在、鹿内家の片隅で部屋を暖めながら稼働している、現役マイニングリグです。配線がグチャグチャですみません。上の段からぶら下がっているのがGPU、その下には基板が置かれています。
仮装通貨採掘用語集 【マイニング】
ビットコインなど仮想通貨では、ブロックチェーンという方式で、過去から現在に至るまでの全ての取引を、参加者で共有しながら記録しています。記録内容が正しいかどうかが多くの参加者の計算によって検証され、一番早く計算を正解させた人が報酬を得ます。この報酬を目的にパソコンを稼働させることを、鉱石を掘る作業に見立ててマイニング(mining=採掘)と呼びます。
※この記事は、FX攻略.com2018年2月号の記事を転載・再編集したものです
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GMOコイン
FXトレーダーなら誰もがご存知のFX会社、GMOクリック証券。GMOコインは、そこと同じGMOインターネット(東証一部上場)グループですから、初めての仮想通貨用の口座として安心感があります(取引ツールがFXネオのものと似ている点も嬉しいところ)。またここは、仮想通貨の現物売買取引だけでなく、レバレッジを効かせた仮想通貨FX(取扱通貨ペアは、ビットコイン/円。2017年12月21日時点)も可能です。
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