FX力を鍛える有名人コラム

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    2014年6月17日
    エントリーと決済のコツは、相場の動きそのものについていく[Mayuhime]
    「エントリーと決済のコツ」というと、MAがどうなったら買い、こうなったら売りとか、インジケーターがここまで来たら利確、こういうかたちになったら損切り……といった話を期待する人が多いかもしれません。これらはざっくり分類すると「手法」とか「ロジック」と呼ばれているもので、世の中には数え切れないくらい多くの手法、ロジックが存在しています。 一方で、私のFXトレードスタイルは、インジケータ等に頼ったものではなく、相場の動きそのものについていくという方法(考え方)です。手法やロジックを期待している人にとっては肩透かしかもしれませんが、ベースとなる考え方は、どんな手法やロジックにも共通するし応用可能なもので、言い換えればトレードの基本となる考え方です。いろいろな手法を試してもなかなかうまくいかないという人は、この基本、基本的な考え方の部分が抜け落ちているかもしれないので、今一度確認してみてください。 大きな時間足で相場の方向を確認 まず私は、日足や4時間足などの大きな時間足で、相場の方向を確認します。難しく考える必要はありません。今、相場は上に向かっているのか、下に向かっているのか、横ばいなのか。…
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    2014年6月17日
    指標発表トレードのエントリーのコツ・決済のタイミング[えつこ]
    トレードしている方のなかには、指標発表のときだけトレードするというスタンスの方がいらっしゃいます。相場の動きの根拠である、「どういう理由でどちらに動くのか」をしっかりと把握できるトレード手法ですので、今回は、指標発表のときのエントリーのコツ・決済のタイミングについて説明させていただきたいと思います。 指標発表トレードの対象となる指標 指標発表の内容によっては、大きく動く指標と動きがない指標があります。「動く指標か、動かない指標か」その違いをまず最初に確認しなければいけません。指標発表トレードがしやすい指標は、製造業PMI、消費者物価指数、小売売上高、サービス業PMI、四半期GDP、アメリカの雇用統計以外の国の失業率発表や新規失業保険申請件数等です。基本的には、数字が予想より高ければポジティブと判断し、指標を発表した国の通貨が買われる傾向にあります。 そして、逆に、数字が予想より低ければネガティブと判断し、指標を発表した国の通貨が売られる傾向にあります。ですが、失業率や、新規失業保険申請件数等は、数字が前回よりも低いと、失業者が減った(雇用者が増えた)とうことになりますので、市場はポジテ…
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    2014年6月16日
    歴史的な低ボラティリティを背景に高金利通貨が優位に[雨夜恒一郎]
    「米ドル/円」相場は膠着感が一段と強まってきた。 今年も約半分が過ぎたが、1月上旬に105円台、4月上旬に104円台をつけた以外はほぼ101-103円台で推移しており、とくに、ここ2カ月は102円前後の狭いレンジでほとんど動かない状況が続いている。 先週オプションのボラティリティ(予想変動率)は1カ月物で5%台前半と過去最低を更新した。 あらゆる情報がネットを通じて瞬時に拡散する現代の市場において、情報の非対称性というものは存在しない。 どんな大ニュースや突発的な事案が出ても、市場はあっという間に消化してしまう。サプライズや不安感がなければ、相場はなかなか大きく動かない。情報が加速度的に増え続けるなか、こうした傾向はもはや構造的といえる。 チャートリーディングの技術も広く共有され、多くの参加者が同じポイントを注目する結果、売買サインも往々にしてダマシとなってしまう。 レンジブレイクに乗ろうとしたポジションが損失となって巻き戻される結果、相場はまた元のレンジに戻ることとなる。 シグナルによる売買で利益を上げることも困難だろう。動かない相場を嫌気して参加者が減り、一段と動意が乏しくなるとい…
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    2014年6月11日
    マイナス金利の弊害[松崎美子]
