トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
米国10年債利回りはこれまで心理的な節目として意識されていた3%を2014年1月ぶりに突破しました。ドル円も10年債と歩調を合わせるように一時109.20円まで上昇する展開となっています。はたしてこの上昇トレンドは本物なのでしょうか。
このトレンドは本物か
ドル円は米通商政策を背景に下値攻めが続いておりましたが、通商政策に新たな展開がないほか、シリアや、日米首脳会談というリスクイベントをこなした事でマーケットは良好な米ファンダメンタルに回帰しています。結果ショートポジションのロスカットも巻き込んで109円の水準まで上昇しているのが現状です。
短期的には買われすぎの印象もあり、溜まっていたショートポジションも一巡したことでここからの値動きが勝負となります。
ポイントは米国10年債利回りです。3%台をしっかりと根固めできるようであればドル円上昇燃料となります。株価を押し下げる側面もありますが、マーケットは買い材料としてとらえるとみています。もし3%台を示現できるようであればトランプ政権がドル高を嫌がって口先介入しても瞬間的に下押しするのがやっとではないでしょうか。
今週金曜日には米GDPの速報値の発表が予定されています。現在のコンセンサスは2.0%。この数字との乖離があれば米国10年債利回りも反応するため、今後のドル円を占う意味でも注目度の高い指標となります。
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ユーロに暗雲!ダウンサイドに警戒を
今週はECB理事会、日銀金融政策決定会合と日欧の金融政策の発表が行われる予定です。いずれも今回の会合では大きな変更は予想されていません。まず日銀ですが、直近の消費者物価指数が伸び悩んでおり、出口戦略に関しての手がかりはありません。黒田総裁の会見もいつも通りになり、マーケットの反応は薄いとみています。
一方、ECB理事会は9月末が期限の資産購入の行方に注目が集まります。ドラギ総裁の記者会見の内容に一喜一憂する不安定な値動きとなるでしょう。先日ビルロワドガロー仏中銀総裁が「保護主義、為替相場、市場のボラティリティなどがインフレ抑制につながった場合、ECBは政策スタンスの正常化の軌道修正を迫られる可能性がある」と発言しており、ダウンサイドが気になります。また、直近で悪化する欧州経済指標もネガティブな材料です。テクニカル面でもユーロドルは75日移動平均線を明確に下回り、レンジ下限まで推移しています。下方にブレイクするようであれば1.20台も意識されるでしょう。
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