それでは、今回から具体的な経済指標についてのお話しをしていきたいと思います。
といっても、経済指標を細かく一つ一つみていくのは、膨大にありますし、あまり意味もありません。
大抵の経済指標は、特別なものを除いて、その名前ごとにグループ分け出来ます。
そのグループ内での個々の指標は、その時々によって勿論注目度は異なりますので一概にそのボラティリティや方向を決めることは不可能です。
ですが、グループ内の指標の意味が理解できれば、その数字がどういう意味を持つのかが分かりますので、すんなりと自分のシナリオ分析に従ってトレードの一助にしていくことができます。
ですので、まずは指標をグルーピングし、そのグループ内に対して細かく解説を入れていくという形にすることで、系統だって学習していって頂きたいと思います。
経済指標を2つにグルーピング
ということで、まずはグルーピングです。グループとしては、まず、各国の共通指標と、米国独自の指標に分けて考えていきます。
さらに、米国独自の指標のなかで、
- 労働・雇用関連
- 企業関連
- 個人消費関連
- 住宅関連
と、細かくグルーピングして解説していきます。
例えば、有名な雇用統計は、米国独自の、1.労働・雇用関連のグループに帰属することとなります。
基本的には、解説の流れとして、
- その指標の持つ意味。基本的なファンダメンタルズにおける知識の解説
- コンセンサスや前回数値に対してどのような数値がでれば、どのようなインプリケーションを得ることができるのか
- (もしあれば)チャートを用いた指標とマーケットの実践的な考え方
というものを考えております。
3.は全ての指標でできるわけではないので、基本的に毎回行う解説は、1.と2.です。
多分この1年をしっかり使っていっての解説になるかと思いますが、しっかりとついてきていただければ、とりあえずファンダメンタルズ分析で、ある程度は語れるレベルになるかなと思います。頑張ってください!
次回はPPIを解説
では、次回は第一弾。
各国共通の経済指標の中から、PPI(生産者物価指数)を取り上げて、解説をしていきたいと思います。
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