    欧州中央銀行(ECB)は6月の金融政策理事会で、主要国の中央銀行としては初めて、マイナス金利の導入に踏み切りました。 ECBの決定内容 1.政策金利カット ・限界貸出金利 0.75% ⇒ 0.4% ・レフィ金利 0.25% ⇒ 0.15% ・デポジット金利 0% ⇒ −0.1% この決定により、コリドー幅(限界貸出金利−デポジット金利の差)が縮小し、EONIA (ユーロ圏無担保翌日物平均金利) の上限も低くなり、ますます市場金利の安定が意図される結果となった。 データ: ECB・EBFそれぞれのホームページ 2.条件付きLTRO(TLTRO)の導入 4,000億ユーロの流動性供給に繋がる。 3.SMP不胎化の停止 1,645億ユーロの流動性供給に繋がる。 4.固定金利オペの延長 5.QE導入に向けた準備 ユーロ周縁国の長期金利、大幅に低下 ECBがマイナス金利導入を発表した瞬間こそ、ユーロは少し売られたものの、1.35台を割ることなく、一気に1.37台目前まで約200ポイント値を戻しました。主要国初のマイナス金利導入はマーケットに100%織り込み済みであったため、最後の砦である【量的緩…
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    2014年6月9日
    ECBがマイナス金利導入で材料出尽くし!ユーロ反発へ[雨夜恒一郎]
    先週木曜日、ECBはかねて予告していた通り、金融緩和のパッケージを発表。中心となる政策金利を0.25%から0.15%へ引き下げ、下限金利となる中銀預金金利をゼロからマイナス0.1%へ引き下げた。 政策金利は過去最低を更新。また、マイナス金利の導入は主要国の中銀で初めての試みだ。 利下げ以外では、証券市場プログラム(SMP)の不胎化終了、4000億ユーロ規模の新LTRO計画、そして将来のABS購入準備といった措置が発表された。 事前に予想されていた方策のほぼすべてが盛り込まれたといってよく、会見に臨んだドラギ総裁は達成感からか晴れやかな笑顔を浮かべていた。 しかし市場は、金融緩和策発表直後こそユーロ売りで反応したものの、その後は徐々に買い戻しが強まり、結局発表前の水準を上回った。 先週の当コラムで述べたとおり、典型的な「Sell on rumor, buy on fact」の反応となったのだ。 前回5月8日のECB理事会で、ドラギ総裁が次回の追加緩和を事実上予告して以来1カ月、市場はそれを先取りするかたちでユーロを売り込んできた。そして、ECBが発表した一連の緩和策はおおむね事前に予想さ…
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    2014年6月5日
    金利の利下げで「ユーロ/米ドル」の行方に注目[田代岳]
    本日のECB理事会では追加緩和が予想されている。 5月8日のECB理事会で6月の理事会での追加緩和を示唆して以来、「ユーロ/米ドル」は1.39台から1.36割れまで下落したが、ここ2週間ほどは1.36をはさんだ狭いレンジでの取引となっている。 いくつかの政策が予想されるが、主要金利のリファイナンス金利を0.25%から0.1%への利下げはすでに市場に織り込まれてしまった可能性がある。 また、1.3550、1.3600、1.3650に今日明日を期日とした大き目のオプションのストライク(権利行使価格)が集中しており、このオプションにからむ売買がレンジ相場をさらに膠着させる原因にもなっている。 リファイナンス金利の利下げに加え、銀行のECBへの預け入れ金利である預金金利を0%から-0.1%にするマイナス金利の採用やファードガイダンスの強化などのあわせ技が出てくる場合は、「ユーロ/米ドル」は1.35を割れてさらに下落する可能性もある。 また、ドラギECBの記者会見でさらなる追加緩和を示唆するかどうかなども注目材料になろう。
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    2014年6月2日
    ECBの追加緩和で材料出尽くしの可能性も?![雨夜恒一郎]
    先週は、ECBの金融緩和観測を手掛かりにユーロの下落余地を試す動きとなり、「ユーロ/ドル」は1.3586ドル、「ユーロ/円」も137.98円と2月以来の安値を示現した。 メルシュECB専務理事は「金利だけでなく様々な手段を組み合わせる可能性」と発言。今週木曜日のECB理事会では、マイナス金利や量的緩和など非伝統的政策を含む複数の金融緩和策がパッケージとして発表される可能性が高い。 では、今週もユーロに対して弱気スタンスを継続するべきだろうか?筆者の考えはノーだ。 ユーロが1.40ドルを目指す上昇局面から一転して下落に転じたのは、いうまでもなく前回5月8日のECB理事会がきっかけだ。 この日の会見でドラギ総裁は、次回会合での追加緩和を「違和感がない」とし、事実上「予告」した。しかし、それから一か月間、市場は追加緩和を先取りする形でユーロを売り続けてきた。 「Sell on rumor, buy on fact」(噂で買って事実で売る)の相場経験則に従うならば、追加緩和発表とともに材料出尽くしとなる可能性も想定せねばならない。 もちろん、追加緩和の内容次第であることは間違いない。しかし、E…
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    2014年5月26日
    豪ドルは中規模の調整局面へ[雨夜恒一郎]
    先週は豪ドルが軟調な動きとなった。 5月13日にホッキー豪財務相が提出した2014/15年予算案に、幅広い財政緊縮が盛り込まれたことを受けて、景気の先行き不安が強まり、豪準備銀行の金融引き締めへの転換が先送りになるとの見方が浮上してきたことが原因だ。 先週公表された豪準備銀行の議事録も、「輸出の伸び鈍化や鉱業投資の落ち込み、財政再建計画により、向こう数四半期は経済全般の成長がトレンドを下回る可能性が高い」など予想以上にハト派的トーンだった。 市場では利上げは来年に先送りとの見方が強まっており、景気動向によっては追加緩和もあり得るとの観測も浮上してきた。 一方、ドル安を牽引してきた米国債利回りの低下はひとまず一服となり、来週発表の米国雇用統計まで米国金利とドルは小康状態となる可能性が高い。 また日本では、先週行われた日銀金融政策決定会合の声明で、異次元緩和を導入してから明記し続けてきた「15年近く続いたデフレ」との文言がいきなり削除された。 黒田総裁の会見も「金融緩和は所期の効果を発揮。景気は基調的には緩やかな回復を継続」など楽観的だった。 海外勢が抱いていた「7月の日銀展望レポート中間…
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    2014年5月19日
    米国長期金利は新たな低下局面に突入か[雨夜恒一郎]
    先週の「米ドル/円」相場は、米国債利回りの急低下を受けて一時約2か月ぶりの安値となる101.32円まで下落した。 米国10年債利回りは一時2.49%と昨年10月以来の水準へ低下。30年債利回りも3.30%付近と昨年6月以来の低水準となった。 米国景気は順調に回復しており、先週発表された景気指標も、生産者物価指数、消費者物価指数が上昇し、新規失業保険申請件数が30万人を下回るなど堅調なものが多かった。 FRBが粛々とQE(債券の買い入れ)縮小を進めていることもあり、本来なら金利は上昇してもおかしくなかった。 しかし、大方の予想に反して金利上昇は起こらず、10年債利回りは逆に3か月以上続いていた2.6〜2.8%のレンジを下抜けてきた。 参加者は長期債ショートのポジションの損切りを余儀なくされ、ヘッジファンドの解約45日ルールとも相まって金利は大きく低下した。 予想外の事態となった時には相場は大きく動く。米国長期金利の低下は当面続く公算が大きいと見るべきだろう。 では、米国景気が回復し、FRBがQEを縮小しているにもかかわらず、金利が上昇しないのはなぜなのか。 それは、FRBの実質ゼロ金利政…
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    2014年5月12日
    米国景気指標に注目!雇用統計の「後遺症」から立ち直れるか[雨夜恒一郎]
    先週の「米ドル/円」相場は、米国雇用統計の「後遺症」で軟調に推移し、一時101.43円と3週間ぶりの安値へ下落した。 なにせ、あれだけの好結果(非農業部門雇用者数+28.8万人、失業率6.3%)にもかかわらず、米国金利もドルも上がらなかったのだから、参加者の失望感は小さくない。 しかも、イエレンFRB議長は先週の講演で、「労働市場の状況は改善が続いたが満足にはほど遠い」と断言し、超金融緩和政策の正当性を切々と訴えた。 ゼロ金利解除の観測ははるかかなたに吹き飛ばされ、最初の利上げは再来年以降との見方すら浮上した。 ドル上昇の道は閉ざされたと悲観した向きも少なくないだろう。 確かに米国雇用統計の詳細を見ると、長期失業者の割合が異常に高く、非自発的パートタイマーが増えた結果、賃金が伸びていないなど、見かけより質が良くないことは確かだ。 労働参加率は1978年以来の歴史的低水準にあり、働き盛りの世代にもかかわらず就労をあきらめた人が多いことを示している。 失業率はすでに旧ガイダンスの6.5%を下回ったが、こうした事情を勘案すると、実質的に8%台で高止まりしているとの見方もある。 雇用に強い思い…